ラジカセ/パーソナリティーごっこ（笑）

意外かもしれませんが、当店ではシンプルなラジカセがよく売れます。未だに根強いカセットテープユーザーが多い様です（特に高齢者）。私もたまに聴くのですが、昔ラジオからエアチェックしたり、レコードから録音したカセットテープが山ほどあるのです。１度かなり処分したのですが、捨てられないモノもかなりあります。
※エアチェックって死語の様ですが、今で言う音楽ダウンロードです。

もちろんアナログ素材をデジタルに変換する事はできるのですが、渋谷陽一（サウンドストリート）や大貫憲章（全英トップ２０）、伊藤政則（ロックトゥデイ）のＤＪが入っているのは、そこまで手間をかけて残さなくとも、廃棄はできません。あとドライブ（デート）用に編集したオリジナルアルバムとか、、、ミキサー使ってまで頑張ったヤツもありました。そんなテープを部屋片付けとかしながら聴いていると、時間が思いっきり逆戻りします。まぁテープなんで寿命はそれ程永くは無いと思いますが捨てられません。


中学の時、友人からテープを借りました。永ちゃんのＬＰを録音したモノだったのですが、後半にその前に録音していたのが残っていました。ラジオ番組？それにしてはＤＪ（パーソナリティー）がたどたどしい、、、しかも鶴岡公園とか言っているし、『この前見た映画』とシネマ旭で見たと言ってるし、声の主はテープを貸してくれたヤツに似ているし、『それでは次のリクエスト曲、、』とか言いながら、ガサガサッと、そのままコンポのスピーカーにラジカセのマイク向けてるし、だんだん聴いている自分が恥ずかしくなるし、、、、『翌日、これ有難う』とカセットを返す際も、彼の顔を見る事ができませんでした。


ん～でも今思えば、それを志していたのなら、大学時代に私がオリジナル曲を多重録音したり、小学校の頃白ノートを半分に切って、それを更に半分に折って、真ん中をホッチキスで留めて、マンガの単行本を書いていたのと一緒かもしれない。マンガは某高校教師のＭ木君と競っていました。だんだんエスカレートしてエロさを競う様になりましたが、彼にはかないませんでした。


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