生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

<自分の心を大切にする>とは、どういう事か?

2011年04月30日 | 第10章:どうして心を癒すか
<人を大切にする>前に<自分の心を大事にする>という意味を教えてくれる人はあまりいないようです。子供の頃から<人さまに迷惑をかけないように>とか<人を大事にしなさい>と言われ続け<自分の心を優先して大事にしなさい>とはあまり言われた経験がありません。ここに大きな問題が潜在していました。<自分を愛するように人を愛しなさい>は欧米の基本哲学ですが、ここで忘れられている重要な事があります。それは人を愛する前に<自分を愛するように>という前提が忘れられている事でした。さて自分を大事にしないから、精神病院に入院してきた患者さんが大半でした。全てその方法を知らないで生きてきたからです。自分の身体症状が出るまで忍耐、我慢をする事を<自虐>といいます。不安感、怒りを抑えていると、どんな頑強な人でも眠れない、食欲がないなどの身体症状が出てきます。我慢、忍耐は美徳になる事例もありますが、神様が下さった身体を自虐する事ほど罪深い事はありません。まずは身体症状を出すほど忍耐と我慢をする事がいかに問題か、そこからもう一度、自分の有り様を再検討して欲しいものです。<人の悩みに対処する方法:387-3>:

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