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これは素晴らしい考察~日米の税金比較

2009年03月08日 18時29分37秒 | 経済関連
とても参考になった。というか、知らないことが多いので、すごく勉強になったよ。

日米税金比較


ブログ主の方が述べている通り、米国の金持ち優遇策というのは、確かにあると思う。日本は格差があるとはいえ、大金持ちが超優遇されているかというと、そこまでは行ってないだろうからね。

あと、日本だと利子や配当所得の大きい人でも、課税が小さいまんま。これは改めた方がいいに決まってる。一定額までの利息や配当には課税せず、ドーンと受取っている人たちや法人が多く払うべきなのは当たり前。日本企業が配当額が少ないとか怒られることが多いが、これって税制の違いがかなり大きいと思うよ。

米国だと、1株当たりの配当額が若干多いとしても、結局課税されて手元に残る金額は小さくなってしまう、ということだね。そういう社会なのに、日本と全く同じように比較されてもしょうがないわな。最終的に手元に残る額で比較してくれんかね。税制の違いって、実は配当にしても企業利益にしても、大きな影響を受けるだろうね、きっと。


かといって、本社をタックスヘイブンに移動している大企業とか、聞いたことがないけど(笑)。本当にそれが素晴らしい方法で正しいなら、目聡い外資系がやらないはずがないんじゃないか?
利益追求に血道を挙げる企業が、折角「法人税がほぼ無料ですよ」というような「超ウマイ話」があるのに、それに飛びつかないはずがないもの。そんなにいい話なら、こぞって「大移動」が起こりそうなものだけど。

よく「企業が出てゆくぜ」とか言い出す、お間抜け経済ナントカみたいな連中がいるわけだが、そんな本社移転というのを積極的にやってる米国の大企業とか知らんけど。彼らがやらない、ということなら、それはそれでワケがあるんじゃないか?

これはまあいいや。


制度の違いって、単純な「税率」とか「国民負担率」みたいな形で比較してみても、生活実態とか実感とは若干ズレがあるのだろうね、とは思った。社会の仕組みとか、背景とか、そういったのも勿論含まれるしね(例えばチップ制とか、教会や非政府団体の発達程度とか)。

そういうわけで、大変勉強になりました。



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