来年、20周年を迎える音のみるふぃ〜ゆ、
そして、仙田ミュージックスクールとしては、27周年目に入ります。
振り返りを、あえてしようとするなら、まさに今でしょう!
・・・と思って、重い腰を上げております。
そうです。そもそも、私、仙田麗子は、なんでピアノの先生してるの?
ってところまで掘り下げましょう。
人に何か教えるなんて、そんな大それたこと、できるわけがないと思っていた学生時代。
私は、音楽大学のピアノ科を出ているが、コンクールも常連ではなく、どちらかと言うと、音楽大学でも変わりもの。
通っていた音楽教室でも、私はピアノよりも、人間観察が好きという人間であったから、
隙あらば、練習室を抜け出して、こっそり、人の練習風景を覗きに行くような不真面目な中学生でした。
高らかに響く、トランペットに、コントラバスの低く唸る音。
発狂しているような!歌声、そして発声練習。
練習室の棟の階段脇には、必ずベンチがあって、そこに座っていれば
そんなふうに、音階だの、度々繰り返されるフレーズだのが聞こえてくる。
うまく弾けない箇所を何度も繰り返している。
あぁ…こんなふうに練習するんだなぁって、ずいぶん粘り強くやるなぁ
一心不乱に練習してるのをじっと聞いてると、あ、できるようになってきてる?
とか、先週も弾いてたな、同じ人かな?とか、わかってくるものである。
私は、「お前こそ練習しろよ」と誰にも突っ込まれないので😆
練習してる方々の熱量に感心したりしながら、
自分はそこにボケっと座っていた。。
そんな私だから、卒業すると、先生にはならずに、営業職に就いたのでした。
アルバイト時代から培った営業力、人と関わる事が好き。
(その時間を全て楽器練習に費やしたら、私は多分今頃、ピアニストになっていたかもね笑。)
相手が何を欲しているのか?
お客様の思いを汲む、ということに余念がなかった。
だって、相手の意図と私が提示したものがピッタンコだと、ものすごい有り難がられ、
たくさんの方から感謝される。楽しいのだ。
売り上げトップになれば、会社からも喜んでもらえて、充実した毎日でした。
でもね、、私、やり残したことがある気がする、、
それまで、音楽教室から大学まで同じ場所に、10年も通っていた私が、毎週のレッスンもなくなって
ひたすら売り上げの数字とにらめっこしているそんな毎日に、ん???違和感。。
大学時代の友人達は、どんどん難しいコンクールにチャレンジしている。
私はそこまでピアノに没頭できないから、そういうのは受ける気にはならないんだけど、
このまま、ここに居ていいのかなぁ、なんだか、しっくりこないなぁ。。。
ちゃんとピアノ、弾かなきゃね。。
そんな矢先に、ある方との出会いがありました。
楽器を買いにいらしたお客様でしたが、その方から
「来週から家に来ていただけます?この子の先生としてピアノ教えて欲しいです。」
と、突然オファーが来たのです。
えっ!!
私、教えたことないんですけど〜と慌てる私。
どうやら、娘さんがピアノを触っていて、私がその子とピアノを交えて会話をしていたのを聞いたらしい。
驚きを隠せなかったけれども、嬉しくて、妙に張り切ったことも覚えています。
まず、私の何を見てそう思ってくれたんだろう?
気に入ってくださったのならやってみようか。
ドキドキしながら、その方のお家に向かいました。
そんなわけで、突然に始まったピアノ指導の日々。
そこから、なぜか1年もしないうちに、
私は30人以上もの子ども達を教える先生になっていたのです。
つづく・・・
そして、仙田ミュージックスクールとしては、27周年目に入ります。
振り返りを、あえてしようとするなら、まさに今でしょう!
・・・と思って、重い腰を上げております。
そうです。そもそも、私、仙田麗子は、なんでピアノの先生してるの?
ってところまで掘り下げましょう。
人に何か教えるなんて、そんな大それたこと、できるわけがないと思っていた学生時代。
私は、音楽大学のピアノ科を出ているが、コンクールも常連ではなく、どちらかと言うと、音楽大学でも変わりもの。
通っていた音楽教室でも、私はピアノよりも、人間観察が好きという人間であったから、
隙あらば、練習室を抜け出して、こっそり、人の練習風景を覗きに行くような不真面目な中学生でした。
高らかに響く、トランペットに、コントラバスの低く唸る音。
発狂しているような!歌声、そして発声練習。
練習室の棟の階段脇には、必ずベンチがあって、そこに座っていれば
そんなふうに、音階だの、度々繰り返されるフレーズだのが聞こえてくる。
うまく弾けない箇所を何度も繰り返している。
あぁ…こんなふうに練習するんだなぁって、ずいぶん粘り強くやるなぁ
一心不乱に練習してるのをじっと聞いてると、あ、できるようになってきてる?
とか、先週も弾いてたな、同じ人かな?とか、わかってくるものである。
私は、「お前こそ練習しろよ」と誰にも突っ込まれないので😆
練習してる方々の熱量に感心したりしながら、
自分はそこにボケっと座っていた。。
そんな私だから、卒業すると、先生にはならずに、営業職に就いたのでした。
アルバイト時代から培った営業力、人と関わる事が好き。
(その時間を全て楽器練習に費やしたら、私は多分今頃、ピアニストになっていたかもね笑。)
相手が何を欲しているのか?
お客様の思いを汲む、ということに余念がなかった。
だって、相手の意図と私が提示したものがピッタンコだと、ものすごい有り難がられ、
たくさんの方から感謝される。楽しいのだ。
売り上げトップになれば、会社からも喜んでもらえて、充実した毎日でした。
でもね、、私、やり残したことがある気がする、、
それまで、音楽教室から大学まで同じ場所に、10年も通っていた私が、毎週のレッスンもなくなって
ひたすら売り上げの数字とにらめっこしているそんな毎日に、ん???違和感。。
大学時代の友人達は、どんどん難しいコンクールにチャレンジしている。
私はそこまでピアノに没頭できないから、そういうのは受ける気にはならないんだけど、
このまま、ここに居ていいのかなぁ、なんだか、しっくりこないなぁ。。。
ちゃんとピアノ、弾かなきゃね。。
そんな矢先に、ある方との出会いがありました。
楽器を買いにいらしたお客様でしたが、その方から
「来週から家に来ていただけます?この子の先生としてピアノ教えて欲しいです。」
と、突然オファーが来たのです。
えっ!!
私、教えたことないんですけど〜と慌てる私。
どうやら、娘さんがピアノを触っていて、私がその子とピアノを交えて会話をしていたのを聞いたらしい。
驚きを隠せなかったけれども、嬉しくて、妙に張り切ったことも覚えています。
まず、私の何を見てそう思ってくれたんだろう?
気に入ってくださったのならやってみようか。
ドキドキしながら、その方のお家に向かいました。
そんなわけで、突然に始まったピアノ指導の日々。
そこから、なぜか1年もしないうちに、
私は30人以上もの子ども達を教える先生になっていたのです。
つづく・・・