よく知らなかったのだが、タイの洞窟内に少年たちが閉じ込められているらしい。
水が溜まっており、そこは潜水しないと通過できないので、救出ルートが作れず困っている、との事。
先程、ネット記事で少し見たので、素人考えながら、少し思いついたことを書く。
まず、脱出路の全行程が水没しているわけではないと思うので、水深の深い地点をどう通過するか考えた。
用意するもの
・ビル火災の時に降りる為の避難器具に似た、円筒形のシューターのようなもの
(ウォータースライダーの時のチューブ状のようなもの、周囲が軟かい、形状変形が自由にでき、水を通さないもの)
・タイヤのチューブ(浮き輪状、ドーナツ型)
洞窟の水没地点の距離によるが、チューブを水中を潜らせて、進入地点と脱出地点に両端を設置。このチューブの周囲には、タイヤのチューブ数個のドーナツ状の所を通しておき、設置後空気を入れて膨らませる(浮き輪がわりに使う)。
洞窟の岩肌が鋭利だとチューブに穴が開き、中に水が入ってしまうと通過路にならなくなるので、要注意。
チューブ設置は潜水斑の人たちがやる。
チューブを洞窟水没地点の両端に通せたら、内部の水を抜いて、潜水が必要な地点をチューブ内を通って脱出する。チューブは周囲に浮き輪があれば人が通っても沈没はしないはず。
これだと潜水せずとも通過できるかもしれず、水中トンネル的に使うということである。
救出班の専門の人が1人、先導して、後続に少年を一人ずつトンネル内を進む。映画のエアダクト内をハイハイするように、水中トンネルを進むのである。
水没地点の距離が遠い場合、チューブの連結とか、水中を最初に運ぶ作業が難しいかもしれないが、素材が蛇腹風に延ばせるものであれば、通した後で水さえ抜ければ、周りの浮き輪が支えてくれるかと思うが、どうだろうか。
入口部と出口部は、杭等でしっかりと固定する。人が出入りしても、水没しないようにしておく。
途中で破れたり裂けたり穴が開くと、水が入ってきて最深部に水が溜まるので、危険になるから、素材は丈夫さと水を通さないことが必要。
要するに、ドーナツ状の浮き輪複数個の中心部分に、チューブ状のものを通して、それを水中トンネルとして使う、ということである。
設置さえできれば、チューブトンネル内の水を抜くのは、最悪機械がなくても可能かと。高低差があれば、サイフォンの原理で排水できる。
可能かどうか分からないが、何かのヒントになれば。
できるだけ早く、少年たちが無事救出されることをお祈りしています。
※※11時半頃、追記:
水中に設置するトンネル部分の素材なのですが、丈夫なゴムボートみたいな材料か、飛行機の脱出用シューターの筒状になっている部分で、サイズが合いそうなものはないでしょうか?
恐らく直径50センチ程度あれば、人がハイハイで進むことは可能かと思うのですが、どうでしょうか?
何か、ゴム屋さんとかで、そういう筒状にできるものをご存じであれば、検討したり材料提供とか、お考えいただけないでしょうか?
14時半ころ追記:
救出作業の隊員が酸欠で死亡との報道が。悼ましいことです。残念です。
どうやら洞窟内は距離が相当遠いようなので、空気(酸素)ボンベが切れるらしい、と。
救出作戦の前線基地みたいなのを作っているとは思うのですが、洞窟内をボンベを移動させるのはかなり難しいので、できれば深海探査等でも耐えられるような、耐圧ホースを伸ばすことはできませんでしょうか?
洞窟外の巨大ボンベから、ホースを数百mとか1km先まで伸ばせると、その地点にカラボンベを置いて、充填をしなおせるのでは?
これと似た作業を繰り返して、重いボンベを運ばずとも済むように、耐圧ホースの先を中継地点ごとに伸ばすのはどうでしょうか?バケツリレーでなく、ボンベリレーっぽい方式という意味です。
これだと、奥から戻ってきて空気充填を繰り返せる距離が短縮できるのでは?
・入口ボンベ ~耐圧ホース~
・中継地点A ボンベA1、A2、A3、…… ~耐圧ホース~
・中継地点B ボンベB1、B2、B3、…… ~耐圧ホース~
・中継地点C ボンベC1、C2、C3、…… ~耐圧ホース~
……
みたいに、次の地点のボンベに耐圧ホースを通じて空気を順送りにする。ボンベを運搬する手間が減らせるかも、と。パイピングの挿入口と開閉バルブ(コック)が付いているものがあればいい。カラになったボンベに順次、空気充填を繰り返す。
高圧ホースを延長してゆく作業の時、蛍光テープをところどころ巻いた方がいいかも。万が一、トラブルでホースの位置を探す時、見つけ易いように。ネットで探すと専用のジョイントがあるようなので、継ぎ手で先に伸ばしてゆけば、1km先とかまで到達できるようになれば、ボンベ運搬作業は楽になるかもしれないし。
洞窟内の完全潜水が必要でない場所なら、高さが40センチ程度天井まであれば、「いかだ」方式で渡れるかも。
よく大きな川や水辺の向こう岸へ渡るのに、ロープ伝いに行くという方法。
ゲレンデのリフト方式みたいに、ロープを輪にして、水の向こうとこちら側とを連絡させる。ロープを手繰ると、くくりつけてある浮輪か小さいゴムボートで渡り切れるのでは?
完全水没してて、潜水が必要な個所については、上に書いたような水中トンネル式のゴム筒のようなものか、塩ビっぽい蛇腹の筒かをハイハイして渡る。筒の設置さえできれば、くぐり抜けることはできるはず。筒内の水抜きも、普通のゴムホースがあれば、息で吸い出して低い地点に流せば排出できる。よく途上国の車のガソリン泥棒が抜き取る手口と同様だ。
できれば、最前線基地は、潜水必要な洞穴部分の出口側に設置できるといいのだが。それがどれくらい奥なのか、高さがあるか分からないんだが。
洞窟内の地形とか、水没してない地点の状況が全然分からないのだが、一番の難所のトンネル方式だけど、水を抜ける高低差がないなら、ゴムいかだを入口側に並べて設置し、その上に空気ボンベ等を置けるようにする。救命用のほどくと自動的に膨らむやつを持って行ってもいいのでは(空洞内のサイズが分からないので、サイズに合うもの)。
水面に救命いかだみたいなのを中で膨らませて連結して並べれば、最前線基地の代わりになりませんか?
あと、設置したゴム等のトンネル内の水を抜くのに、小型ポンプをゴムいかだに乗せて作動させれば抜けるのでは?
狭い空洞内を向こう側とこちら側で筒状のトンネルを設置するのは大変だと思うが、できないでしょうか?
入口を沈まないように固定できるものがないかもしれないですが、それも、少年たちのいる側に陸地部分に固定する、か、ゴムいかだを連結して並べて、入口部分をそこに挟み込むことで沈まないようにする、とか。
更に追記17時頃:
ゴムチューブっぽい、水中トンネル設置がどうしても難しくて不可能、として、他の案ですが、結構チャレンジになるかと思いますけど、時間との勝負なので、書いてみます。
まず理屈から説明しますと、一番狭い潜水部分を、「水枕のようなゴム製の袋」の形で、ロープで前後から引く、というものです。密閉性があればよく、内腔の空気が10リットル程度あれば呼吸は20分程度は耐えられるのでは。
ゴム製の繭のようなもので、その中に少年を入れて、潜水部分をその袋を引っ張る、ということです。素材が丈夫じゃないと裂けてしまうと大変なので、密閉性と丈夫さが必要です。潜水が必要な部分をその袋を往復させることで、脱出させます。
とは言うものの、本当にゴム製の密閉袋が破れないのか、少年を入れて口を閉じるわけですが、そういう構造を持つものが存在しているのかどうか、は分からないのです。
連絡用ガイドロープを通し、袋の往復に必要な人員を配置して、相互に引くということになります。内部に人が入っていなければ、戻すのは比較的簡単だと思いますが、重量のある人間が入ると、岩盤に擦れたりして外皮が裂けるのではないか、という恐れがあります。それこそホバークラフトの材料のような頑丈さが必要かもしれませんが、水枕ふう、若しくは繭の往復作戦、はどうでしょうか?
今の処、最難関部分の通過方法として、拙ブログで思いつくのは、トンネル方式か、繭方式、くらいです。
水が溜まっており、そこは潜水しないと通過できないので、救出ルートが作れず困っている、との事。
先程、ネット記事で少し見たので、素人考えながら、少し思いついたことを書く。
まず、脱出路の全行程が水没しているわけではないと思うので、水深の深い地点をどう通過するか考えた。
用意するもの
・ビル火災の時に降りる為の避難器具に似た、円筒形のシューターのようなもの
(ウォータースライダーの時のチューブ状のようなもの、周囲が軟かい、形状変形が自由にでき、水を通さないもの)
・タイヤのチューブ(浮き輪状、ドーナツ型)
洞窟の水没地点の距離によるが、チューブを水中を潜らせて、進入地点と脱出地点に両端を設置。このチューブの周囲には、タイヤのチューブ数個のドーナツ状の所を通しておき、設置後空気を入れて膨らませる(浮き輪がわりに使う)。
洞窟の岩肌が鋭利だとチューブに穴が開き、中に水が入ってしまうと通過路にならなくなるので、要注意。
チューブ設置は潜水斑の人たちがやる。
チューブを洞窟水没地点の両端に通せたら、内部の水を抜いて、潜水が必要な地点をチューブ内を通って脱出する。チューブは周囲に浮き輪があれば人が通っても沈没はしないはず。
これだと潜水せずとも通過できるかもしれず、水中トンネル的に使うということである。
救出班の専門の人が1人、先導して、後続に少年を一人ずつトンネル内を進む。映画のエアダクト内をハイハイするように、水中トンネルを進むのである。
水没地点の距離が遠い場合、チューブの連結とか、水中を最初に運ぶ作業が難しいかもしれないが、素材が蛇腹風に延ばせるものであれば、通した後で水さえ抜ければ、周りの浮き輪が支えてくれるかと思うが、どうだろうか。
入口部と出口部は、杭等でしっかりと固定する。人が出入りしても、水没しないようにしておく。
途中で破れたり裂けたり穴が開くと、水が入ってきて最深部に水が溜まるので、危険になるから、素材は丈夫さと水を通さないことが必要。
要するに、ドーナツ状の浮き輪複数個の中心部分に、チューブ状のものを通して、それを水中トンネルとして使う、ということである。
設置さえできれば、チューブトンネル内の水を抜くのは、最悪機械がなくても可能かと。高低差があれば、サイフォンの原理で排水できる。
可能かどうか分からないが、何かのヒントになれば。
できるだけ早く、少年たちが無事救出されることをお祈りしています。
※※11時半頃、追記:
水中に設置するトンネル部分の素材なのですが、丈夫なゴムボートみたいな材料か、飛行機の脱出用シューターの筒状になっている部分で、サイズが合いそうなものはないでしょうか?
恐らく直径50センチ程度あれば、人がハイハイで進むことは可能かと思うのですが、どうでしょうか?
何か、ゴム屋さんとかで、そういう筒状にできるものをご存じであれば、検討したり材料提供とか、お考えいただけないでしょうか?
14時半ころ追記:
救出作業の隊員が酸欠で死亡との報道が。悼ましいことです。残念です。
どうやら洞窟内は距離が相当遠いようなので、空気(酸素)ボンベが切れるらしい、と。
救出作戦の前線基地みたいなのを作っているとは思うのですが、洞窟内をボンベを移動させるのはかなり難しいので、できれば深海探査等でも耐えられるような、耐圧ホースを伸ばすことはできませんでしょうか?
洞窟外の巨大ボンベから、ホースを数百mとか1km先まで伸ばせると、その地点にカラボンベを置いて、充填をしなおせるのでは?
これと似た作業を繰り返して、重いボンベを運ばずとも済むように、耐圧ホースの先を中継地点ごとに伸ばすのはどうでしょうか?バケツリレーでなく、ボンベリレーっぽい方式という意味です。
これだと、奥から戻ってきて空気充填を繰り返せる距離が短縮できるのでは?
・入口ボンベ ~耐圧ホース~
・中継地点A ボンベA1、A2、A3、…… ~耐圧ホース~
・中継地点B ボンベB1、B2、B3、…… ~耐圧ホース~
・中継地点C ボンベC1、C2、C3、…… ~耐圧ホース~
……
みたいに、次の地点のボンベに耐圧ホースを通じて空気を順送りにする。ボンベを運搬する手間が減らせるかも、と。パイピングの挿入口と開閉バルブ(コック)が付いているものがあればいい。カラになったボンベに順次、空気充填を繰り返す。
高圧ホースを延長してゆく作業の時、蛍光テープをところどころ巻いた方がいいかも。万が一、トラブルでホースの位置を探す時、見つけ易いように。ネットで探すと専用のジョイントがあるようなので、継ぎ手で先に伸ばしてゆけば、1km先とかまで到達できるようになれば、ボンベ運搬作業は楽になるかもしれないし。
洞窟内の完全潜水が必要でない場所なら、高さが40センチ程度天井まであれば、「いかだ」方式で渡れるかも。
よく大きな川や水辺の向こう岸へ渡るのに、ロープ伝いに行くという方法。
ゲレンデのリフト方式みたいに、ロープを輪にして、水の向こうとこちら側とを連絡させる。ロープを手繰ると、くくりつけてある浮輪か小さいゴムボートで渡り切れるのでは?
完全水没してて、潜水が必要な個所については、上に書いたような水中トンネル式のゴム筒のようなものか、塩ビっぽい蛇腹の筒かをハイハイして渡る。筒の設置さえできれば、くぐり抜けることはできるはず。筒内の水抜きも、普通のゴムホースがあれば、息で吸い出して低い地点に流せば排出できる。よく途上国の車のガソリン泥棒が抜き取る手口と同様だ。
できれば、最前線基地は、潜水必要な洞穴部分の出口側に設置できるといいのだが。それがどれくらい奥なのか、高さがあるか分からないんだが。
洞窟内の地形とか、水没してない地点の状況が全然分からないのだが、一番の難所のトンネル方式だけど、水を抜ける高低差がないなら、ゴムいかだを入口側に並べて設置し、その上に空気ボンベ等を置けるようにする。救命用のほどくと自動的に膨らむやつを持って行ってもいいのでは(空洞内のサイズが分からないので、サイズに合うもの)。
水面に救命いかだみたいなのを中で膨らませて連結して並べれば、最前線基地の代わりになりませんか?
あと、設置したゴム等のトンネル内の水を抜くのに、小型ポンプをゴムいかだに乗せて作動させれば抜けるのでは?
狭い空洞内を向こう側とこちら側で筒状のトンネルを設置するのは大変だと思うが、できないでしょうか?
入口を沈まないように固定できるものがないかもしれないですが、それも、少年たちのいる側に陸地部分に固定する、か、ゴムいかだを連結して並べて、入口部分をそこに挟み込むことで沈まないようにする、とか。
更に追記17時頃:
ゴムチューブっぽい、水中トンネル設置がどうしても難しくて不可能、として、他の案ですが、結構チャレンジになるかと思いますけど、時間との勝負なので、書いてみます。
まず理屈から説明しますと、一番狭い潜水部分を、「水枕のようなゴム製の袋」の形で、ロープで前後から引く、というものです。密閉性があればよく、内腔の空気が10リットル程度あれば呼吸は20分程度は耐えられるのでは。
ゴム製の繭のようなもので、その中に少年を入れて、潜水部分をその袋を引っ張る、ということです。素材が丈夫じゃないと裂けてしまうと大変なので、密閉性と丈夫さが必要です。潜水が必要な部分をその袋を往復させることで、脱出させます。
とは言うものの、本当にゴム製の密閉袋が破れないのか、少年を入れて口を閉じるわけですが、そういう構造を持つものが存在しているのかどうか、は分からないのです。
連絡用ガイドロープを通し、袋の往復に必要な人員を配置して、相互に引くということになります。内部に人が入っていなければ、戻すのは比較的簡単だと思いますが、重量のある人間が入ると、岩盤に擦れたりして外皮が裂けるのではないか、という恐れがあります。それこそホバークラフトの材料のような頑丈さが必要かもしれませんが、水枕ふう、若しくは繭の往復作戦、はどうでしょうか?
今の処、最難関部分の通過方法として、拙ブログで思いつくのは、トンネル方式か、繭方式、くらいです。