皆さま
拙ブログをご訪問いただき、感謝申し上げます。
激暑だった夏も間もなく終わるのでしょうか。
まだ蒸し暑い日が続いております。
ご自愛をお祈りいたします。
前回、お知らせしましたセルア・リュスト=ブルビナ(パリ・シテ大学)の一連の講演会は、延期となったとのことですので、取り急ぎ、お知らせいたします。延期で中止となったわけではありませんので、次回のお知らせを楽しみにお待ちください。
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「境界を通過しつつ考える―哲学の脱植民地化、脱植民地化の哲学」
【講師】セルア・リュスト=ブルビナ(パリ・シテ大学)
【討論者】鵜飼 哲(一橋大学名誉教授)
【司会】 澤田 直((公財)日仏会館、立教大学)
2023-09-15(金) 18:00 - 20:00
会場 | 日仏会館 |
一階ホール
フランツ・ファノン(1925-1961)は、アルジェリアで精神科医として活動する一方で、独立戦争に積極的に身を投じた人物です。彼は、『黒い皮膚・白い仮面』(1952)、『地に呪われたる者』(1961)、『アフリカ革命に向けて』(1964)などを通じて植民地の精神的、文化的側面にも鋭い分析を遺し、ポストコロニアル理論の先駆者として広く知られています。アルジェリア独立後60年余を経て、人口動態、環境的正義、地政学的要因からグローバルサウスが脚光を浴びるいま、父方のルーツをアルジェリアにもつブルビナ氏がファノンの業績を問い直します。
このほか、東京大学駒場Iキャンバス、早稲田大学戸山キャンパス、 宜野湾セミナーハウスにて、講演会、セミナーが開催されます。