「音みる(音のみるふぃ~ゆ)」ブログ...♪

100名を超える音楽教室「音のみるふぃ~ゆ」のレッスンノート。また3人娘の子育て日記。

小学生リトミック

2012年04月08日 | 日記
 先日、暴風雨の中行った宮川彬良さんの子ども向けコンサートで。

かねてから聴いてみたかったベートーヴェンの第5番とマンボNo.5のコラボ。
それを、雨風でビショビショになった体をさすりながら、どうにか生で聴けまして。

音楽って聴き手がどんな取り方もできるし、また指揮者によっていかようにでも調理できるよな、
と笑い転げながら聴いた訳です。

その会では「クラシックは決して堅苦しい音楽ではないのですヨ。」と宮川先生は、全身使って教えてくれて、
また「サンダーバード」で、音楽がいかに効果的に使われるか、なんて話も聞けて、
うんうんと頷いて帰ってきたのであります。

子どもっていうのはまた正直で、楽しそうな曲では身を乗り出して聴くし、
普通のバラードでその曲が頭でイメージできなければ、「完全寝たフリ」っていうのもできる、
と、横にいたあーちゃんとまるちゃんにも教わりました。。。

そんなわけで、ちょっと鑑賞会をしてみようか、と取り出したるはこちらの2枚であります。



昨日の小学生リトミック。発表会終わって初のグループレッスンでした。

発表会ではみんなががんばれてよかったね。
でも、間違えないで弾くことだけがうまく弾く事じゃないんだよね?
聴いてる人にその曲の持っているイメージや、自分の気持ちを伝えられたかな?

曲のイメージを掴むってどういうことだと思う?
伝えるにはどうすればいいんだろう。

なんて、ことを話しながら、わかりやすいアメリカの音楽を使って実験(?)しました。

ギロック数曲を弾いて、これはどんなタイトルがつくと思う?
後ろに鳴っている音楽はどんなだろう?

なんせ、生まれてまだ10年そこそこの皆さんですから、そう言われてもね、っていうお顔の子もちらほら(笑)

では、アンダーソンさんの作ったオーケストラの曲をイメージしてもらおう。

ということで「そりすべり」から「ワルツィングキャット」「馬と馬車」「タイプライター」
…などなど、聴いてもらい、オーケストラの一員になって、パーカッションを叩いてもらいました。

時にはパーカッションが、馬のひづめの音になり、タイプライターのカタカタ鳴る音になり、
弦楽器がねこちゃんの「にゃ~お」という音になり…。

どれくらい集中して聴けるかな、と思っていたら、みんな興味津々でした。

体が動き出す子、「あっ!猫だ!」と手を上げる子や、馬を走らせるためのムチの音と一緒に手を鳴らす子。

ふ~ん。。なるほど。

意識させると、あら不思議。ちゃんと身を乗り出して聴いてくれるではないの。

最後は、「○○○○○の猫」というタイトルのギロックの曲を私がピアノで弾いて。

さて、このタイトルはなんにする?と聞くと、ほぼ全員が「~のようだった」とか
自分の感じた事や、考えたタイトルを答えてくれました。

それが、ほんと、それぞれで面白くって。

それで、いいじゃない?みんな違う回答ってところが面白いよね。
それを表現するってことが音楽だよね、としめくくっておしまい。

楽しかったので、これからも数回に1回はこんな感じにしようかな~と思いました(^^)。






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