生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2022年06月10日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
時々、自分一人で生きているような人に出会いますが、とんでもない勘違いをしています。赤ちゃんを観察していると、とても一人では生きていけません。幼児虐待と言われるような両親のもとで育ったとしても、この親のお陰で生き抜けたわけで、決して一人で生きてこれたわけではありません。独立自尊の思想は重要ですが、周囲の人々のお陰で今日に至った事だけは確かです。人間の身体の仕組み、心の仕組みを勉強していくと、いかに人間の本質そのものが<不安感>を中心としていて、<平安感>を獲得する為には、相当、心の仕組みを勉強していかないと<平安感>を得る事が出来ないかが分かります。不安が本来の人間の姿であって平安は恩寵に近いものだ、と、段々と理解してくるようになります。どんなに強い人間でも一人では生きていけません。直接、間接に人々のお陰で生きている現実を知らないで、あたかも自分一人で生きているような人間にだけはなりたくありません。愛と感謝と祈りの生活が人類の理想的生き方と言われていますが、時々立ち止まり、独立自尊と傲慢の関係を思索してみましょう。
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