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いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

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『ぼくらのミライへ逆回転』の感想

2009年08月29日 16時45分27秒 | 俺のそれ
意外に、バカウケ。

話の筋は単純。まあ、現代版ニューシネマパラダイスみたいなものかな。特に、ラストシーンはそれを意識させるようになっていたのかな、とは思った。


でも、多分、この映画を作った監督とか脚本の人とかは、やっぱり「映画が好き」ということを心の奥底に持っているんだな、ということを感じさせるものだった。

で、映画撮影にのめり込んでゆく街の住人たち、というのが、この映画最大の見せ場だ。大作なんかじゃない、無名の地味な映画が敬遠されてゆく(儲けにならないから)ということ以上に、映画作りを通じて自力で困難を切り拓こうとする住人たち、というのが、現実世界に生きる私たちに勇気を与えてくれるのだ。

(例えば夕張とかの)問題を抱える日本に、あまりにうまく符合しているのだった。日本のどこかの田舎町で、実際に地域住人が登場する自主映画を作製しているところがあったと思うが、あれを彷彿とさせてくれる映画だった。


要するに、みんな「映画が好き」と言いたいようだ(笑)。



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