いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

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監視とTPP交渉

2013年11月06日 12時23分20秒 | 外交問題
昨日の記事にも書いたが、情報が漏れる、筒抜けになる、手の内がバレてる、というのは、どういうことか分かるか?


麻雀で言えば、相手はこっちの手牌を全て見ているのだぞ?こっちは全く見えないのに、だ。それでも勝てる、という自信があるか?そういう人間だけが、TPPだ、グローバル競争だ、と言っていいぞ。果たして、そんな経営者がどれほどいるかな?


TPP交渉参加前から、警告したよな?

11年12月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/e82c522b8f5d50e325e91c0b4f9057e3

(再掲)
『従って、米国民による、米国民の為の、TPPである。
日本に利益があるなどという幻想を抱くべきではない。

日本の甘ちゃんたちには思いもつかないかもしれないが、麻雀で言うところの「通し」をされると、少数派は敗北する。共通のカモをまず設定し、その獲物を皆で分け合うという戦略が可能だということは肝に銘じるべきである。
交渉というのは「多国間だから」といった甘えは通用しないと考えるべきである。』


通しをされて勝てるか?
そういう警戒心を持てと言っておいただろう。


日本包囲網が出来ていても、交渉で勝てると?
そういう根拠なき自信はどこから出てくるのだ?


手牌がまる見えで、こっちの動きも弱味も握られていても、それでも交渉で勝てる、という自信があるか?
裏切り者たちは、そこかしこに配置されているのだぞ?


愚か者どもの、脳天気さ、危機感のなさ、ホントそういうのには呆れてものが言えんわ。


屁理屈でしかない、学問バカのいう綺麗事に踊らされる、”論理的思考の人”とか”知識人気取り”といった、物事の上っ面でさえ判断をつけられない連中とか、出鱈目の屁理屈を真に受けて滔々と喋る政治家などの多いことといったらないわな。



楽天・三木谷は第2の宮内(追記あり)

2013年11月06日 11時56分45秒 | 政治って?
以前、三木谷は外国に行けばいいと言ったのだが、未だに日本に留まっているようだ。どうしてなのかな?
アメリカにでも行けばいいのだ。ネット企業なんだから、日本以外で商売できるだろうに。アマゾンは元々日本企業ではないが、日本でも普通に商売してるよ。


3月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/1d64263bb767d65f3670751c9fe9a398


政府主催の委員なんかやってないで、さっさと辞めて出ていけと言ったら、「規制緩和しないなら辞めてやる」と脅したんだそうだな。こんなヤツを委員に据えておく意味が分からない。


が、三木谷が誰の代理人か、ということで、「逆らえない相手」である場合には脅し効果があるわけだな。正力松太郎がそうだったように、日本国内には役割を与えられたエージェントが配置されているからな。オリックスの宮内がどのようにして規制改革会議の議長のポストに収まったか、というのを思い起こせば分かり易いかもしれんな。



医薬品のネット販売解禁という問題とTPPというのは、別の話なんかじゃないのだよ。


6月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/292225b03a7aeb0c46db5111d729e8bd

(再掲)
医薬品自由化は、グリード海外製薬企業どもの「念願」だ。薬好きの日本人から、かっぱぎたい、という大願があるから、だ。その手先が、三木谷なんだろうよ。



こちらにも書いてたな。


5月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/be26d1bafdd90ac5b068be6e4debb2fe

(再掲)
その司法界の頂点であるところの最高裁が、どういうわけだか医薬品のネット販売全面解禁には非常に熱心に取り組んでいるんだそうで。つまり、三木谷のような連中をバックアップするべく、司法の力を遺憾なく発揮しております、ということ。これはTPPの推進と同一線上にあるものだ、と言っているのだよ。

三木谷の背後にあるものとは何か?
従米派、グロバーリスト、グリード企業群、そういうヤツらである。




普通、経団連を脱退したような人物を政府の委員に置いておくべき特別な理由など存在しないであろう?
しかも、委員自身が辞めると言ってるのに、それを慰留する理由というものも明確ではないだろう。そうまでして、一民間人のご意見とやらを拝聴せねばならんものなのか?そんなに、たった一人の意見を重視しなければならない民間人というのは、行政府内でどういう立場の人間なのだろうか?大臣級に重要人物とでも言うかね?(笑)


ナントカ審議会の委員を辞任する、といったら、それ以上でもそれ以下でもないだろうに。
「オレの意見を認めないというなら、オレは辞めてやるぜ」

だったら、辞めりゃいいだけ。



けど、そう発言している人間が、「エージェントかもしれない」、となったら?
互いには知らされてないとしても、既に配置されている工作員部隊にとっては、エージェントを責めることはできない、ということになるだろうな。だって、自分がそうやって地位を築いてきた人間だからだ。それこそが三木谷が政府内の委員に留まっている理由なのだ。普通ならば辞めさせているところを、辞めさせるわけにはいかない、ということにできるわけだよ。


三木谷はそういう立場の人間である、ということさ。

宮内が目立たなくなった今、次の”宮内”として三木谷の存在価値がある、ということだろうな。




追記(14時半頃):


おいおい、早速ご注進が行ったか?
さすが工作員部隊の情報網は素晴らしいですな(笑)。


>http://www.asahi.com/articles/TKY201311060091.html


珍しく記者会見を開く、ということだそうで。
産業競争力会議の民間議員なんて政府ポストに収まってないで、とっとと日本を去れ。』と書いた3月の記事を紹介したら、辞任表明でもするつもりらしい。まあ、普通の審議会とかの委員なら、自ら辞めると表明したら辞めて当然だからな。さっさと辞任を完了すべし。


別に、産業競争力会議が特別な決定権限を持つ組織でもないはずですし。
一参加者が、自分の意見に反対されたからといって辞めてる他の審議会のメンバーを挙げてみよ。






「見たくないものは見ない」ナイーブすぎる小野寺大臣

2013年11月06日 00時12分58秒 | 外交問題
まるで、恋人に裏切られた女の子のセリフみたいだな。
彼氏が完璧に浮気していたのに、「あなたが浮気してたなんて信じたくないわ」と言って自分を誤魔化す彼女、といったところだ。


小野寺大臣は、防衛大臣失格である。
こんな程度の人間が、どうして日本の安全保障を担当できるのだろうか。終わってる。大臣からして、こんな程度だから。


10年5月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/079d6198b5e4d5cba6e441fcfc190704

この中で指摘した通り、日本にとっての最大の脅威は「米国だった」というのが顕わになったに過ぎないだろう。日本の間抜け防衛大臣は「報道を信じたくない」という女子中学生みたいなコメントを発表していた。日本が受けてきた仕打ちというものについて、未だに「アメリカさまを信じているわ」と言うわけである。カマトトぶるのもいい加減にしろ、と言いたくなるわな。

まあ、彼がどうして大臣になれたかといえば、アメリカさまの指示に従い、言いなりの操り人形としての役割を果たしてこれたからであり、アメリカが現実にどういうことをやってきたかというのを知らぬはずがないだろう。自分が情報網なり工作部隊なりの一部に組み込まれていることに自覚的であるはずだから、アメリカさまのネットワークが日本の政治家と官僚に浸透していることを知らないはずがない、ということだ。


10年10月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/6c1a9fc947bdc5ad7db996b4904522be

この記事に書いた通り、情報監視が進んでいるのであろうことは想像できていたわけだから、今更監視されてたと聞かされたとて、驚くことでもないわな。ただ日本人の中にある、「甘さ」というものについては苛立ちを覚えるわけだが。当方のような「妄想記事」を書いて警告しても、多くは用心するとか警戒するということを考えたりはしない、ということだな。「アメリカさまは正しいんだ」と盲信を続けるだけなのである。
特に、日本の経済人なんかの「ぬるさ」というものを見るに、なんてユルいんだと幻滅するわけだ。産業の機密なんかが漏れてしまうとどうなるか、ということを考えていないのではないかと思える。


何故直接会って話すのか、ということについて、書いたこともある。

11年10月>http://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/04e67e132091a0fbe29501ba242b6060

再掲しておく。

反撃を食らった従米派及び米国は、野田政権の「真意」を確認すべく、直接確認に来ていたというわけだ。
公電なんかがバレると困る、ということで、直で会って話す、というのが一番漏れが少なく確実だから、ということがあるのさ、今の時代というのは(便利になればなったで、機器を使うのは危険なので、アナログ方式で直に会話、というとても不便な昔の方式に戻るということになってしまう、と)。

それが、パネッタ国防長官やバーンズ国務副長官来日、という、来日ラッシュに繋がった、ということだろうね。いや、勿論、表向きは色んな理由があると思うし、前から決まっていた、ということかもしれないけれど、従米派を交えて戦術確認などといった会合の一つや二つあっても不思議ではないからね。



日本のおマヌケどもは、アメリカ側に筒抜けになっている、ということなど気にも留めない、ということさ。ま、拙ブログのような無防備状態であると、むしろ手札を見せる、というのが唯一の対抗手段ということになるわけですがね。


陰謀論と簡単に退けられてきたであろう、拙ブログの記事には、ちょっとは意味のある部分もあったのかもな、と思いたい。それが役に立たなかったとしても、だけど。


それにしても、この期に及んでまだ「TPPが日本の構造改革になる」とかいう、デマをまき散らす愚か者がマスコミ界に多くて、本当に驚くわ。日本の経済界の思考力のない連中が、同じようにTPP推進を掲げる愚かさにも、だ。本当にそれで勝てると思うか?情報力で圧倒的に劣っているのに?
麻雀で言えば、相手はこっちの手牌を全て見ているのだぞ?こっちは全く見えないのに、だ。それでも勝てる、という自信があるか?
そういう人間だけが、TPPだ、グローバル競争だ、と言っていいぞ。果たして、そんな経営者がどれほどいるかな?


なんておめでたい連中なんだ。