小説家、反ワク医師、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、反ワク医師、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

前方宙返り

2015-12-28 02:17:21 | 武道・スポーツ
体操競技の床の、前方宙返り、は、助走をつければ、かなり高く飛べる。

これは、極めて、物理的にわかりやすいことで。

ボールを壁に向かって、投げる時、前に、上向きの、斜め、45度の、頑丈な板を置いておいて、それに、ぶつければ、どうなるか。

ボールは、板に当たった後、真上に飛んでいく。

前向きのエネルギーが、上向きのエネルギーに変わるからだ。

これは、誰でも、わかる。

体操選手も、助走をつけて、前に、上向きの、斜め、45度の、頑丈な板を置いておいて、それで、踏み切れば、ボールと同じように、前方の助走のエネルギーを、上方に変えることが、出来る。

しかし、床体操では、そういう、踏み切り板は無い。

しかし、踏み切り板など、全く、無くても、飛ぶ時、足を突っ張る、ことによって、あたかも、斜め上向きの板があるかのような、効果を作り出すことが出来るのである。

しかし。

フィギアスケートでは、マットが無いから、足を突っ張って、止めることが出来ないから、踏み切る時、助走の前方のエネルギーを、上方に変えることが出来ない。

だから、フィギアスケートのジャンプでは、垂直跳びの、ジャンプ力、以上には、高く飛べない。

否。フィギアスケートでも、前方につけた助走のエネルギーを、ジャンプする前に、滑る、向きを変えることによって、上方に変えることは、出来るのかも、しれない。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウソは、表情や仕草で、わかる

2015-12-28 01:16:29 | 考察文
大抵の、人間の、ウソは、表情や仕草で、わかる。

それは、なぜか、というと、人間は、自分を完全な、悪人とは思いたくないからである。

平気で相手をだます。つまり、良心を捨てきってしまう。と、自分が、大悪人になってしまうので、人間は、その自分の罪業に耐えられないからである。

人は、ウソをついて、人をだます時、自分は、完全な、悪人ではなく、(ふんだんな自己正当化により)、自分は、やむを得ず、ウソをついているが、本当は、善人である、と、思いたいからである。

自分が、地獄に落ちたくないからである。

これが自己欺瞞である。

だから、ウソをつく時、あやふやな態度になるから、大抵の、人間の、ウソは、表情や仕草に現れるので、わかるのである。

その逆に。

オレオレ詐欺とか、振り込め詐欺とか、完全に、良心を捨てきってしまった人間のウソ、というのは、見抜けない。のである。

なんせ、自己欺瞞がないから。

自らを欺いていない、という点に関して、だけ言えば、良心を捨てきってしまった人間の方が、誠実と言える。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする