いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

ロシアは北方領土の不法行為を認めよ

2011年02月17日 21時40分47秒 | 外交問題
①「日ソ中立条約」に反して領土侵犯

日ソ中立条約は1941年4月25日発効であり、有効期間は5年である。申し出がなければ自動更新となるが、満了日より1年前までに通告すれば延長はない。
よって、ソ連は1945年4月5日に「延長しない旨」申し出を行い、これにより同条約は5年間で終了となるはずである。すなわち、日ソ中立条約は1946年4月24日までは有効、ということになる。ソ連が日本に通告してきた手続は、条約の条文に沿うものであったのである。

もしも、ソ連が戦後に主張したが如く、不誠実な条約締結だった、平たく言えば「日本に騙されて不当な条約を結ばされたんだ」ということなら、何故この当時からその旨主張するなり、条約は無効につき破棄する、と通告するなりしなかったのか?
本当にこの条約が問題だとか、日本に条約違反があるということなら、どうして条約破棄を宣言した1945年8月8日までの期間に、一度でも抗議なり条約改定・無効とする交渉なりを言ってこなかったのか?

要するに、ソ連の言い草というのは後付けの屁理屈に過ぎず、それが通っていたのは「戦勝国」すなわち連合軍側にいたから、ということだけだろう。
ロシア人には「estoppel」という法理は存在しないらしい。
日本側に「条約の更新はしないから」と言っておきながら、その僅か数ヶ月後になってから「やっぱ、あの条約は無効にするから、そんな約束事は一切知らん」と騙し撃ちをするような連中、ということである。

しかも、ソ連が対日参戦してきたのは8月9日であり、日本軍の反撃はないということを分かった上で参戦してきたのだ。こんなちんけな話を「ソ連は日本に勝った」とか豪語されても、単なる火事場泥棒という程度でしかない。ドサクサ紛れに、便乗してやってきたというだけに過ぎない。


法学には疎いと思しきラブロフ外相は「日本は第二次大戦の結果を認めよ」とか言い放っていたそうだが、日本はソ連に敗北したんじゃない。アメリカに負けたんだ。ソ連はドサクサ紛れにやってきた、単なる掠奪集団に過ぎない。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。