日本共産党を考える

無党派の私。
政治には興味はあるが．．．応援したい政治家はいない。

日本共産党の政策は、まぁ～、”弱気を助け強きを挫く”政策だと感じる。
役所、福祉協議会より親身に相談に乗ってくれる。
大企業、富裕層の税制強化で富の応分を要求している。
企業団体から献金を貰わず、政党助成金も受け取らない。
なかなか、筋の通った党だと思う。

如何せんイメージが悪い。
東欧、中国等の社会・共産主義による独裁政治、自由がない、非民主主義、非人道等が大きく影響している。
また、党綱領と今後の展開の説明が不十分である点は否めない。

党綱領には
「資本主義の枠内で可能な民主的改革」を経て、社会主義・共産主義社会を目指す。とある。
いいんですョ！
目指すのは．．．どのように変わって行くかの具体的説明がない。
国民が社会主義・共産主義社会を目指さなかったらどうなるのか？　その場合は？

日米安全保障条約の廃棄や自衛隊の将来の「解消」を目指す。とある。
いいんですョ！
目指すのは．．．他国が攻めてきたらどうするのか？
まったく、現実的な話がない。

天皇制の存廃は「将来、情勢が熟したときに、国民の総意によって解決されるべきものである」とし、
天皇制のない民主共和制の実現を図る立場を取る。
いいんですョ！
天皇制なくしても．．．その時の皇族達は？
天皇制堅持を大多数の国民が求めた時は？
まったく、具体策がないんです。

まぁ～国民世論の大勢からは乖離した状態なんです。
工程表を出し、国民の賛同を得た場合、得られなかった場合の道筋を表したり、
修正する動きを出さないと絵空事にしか見えない。

選挙に負けても責任を取らない党首。
党首が21年も君臨している党。
支持者の高齢化が進み、若者支持者が少ない。
世代交代されない地方議員。

正直、党首交代が必要だ思う。それも女性に！！！

共産党の変化を期待する。