若者の流入が大都市圏へ毎年繰り返されている。
故郷が川口の私は故郷を捨てる気持ちは現段階ではない。
老後は田舎暮らしには憧れている。
何故、故郷を捨てるのか?
殆ど理由が仕事がない、または、自分の目指す仕事がないからだと思う。
そして、故郷の成長が見込めないからである。
首都圏とはいえ、群馬、栃木、茨城、山梨県では同年代の年収は東京、神奈川、埼玉、千葉より低くなる。
特に感じているのは地元に根ざした企業は、まだまだ、終身雇用が罷り取っている。
そう、地元で生活ができればよいという考えで、低賃金で雇用している。
派遣社員でなく、正社員の雇用維持で...胡坐をかいている企業。
東京、神奈川、埼玉、千葉では群馬、栃木、茨城、山梨と比べて物価が高く、生活もままならない。
群馬、栃木、茨城、山梨は低賃金で将来に不安がある。
首都圏でも晩婚化、少子化が止まらない。
仕事を求めて、故郷を捨てる。
定年後は故郷へ戻る人は...ほんの一部。
衰退していく、故郷へ戻って恩返しなんて考えている人は成功者だけです。
実家じまいのために一時的に戻る人はいる。
正直、明治時代や戦前に貧しい生活から脱出するために、アメリカやブラジルへ移民した人達と変わらない気がしている。
それが国内と言うだけです。
東京に夢を求めて故郷を捨てた人は少ないと思う。
東京にはアメリカンドリームはあるのか?...今の時代はない。
生まれ育った街を捨てるしかないこの国の将来を思うとやるせない。
子供、孫、子孫よりも...今の生活さえ、守れればいいと思う日本人が故郷を見捨てた。
過疎地対策は都市部課税強化と過疎地への税制優遇で企業、人を呼び戻す政策が必要だと思う。
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