生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

侘びと寂

2011年04月10日 | 第9章:人は何故、心を病むのか
わびとさび、これは日本人が大好きな茶道の世界の話で、とても大事にされている考え方です。侘びと寂の世界に固執して日常生活で自分をストレス曲線(不安感、怒り、身体症状、鬱、錯乱の5つ)に追い込むことほど馬鹿馬鹿しい事はありません。この侘びと寂の世界は美の世界ですので人間を不幸にする思想ではありません。欧米のキリスト教世界の愛の思想から比較すると何となく寂しい孤独感、と誤解されますが、このやまとびとの美意識は地上の美しい世界の一部を表現しているのであつて人間を孤独にし悲劇的にする世界ではないのです。わびしいなあ、さびしいなあ、と呟く世界に近いのですが現代の若い人はやまとの文化をもういちど勉強して欲しいなあ、と思います。侘びと寂、これはとても人を幸せにする世界です。<日本人の傾向から平安感を考える:383-3>:

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