横浜なまこ丼ミニ/鮮菜(横浜町)
12月の青森旅に向けて、いろいろ情報を集めていた。
すると、地元で獲れるナマコを使った料理があることを知る。
期間限定のその料理とは「なまこ丼」。ここ横浜町では、ホタテの他にナマコも水揚げされるようだ。
ナマコと言えば、酢の物と相場が決まってるのに、丼ぶりにするなんて!
そもそもいいのか、ナマコにそんなことして。本人の許可は得ているのか。
当のナマコだって、ニンゲンに喰われるならナマコ酢として喰われたいと思ってるはずだ。
「町おこし」の美名のもとに、不当な仕事をさせられてるのではないか。
彼らの怨嗟の声を聴きに「道の駅よこはま」へやって来た。
さぁ、現場へ踏み込むぞ!
横浜なまこフェアのメニュー。
うむー、茶漬けなんてのもあるのか。
焼きおにぎりを腹に入れてからさほど経ってないので、
丼ぶりのミニに決めました。540円(税込)。
ナマコが丼ぶりに載せられてやって来た!
まずはヌメヌメと光る、ナマコだけを食べてみる。これが横浜町のナマコか。
それではと、わさび醤油を回し掛けて食べ始めた。
あぁなるほど、これは山かけだよ。マグロのブツならぬ、ナマコの山かけ。
長芋とろろがご飯とナマコの関係を上手に取り持っている。
コキコキとしたナマコの食感が、マグロとは違った味わいを出していて、とてもオイシイ。
思い出した。長芋も青森県の名産なんだよね。
そういう意味では青森県南部地方を表した丼ぶりとも言えよう。
ウマイ、ウマイと胃袋に収めてしまった。
不当な扱いを受けて苦労してるのかと思いきや、生き生きと仕事している。怨嗟の声など一切なし。
酢の物専業(呑み助向け珍味としてコノワタ事業も一部展開)だったナマコが、
長芋との新規共同事業で仕事の幅を広げた感じだ。
いやー、美味しかったです。(^~^)ごちそうさまでした~。