小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

厚生省も精神保健指定医のケースレポートの不正は知っていたのである

2016-11-20 19:56:25 | 医学・病気
厚生省も精神保健指定医のケースレポートの不正は知っていたのである。

精神保健指定医の、ケースレポートの条件を、国が、変なふうに、最初に、決めてしまったのが、間違いなのである。

なので、厚生省も、ケースレポートの不正が、行われていることは、うすうす、どころか、十分、知っていたのである。

ただ、去年の四月の、聖マリアンナの、不正は、ひどすぎたので、これを、見逃すのは、さすがに、出来ないので、バレたのである。

また、相模原の殺傷事件も、それに、追い打ちをかけた。

国は、間違ったことが、行われていると知っていても、なまじかのことでは、動こうとはしないのである。

それは、官僚が、怠け者ばかりだからである。

働きたくないからである。

それだけでなく、国は、何事においても、後手後手なのである。

何か、大きな事件が起こって、やっと、重たい腰をあげる、というのが、日本の官僚政治なのである。



まあ、僕としては、ケースレポートの不正は、ある、どうしても、やむを得ない場合は、一症例くらい、不正を認めてもいいと、思っている。

それは、どういう時か、というと。

日本は、何事も、都市と地方の格差が大き過ぎる。

みな、不便な、地方には、行きたがらない。

しかし、精神医療は、地方でも、必要なのである。のは、言うまでもない。

僻地の精神医療をするためには、指定医の資格が、どうしても、必要なのである。

たとえば、東日本大震災とかで、東北の精神医療が、十分でない、場合、「何とか、東北の人の役に立ちたい」、と、崇高な志を持っている医師(自分の利益のためではなく、他人のことを心配する、偉い人)になら、ケースレポートの、一症例くらい、不正をしても、いいと思っている。

自分の利益追及のためではなく、他人のことを心配する、偉い人なのだから。

まあ。例えれば。かけがえのない自分の娘が、病気で危篤と、知らされたら、一刻も早く、急いで病院に行くために、車で、スピードオーバーも許される、と僕は思う。

それと、同じようなことである。



しかし。聖マリアンナ、とか、今回、不正が見つかった、89人、の指定医は、てめえが、楽して、精神保健指定医の資格を取りたい、という、己の私利私欲のためであり、怠けきったクズ医者ばかりであり、あんな連中は、医者の風上にも置けない、存在である。

指定医のケースレポートの不正は、厚生省が、調べようと思えば、簡単に調べられるのである。

簡単に、バレる不正を堂々とする、頭の悪さにあきれるばかりである。

聖マリアンナのクズ医者どもは、頭も悪けりゃ、怠慢で、性格も悪い。

こういうクズ医者どもは、処置なしである。




ケースレポートや指定医の問題に関しては。

一言でいって、8症例の、ケースレポートの提出など、不要なのである。

3年間の精神病院での、常勤の経験があれば、それで指定医を認めて、十分なのである。

たとえば。

ある医師が、内科医(内科でも、眼科でも、耳鼻科でも、何でもいい)として、病院に常勤で勤務したとする。

すると、病院としては、雇った医師には、高い給料を払うのだから、医師には、働いてもらわねばならないのである。

働く、ということは、仕事をする、ということである。

働かなかったら、病院としては、契約不履行だから、医師は、病院に解雇されてしまう。

なので、勤務した、ということは、働いた、ということである。

そして、働いているうちに、何百症例もの、精神科の患者の、治療をしているから、精神科医療の知識は、身についているのである。

これは、結果論だが、病院は、給料と、同時に、精神科医の経験、能力というものも、勤務医に与えているのである。

もっとも、初めて、精神科で働く医師にはベテランの医師が、最初のうちは、精神医療の、やり方、を教えるが。

なので、3年の、精神科の勤務経験があれば、もう、十分なのである。

これは、あらゆる仕事でいえる。

コンビニ店員でも、牛丼屋でも、ウェイトレスでも、雇用の契約を結んで、働く、ということは、被雇用者は、労働を、雇用者に提供する、対価として、給料をもらうが、同時に、その仕事の、スキルも、身につく、というか、雇用者から、もらえるのである。

全く、コンビニ店員の仕事をしていない人に、いきなり、働け、と言っても、無理だが、1週間くらいの、研修をした後では、もう、コンビニ店員のスキルも、身についているのである。

医師の仕事も、それと同じなのである。

スポーツ教室とか、ピアノとか、そういう趣味とか、習い事では、そうは、いかない。

スポーツだったら、運動神経とか、体力とか、本人のやる気、とかが、なければ、何年、やっても、上手くならない、ということも、起こりうる。

労働の、ギブ&テーク、とは違うのである。

ある組織(スクール)は、生徒が上達しなくても、(スキルが身につかなくても)、解雇する、ということはない。

組織の会員(生徒)は、上達しなくても、(スキルが身につかなくても)、スクールに、居続けられる。

だから、そういう、趣味や、習い事では、スキルが身についているか、どうかは、チェックする必要はある。

しかし、仕事として、働いた人間には、スキルが身についている、か、どうか、テストする必要など、全くないのである。

スキルなど、身についているのに、決まっているのである。

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村田沙耶香さんとChara(シンガーソングライター)との対話

2016-11-20 18:49:18 | 考察文
昨日、テレビで、たまたま、村田沙耶香さんとCharaさん(シンガーソングライター)との対話の番組をやっているのを見つけた。

僕は、テレビは、ニュースしか見ない。

テレビばかり、見ていると、バカになるぞ。

僕としては、芸術の分野では、作曲家の方が、小説家より、上だと思っているのだが。

僕は、Charaさんを、昨日まで、知らなかった。

村田沙耶香さんは、人が良すぎる。

彼女の、怒った顔が想像できない。

彼女は、「きれいなシワの作り方」、なんて、タイトルの、エッセイも出している。

もちろん、買って読んだが。

なんちゅータイトルをつけてるんだ?

「絶対、シワを作らない方法」

とでも、すべきだと思うのだが。

彼女は、自分を、「おばさん」、と言い、「おばさんの、パンツを人に見せては、相手の人に、不快感を与えるので、申し訳ない」なんて、言っている。

あれほど、クレオパトラや、楊貴妃、以上の、きれいな顔で、それは、絶対、違う。

村田沙耶香さんの、パンティーなら、7万円、出しても、買って、神棚に祀っておくぞ。

「人は、自分を、おばさん、と、言った時から、おばさんになる」

のである。

彼女は、腹筋が一回も出来ないらしい。

しかし、泳ぐことは出来るらしい。

と、エッセイで、書いてあった。

僕は、水泳と筋トレで、鍛えているから、腹筋、1000回、出来るぞ。

水泳は、新陳代謝が、良くなるから、泳いだ後は、爪が伸び、髭が伸び、顔のハリも、出てくる。

股割り、の、ストレッチもしているので、空手も、ハイキックが出来る。

体格も体重も、20歳の時を、キープしているので、老けないのである。

こう書いていて、彼女は、ストレッチをしたら、いいかもしれない、と思った。

一日、10分の、ストレッチ、を、するか、しないか、では、健康に大違いなのである。

彼女は、編集者と作家は、協力関係にある、と言っていたが、それは、彼女のような、プロ作家、に限ったことだけである。

新人の場合、作家は、編集者の、完全な奴隷、なのである。

それが、つらくて、漫画家の、山田花子さんは、自殺してしまったほどなのである。

新人の作家は、編集者に、徹底的な、書き直し、を、要求されるのである。

そして、小説を書く人間、にとっては、書いている時は、楽しいが、書き直し、は、地獄の苦痛そのもの、なのである。

なので、そういう編集者の、完全な奴隷なんかに、なりたくないので、僕は、プロ作家には、(仮に、なれたとしても)なる気が、しない面があるのである。

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