「音みる(音のみるふぃ~ゆ)」ブログ...♪

100名を超える音楽教室「音のみるふぃ~ゆ」のレッスンノート。また3人娘の子育て日記。

私の足跡...教える始まり#1

2024年12月19日 | 私の足跡…
来年、20周年を迎える音のみるふぃ〜ゆ、
そして、仙田ミュージックスクールとしては、27周年目に入ります。

振り返りを、あえてしようとするなら、まさに今でしょう!
・・・と思って、重い腰を上げております。

そうです。そもそも、私、仙田麗子は、なんでピアノの先生してるの?
ってところまで掘り下げましょう。

人に何か教えるなんて、そんな大それたこと、できるわけがないと思っていた学生時代。

私は、音楽大学のピアノ科を出ているが、コンクールも常連ではなく、どちらかと言うと、音楽大学でも変わりもの。
通っていた音楽教室でも、私はピアノよりも、人間観察が好きという人間であったから、
隙あらば、練習室を抜け出して、こっそり、人の練習風景を覗きに行くような不真面目な中学生でした。

高らかに響く、トランペットに、コントラバスの低く唸る音。
発狂しているような!歌声、そして発声練習。

練習室の棟の階段脇には、必ずベンチがあって、そこに座っていれば
そんなふうに、音階だの、度々繰り返されるフレーズだのが聞こえてくる。

うまく弾けない箇所を何度も繰り返している。

あぁ…こんなふうに練習するんだなぁって、ずいぶん粘り強くやるなぁ

一心不乱に練習してるのをじっと聞いてると、あ、できるようになってきてる?

とか、先週も弾いてたな、同じ人かな?とか、わかってくるものである。

私は、「お前こそ練習しろよ」と誰にも突っ込まれないので😆
練習してる方々の熱量に感心したりしながら、
自分はそこにボケっと座っていた。。

そんな私だから、卒業すると、先生にはならずに、営業職に就いたのでした。

アルバイト時代から培った営業力、人と関わる事が好き。
(その時間を全て楽器練習に費やしたら、私は多分今頃、ピアニストになっていたかもね笑。)

相手が何を欲しているのか?
お客様の思いを汲む、ということに余念がなかった。

だって、相手の意図と私が提示したものがピッタンコだと、ものすごい有り難がられ、
たくさんの方から感謝される。楽しいのだ。
売り上げトップになれば、会社からも喜んでもらえて、充実した毎日でした。

でもね、、私、やり残したことがある気がする、、

それまで、音楽教室から大学まで同じ場所に、10年も通っていた私が、毎週のレッスンもなくなって
ひたすら売り上げの数字とにらめっこしているそんな毎日に、ん???違和感。。

大学時代の友人達は、どんどん難しいコンクールにチャレンジしている。
私はそこまでピアノに没頭できないから、そういうのは受ける気にはならないんだけど、
このまま、ここに居ていいのかなぁ、なんだか、しっくりこないなぁ。。。


ちゃんとピアノ、弾かなきゃね。。

そんな矢先に、ある方との出会いがありました。
楽器を買いにいらしたお客様でしたが、その方から
「来週から家に来ていただけます?この子の先生としてピアノ教えて欲しいです。」
と、突然オファーが来たのです。

えっ!!
私、教えたことないんですけど〜と慌てる私。

どうやら、娘さんがピアノを触っていて、私がその子とピアノを交えて会話をしていたのを聞いたらしい。

驚きを隠せなかったけれども、嬉しくて、妙に張り切ったことも覚えています。

まず、私の何を見てそう思ってくれたんだろう?
気に入ってくださったのならやってみようか。
ドキドキしながら、その方のお家に向かいました。

そんなわけで、突然に始まったピアノ指導の日々。
そこから、なぜか1年もしないうちに、
私は30人以上もの子ども達を教える先生になっていたのです。

つづく・・・



















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私は誰なのか

2024年12月19日 | 日記

今年もあと10日前後で終わりです。
ブログが放置状態になって半年以上過ぎてしまっていた。。。

書こうと思って、気持ちを正しても、湧き上がってきた言葉が宙に舞っては消えていく。
何か軸になるものがないまま、書き始めるのが怖かったのは、なんでだ?
去年の今頃、私は、少しずつここにまた綴ることを再開しようと決めたのに、
できなかったのです。

私、もっと自由に書いていたよね?躊躇うことは、あまりしなかったのに。
と、書けない自分がもどかしくもあり。。

ブログを開始してから、来年で20年目になる。
その間、別の場所で書き綴っていたことがあったり、必ずしもここを拠点としていたわけでは無いのだけれども。
何も考えずに、ただ育児日記のように始めたこの場所で、
私はたくさんの方と繋がれた。
その子たちもまた大きくなり、気がついたら1人取り残されていた気分。

そして、来年は、私、50歳。

一体、私は何者なんだろう??

半世紀生きたその手前で、まるで思春期の如く、立ち止まることになるとは、思いもよらなかった。

迷いなく始めて、迷いなく今まで進んできたのに、ふと、今までと見える景色が違ってきたことに慌てふためいて
過去の自分に引っ張られないように、何とか新しい自分を模索しなくてはと思い始めた今年でした。


それで色々とやってみました。試行錯誤。

少しずつ、見えてきたこともあり。
まだまだ、何もわかっていないなと思うこともあり。
でも、何かの気持ちにとらわれていたらできない、
そして、勝手に、自分を勝手に縛っていたなと思うことに気づいた。

そんなわけで、、
40代が終わります!
だから、もっと、気楽に・・

書いてみようと思います。

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