いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

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東電を今のまま温存することなど許すべきでない

2011年04月26日 21時29分31秒 | おかしいぞ
賠償の在り方というものについて、いくつかの論点があるようだが、東電を許すことなど到底できない。
どうしてかって?

やたらと「国の責任、国が払え」と騒いでおった連中がいたからさ。
大抵の場合、ああいう連中が騒ぐのは、「ロクでもないこと、よからぬ企み」があるんだよ、という個人的感想(というか経験則?)からである。


例えば、経団連会長とか。あと、銀行のお偉いさんとか。

それと、国が払うなんて言ってもいないうちから、「損害賠償、国も負担へ」みたいな誘導観測記事を書いていた新聞なんかがあったから、だ。そんな記事が出たもんだから、枝野官房長官は「天災地変には該当せず、東電が賠償責任をまず負う」みたいな発言をすることになったわけだろう?


オレの勘が、東電とそれに連なる一派を許すべきでない、と囁くのさ。
将来収益が確保できるというなら、銀行が貸せばいいんじゃないのか?(爆)
払えると思ったからこそ、貸したわけでしょう?

まだ東電がどれくらい払う、ということも言ってないのに、東電の処理を言ってみたって始まらないんじゃないの?
まず、東電がいくら出せるか、それを明らかにしてもらわなけりゃ、どうしようもないわな。


基本的に、この意見に賛成>はてなブックマーク - 復興よりも先に進む、東電、銀行、財務省を保護する「福島原発賠償策」の異常  1世帯当たり1万7000円の値上げに直結 | 町田徹「ニュースの深層」 | 現代ビジネス [講談社]


多分、菅政権だと言うことを聞いてくれないので、東電を守れる人間を据えなければ大変困る、という方々が出てくるわけだ。恐らくね。そういう連中は、引きずりおろしに必死になるわな。これまでも、そうやってきたからだ。その手を使ってきたんだもの。
だが、いくつかの手段が封じられた。
その代表的なものが、「検察を使う」というものだ(笑)。これが使えない。だから大変困っている、ということだろうね。

原発関連で言えば、佐藤元福島県知事の事件があったが、そういうようなものだ。


政治資金というケチなスキャンダルも、今の状況では不発で終わる。実際、不発だった。
不信任案可決で造反を求めても、小沢一派との取引が必要になる。小沢を担げ、というものだ。それだけは、絶対に許せないという方々が、ここに来て「背に腹は代えられない」という、まさかの決断をできるとも思えんし(笑)。

あとは、兎に角「醜い」という部分だけを並べて、嫌気がさす(実際、殆どの国民はそうなっているだろうけれども)ようにするしかない、という寂しい印象操作くらいなんだろうね、きっと。


まあいいや。
陰謀論は脳内妄想だけにしておいて、東電の賠償責任の問題は、現行での”東電”と重要な利害関係者たち(銀行等経済界)の言い分を許すわけにはいかない、ということである。


参考までに、こんな意見も見てはいるよ。
Bankruptcy:東電破綻でも大丈夫という記事: Matimulog#more



最悪、東電が払えず破綻するなら、それはそれで仕方がないのでは。
一時国有化にするなり、何なりして、債権を処理し、事後的な救済法でも予め作っておくとかできないのかな。
いや、思いつきという程度の話なんだけどさ。
C型肝炎の救済法だって、あったわけですし。


どうなるか判らないけれども、東電とその一派のもの言いが、どこからどう見ても許せないので、断固厳正なる措置を望む。
筋悪の勧善懲悪趣味だって?
んー、そうだね。オレ様のカタルシスが、これを望むんだよ(笑)。




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