生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

東大寺と綺麗なお菓子

2007年03月13日 | 第1章:愛の領域
<のりこぼし>と言う銘菓を勉強会で頂きました。奈良東大寺のお水取りで松明の火の粉を体験された方のお土産でした。昔から聞いていたその銘菓は、椿の姿で、なんとも綺麗で味もよく、古いヤマトの伝統あるお菓子です。口に入れると優雅なとろけるような深い味わいが心に染み込みます。さてこの銘菓のような味を出す人間にもたまに出合います。簡素で裏表がなく、飾りもない、清純で真っ白な地に明快な朱、正直な感性なので、透明で爽やか。多分この人の世界は喜びも大きく深いけれど苦しみも多いかもしれません。人の苦しみには敏感で苦しみの原因を整理するのも実に上手。東大寺の糊こぼしの歴史を想いながら、この綺麗で味のある銘菓をいただくと、心まで幸せになります。人を幸せにするのは学問も貢献しますが、綺麗で味わい深い伝統銘菓は、より単純に、瞬時に、人を幸せにしてしまいます。古き伝統の銘菓には精霊が宿っているようです:<NPD6:権利と義務:50-5>:

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