西尾治子 のブログ Blog Haruko Nishio:ジョルジュ・サンド George Sand

日本G・サンド研究会・仏文学/女性文学/ジェンダー研究
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リストとサンド フリブール国際オルガンフェスティヴァル

2011年09月19日 | サンド研究

第14回フリブール国際オルガンフェスティヴァルは、9月22日午後8時よりサン・ニコラ教会にて開催されます。

1836年、サンドとリストはリストの恋人マリー・ダグー夫人とともにサン・ニコラ教会にオルガン演奏を聴きに行っています。サンドは、若く太って頬の赤い教会のオルガン奏者が演奏する様子を面白おかしく描き、その後のリストの演奏は前者とは比べものにならず、格段の差であったと記しています。

14e FESTIVAL INTERNATIONAL D’ORGUE DE FRIBOURG - 2011

Jeudi 22 septembre à 20h à la cathédrale Saint Nicolas, Franz Liszt et George Sand, Guy Bovet, organiste et François Rochaix, récitant.

Vendredi 23 septembre à 20h à l’église des Cordeliers, Ensemble Estravagante, Michael Chance, haut-contre, Stefano Montanari, violon baroque, Stefano Rossi, violon baroque, Francesco Galligioni, viola da gamba, Maurizio Salerno, orgue

http://www.academieorgue.ch/

1836年には、ユゴーのNotre Dame de Paris,ヴィニーのStello ou les Diables bleus, ラマルチーヌのJocelyn, バルザックの『谷間の百合』、ゴーチエのLes Grotesques、 シャトーブリアンの翻訳『失楽園』(ミルトン)等が出版されています。1836年はサンドが初めてショパンと会った年で、小説Simonを出した年でもありました。

画像は1836年に流行っていた服装と髪型です。




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