生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2018年08月20日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
相手の好きな話題を出すことは、愛そのものだなあ、と思ったことがあります。生き甲斐支援の旅では、相手が苦手なタイプの人でも、相手の中から<美しいもの、良いもの>を探し出せる知恵と能力が無いと、生き甲斐支援は無理でしょう。相手が好む話題の中でも、エログロの話題ではなく、<真、善、美>により近い話題を提供する事、つまりカール・ロジャースの好きな心理療法家の場合でしたら、<必要にして十分の6つ条件>の第1条:<心理的な接触:ラポールとも言う>を試みる事は、優れた心理療法家の生涯の訓練目標です。精神分析の好きな心理療法家であれば、14の防衛機制を駆使して、相手の美しさ、良さを十分探し出し、ラポールをつけていく。さて<愛の確認方法>を<心理学的に検証する方法>があります。自分が訪問した心理療法家がもしこの条件を満たしていなければ、クライエントはさっさと帰宅した方が良いでしょう。1:<五感>で大切にしようと努力しているか。2:優しい<配慮>をしているか。3:クライエントを<尊敬>しているか。4:<責任感>があるか。5:クライエントに深い<知性的な興味>を示しているか。<相手が好きな話題>を、こび、へつらい、からでなく提供する力は、このように相当の愛のエネルギーが無いと生まれてきません。日常生活で、自分に向けて、もし、このような人が現れたら、心から大切にしましょう。その人は人生の旅での、良き友だからです。
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