「音みる(音のみるふぃ~ゆ)」ブログ...♪

100名を超える音楽教室「音のみるふぃ~ゆ」のレッスンノート。また3人娘の子育て日記。

憧れ。

2006年07月23日 | ある日のレッスン風景
 ショパンのバラードの中では、4番が好き。最初の7小節は、うっかりすると泣けてしまうほど胸にぐっとくる。
…と思えるようになったのはつい最近のことで、学生の頃は、ショパンの哀愁漂う、というか感傷的なメロディや、音の運び方が苦手だった。
好きだったのはプロコフィエフなどのロシアもの、近現代。
私自身、ウェットな性格というよりドライだったの、です。

子供を持って、好みも変わった。相変わらず、上手には弾けないんだけれど。で、やっぱり、私の性格とショパンとはかけ離れてるな…とも思うんだけど、家でこっそり弾いて楽しんでいます。。

生徒さんたちには、大人になった時、そんな風に楽しんでもらえたらいいなぁ、と
思います。歳を重ねたほうが、きっとクラシックの良さはわかると思う。

大人の生徒さんたちの多くは、小さい頃習っていて、ある一時期、ピアノと離れてて、ようやく余裕ができて習いに来ている、という方達だ。小さい頃にやっていた、という経験は、たとえ弾いていない時期があっても、指の感覚、譜の捉え方、を確実に思い出す。そして、今度こそ、憧れのあの曲をマスターしよう、という意気込みが感じられて、頼もしい。

 お教室の皆さん、すっきりしない夏休みだけど、普段は弾けないような曲、思う存分トライしてくださいね。そして、ぜひレッスンに持ってきて聴かせてね。

 
コメント
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