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新潮社が主催する公募新人文学賞『女による女のためのR-18文学賞』の歴代受賞者によるトークイベントが4月6日、東京・新宿の紀伊國屋書店新宿本店で開催された。
同賞は、2002年のスタート以来、応募者はもちろん、選考委員や下読みの編集者までも女性で統一し、女性のための「性」をテーマとした小説を対象としてきた。2012年の第11回からは「性」に限らず「女性ならではの感性を生かした小説」と募集作品の門戸を広げて、新たな才能を持つ女性作家の発掘に乗り出している。
今回のトークイベントに登場したのは窪美澄さん(『ミクマリ』で第8回大賞)、彩瀬まるさん(『花に眩む』で第9回読者賞)、深沢潮さん(『金江のおばさん』で第11回大賞)の3名。同じ賞の受賞作家だが、応募した理由も、受賞までのいきさつもさまざまだ。
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