今日からテキスト<生き甲斐の心理学>の第10章に入ります。第10章の大テーマは<どうして治療したらいいか、その方針をカルテに書きなさい>です。昔、イギリスにいたころ、その研究室では入院患者の診断をしたあと、その患者さんの治療目標を書かせられる試験がありましたが中々難解で単位がとれませんでした。同じ患者さんを何回も他者分析は出来ず、その都度、別の患者さんを診断していきます。難しく何度泣いたことか。もう帰国しようかなあ、とも思いました、才能がないと思ったからです。しかし経験を積むうちに生身の人間への愛情と学問としての興味を感じだすと、治療目標の立て方が上手になりました。人間への興味があるかないかでこうも上手になるものかと感動したものです。日本では医師でないと治療という言葉は使用禁止ですので相談への答えの指針をどう確立するか、という視点で述べていきます。特に私は<生き甲斐>支援を45年もしていますのでその体験から分かりやすく解説していこうと思います。:<生き甲斐相談は役にたつ:386-1>:
いつもクリックして下さり有難うございます。感謝いたします。
人気blogランキング
いつもクリックして下さり有難うございます。感謝いたします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuma_wel.gif)