「音みる(音のみるふぃ~ゆ)」ブログ...♪

100名を超える音楽教室「音のみるふぃ~ゆ」のレッスンノート。また3人娘の子育て日記。

年の初めに思うこと。

2013年01月08日 | 日記
 今年も早々と10日経ちました。。ありゃ。いつの間に。

そのくらいのペースで、時間が過ぎていく…。

さて、今年はリトミックの勉強を始めて10年…という節目の年です。

「リトミック?何それ?親子体操でしょう?」と思っていた私が
(これ、ホントです。
リトミックの真髄を教えてくださった先生方がこれを聞いたら、呆れられちゃんだろうな~)
こんな風にリトミックを指導することになっているなんて、10年前の私が知ったら
のけぞって驚くだろうなぁ(笑)。

私は、その昔、非常に「短絡的な母」でした。

娘が合唱に行ってはいるけれど、楽しそうじゃない=やめてしまえ。
次女がお教室でまったく先生の話を聞いていない=通わせている意味がない。
…といった風に。

でも、ちゃんと辛抱強くお子さんと向き合っているお母さんたちは、違うんです。
子どもはいろんな時がありますから。

この教育はきっといいと「信念」を持って通ってくださるお母様たちの「姿勢」を見てきました。

長く通っていただいている生徒さんたちは本当に、すくすくと、
しかもオリジナルな感じで、大きく成長されている。

それを目の当たりにしているこの10年。
(だから、私は実はたくさんのお母さんから教えてもらってるのかな、と思います。)


こちらで神原先生がおっしゃっている事が
10年経ってみると本当にその通りだと、よくわかるのです。

ピアノのテクニックは、音楽をどう表現したいのかという思いがあってこそ役にたつのです。


私はこの一文に、大きくうなずいてしまいました。

間違えてないんだからいいじゃないか、ではないんだぞー
と言っても伝わらない。

様々な音楽を聴いて、動いて(要するにリトミック)、自己実現能力を磨くから
「伝えたい思い」が生まれて初めて「音」にしたい、と気づく、ということ。
(それは、ピアノの前に座っているだけでは見つけられない。)

生徒さんたちは、今、自分の事を、自分が伝えたいその想いを「知る」その過程にいます。
私もまだその過程にいます。

それがピアノを弾きながらぴたりとわかった時に、その一瞬がものすごい幸福に包まれる、
という経験があるので、私はピアノを弾くんだと思います。

私にとってはその方法が「音楽だった」ということ。

いやー、でも難しい事言ってるのかなぁ。
私、習いたての時はよくわかりませんでしたから。はっはっは。

リトミックを学んで、それをベースにピアノを指導してきて…、10年経った今は
私は、生徒さんの一人ひとりの中にあるすばらしいもの、に気づいてもらうために、私は指導したい、
と、はっきりと思っているのです。


そんな訳で私はこの1年、また新しいチャレンジを考えています。
実行できたらいいな、できるかな?
どうだろう。。








コメント
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