2018年度の小西国際交流財団の日仏翻訳文学賞は、ジュール・ヴェルヌの3部作『地球から月へ 月を回って 上も下もなく』を翻訳した石橋正孝氏(立教大学)と決定。
選考委員会:委員長、野崎歓氏(東京大学)、委員澤田直氏(立教大学)、堀江敏幸氏(早稲田大学)
石橋氏は日本のみならずフランスでもヴェルヌ研究の第一人者として知られており、文芸評論家としても活躍。
今回の受賞作は、『八十日間世界一周』(1880年に日本語に翻訳された最初のフランス文学作品)など一連の「ジュール・ヴェルヌ作品に関する知識を刷新するもの」であった。
授賞式は、フランス大使公邸にて、ローラン・ピック駐日フランス大使の出席のもとで行われた。
https://jp.ambafrance.org/article13271