いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

公益法人の構図2

2005年03月17日 15時31分59秒 | おかしいぞ
読売新聞と毎日新聞は、先日の記事を継続して追いかけてくれている。調べれば調べるほど、不可解でおかしなことがこれからもたくさん出てくるだろう。いずれも同じような仕組み、タカリの構図が出来上がっている。恐らく補助金とか売上の殆どを公的事業に依存している所には、共通しているだろう。日本の色んな制度に、くまなく入り込んでいるかもしれない。クソ役人どもは、こんなおかしなシステムを長年に渡り作り上げ、公金を貪り尽くしてきたのだろう。根本的な仕組みを変えない限り、公平、公正な社会は作れない。


YOMIURI ON-LINE / 社会
MSN-Mainichi INTERACTIVE 事件


以前書いた記事です。
公益法人の構図
「第二の厚労省」を暴くマスコミ
開発王国の不正疑惑

公共事業の問題が明らかになって、それまで利権を貪ってきた土木・建設業界は大きな打撃を受け、改革を余儀なくされた。多くの会社が倒産したり、整理されてきた。これは大きな痛みを伴うものであり、勿論末端の従業員達は職を失ったりして困っただろう。だが、業界構造が明らかにいびつで、悪しきシステムにいつまでも頼ることは許されない。従って、苦しむ人々が出ることを畏れて、構造改革を止めることは出来ないと言えるだろう。壊れた後から、新たに活力のある業界なり、会社なりを作っていくしかない、と思う。金融業界にもこうした変革は訪れた。破綻した所もあるし、仕事を失った人々もいた。苦しみを乗り越えた分だけ、これから活力を取り戻せるであろう。


このような時代に、いつまでも公金を貪り続けるシステムの存在を許すことは出来ない。これは政府にしても、自治体にしても、そうだろう。クソ役人どもに金を貢ぐために、その他の多くの人間が犠牲になることは許されない。前にも書いたが、意味のない補助金10億円を止めたら、それだけで何人もの人員を手当てすることが本来出来るのだ。官僚達は粉骨砕身の思いで働いても、補助金とか随意契約とか様々な形でイナゴ軍団に餌を流してしまうから、その実害を国民も受けるが、官僚達自身も受けてしまうのである。この異常さに早く気づくべきだ。


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2 コメント

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郵政も・・・ (まさくに)
2005-03-18 19:29:50
結局のところ、記事にも書いてきましたが、財投関連の処分、整理をどうつけるか、という問題があります。その流れでは、民営化は必須であろうと思います。お役人は、本当にきちんと考えている人は少なくて、残りはお書きになられていた裁判の例のように、裁判官が辟易するようなことを平気で証言するような人が多くいるのでしょう。



内部の人に変わってもらわないと、本当にダメになってしまうでしょう。
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甘い汁を隠れて吸い続けているようなもの。 (yodaway2)
2005-03-18 10:03:40
特殊法人、公益法人の腐りようは、実は報道で伝えられる範囲をはるかに超えているのではないかと感じています。と、そうお話するのも、実は私自身が仕事の関係でお付き合いをしているお相手でもあるからです。ですから、心乱しつつのコメントになりますが、そうした組織に所属する職員の方々は、全体に、実におとなしく、ひっそりと、しかし社会の陰で、甘い汁をちゅぱちゅぱと吸っているように感じてしまうのです。彼らときたら、ほんとうに暇そうです。長い時間をかけて作り上げられた巧妙なシステムのなかで、いまも、およそ世間の常識とは掛け離れた感覚のなかで、のうのうと暮らしているようにしか思われません。それでいて、「公益」に関することに、堂々と意見し、ときには「識者」になったりしています。組織の管理者は、多くが依然として官庁からの天下りです。退職後、すぐに新しい職場に地位を得るのは、さすがに難しくはなってきているようですが、結局は、いろいろとやり方があり、現役のままに人事システムが生き続けています。中国の官僚汚職、腐敗などとなんら変わらない世界です。――と、具体的な話ができず、すみません。でも、ほんとうですよ。(話は違いますが、郵政民営化はこうしたことに意識改革を迫るだけでも、私は賛成しているのですね。愚痴っぽいですよね。^^)
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