河童姫が帰宅するなり、細長い紙を持ってきました。
そこには今回の中間テストの成績が書かれています。
一番右端に『7』という数字が見えます。
7番という意味ですね。
「これは、クラスで7番なの。全校で7番なの?」
「クラスで!」
「あぁそう・・。で、これは褒めればいいの?」
「・・・・・別に褒めなくていいです。」
「いやん。褒めたらええんやったら褒めるで。
『そうか、よぉ頑張ったな。
偉い!姉ちゃんは偉い!!』」
「・・・・・・・・・・(怒)。」
彼女は最近ピリピリしていて
私が就職をほのめかすと、凄く怒ります。
真剣に怒ります。
なんでぇ?
勉強キライやのに、なんで就職の話をしたら怒るん?
どうしても、何がなんでも
どんなとこでも、絶対
学校に行きたいらしい。
専門学校でも大学でも、
とにかく一番ラクに『学校』に行きたいらしい。
心ざし、ひくぅ。
闘魂ちゃんも週3回、塾に通っているワリには
成績は振るわず・・・。
塾に一度も行ったことのない私としては、はなはだもったいない。
今までなんぼつこうてきてると思てんのな。
「お前、姉ちゃんと同じ程度の学校に入ったら
大学進学はナシな。
保育専門学校にいってもらうで。
あそこやったら、学費が安いから。」と闘魂ちゃんに説教してたら
河童姫が勝手に話に入り込み。
「またや・・・お母さん、それ、私にゆうてるんやろ。」
「は?誰がアンタになんかゆうてるかいな。」
「いや。お母さんは私を大学に行かせたくないんや。
お金がもったいないから・・」
・・・処置ナシ。
被害妄想炸裂。
そんなこんなで、河童姫となるべく顔を合わせたくない私。
「お前の門限、6時やったけど、今日から7時まででエエで。」
「え?なんで?なんでそんなことゆうん?
おかしいやん。受験生やのに、今この時期に門限が延びるやなんて
おかしいやん。絶対おかしいやん。」
慌てる河童姫。
私が何か策を練っていると思ってます。
もう付き合いきれまへん。
なにがなんでも、親のスネかじって
ろくでもない学校にいって、ぐーたら遊ぶ気でいるくせに。
まだかなぁ・・・河童王国からのお迎え。
とっくにアンタんとこのお姫様は、大きくなったはりますよぉ。
はよこんと、王国の門をくぐられへんぐらい
大きくなりまっせ、態度も体も。
そこには今回の中間テストの成績が書かれています。
一番右端に『7』という数字が見えます。
7番という意味ですね。
「これは、クラスで7番なの。全校で7番なの?」
「クラスで!」
「あぁそう・・。で、これは褒めればいいの?」
「・・・・・別に褒めなくていいです。」
「いやん。褒めたらええんやったら褒めるで。
『そうか、よぉ頑張ったな。
偉い!姉ちゃんは偉い!!』」
「・・・・・・・・・・(怒)。」
彼女は最近ピリピリしていて
私が就職をほのめかすと、凄く怒ります。
真剣に怒ります。
なんでぇ?
勉強キライやのに、なんで就職の話をしたら怒るん?
どうしても、何がなんでも
どんなとこでも、絶対
学校に行きたいらしい。
専門学校でも大学でも、
とにかく一番ラクに『学校』に行きたいらしい。
心ざし、ひくぅ。
闘魂ちゃんも週3回、塾に通っているワリには
成績は振るわず・・・。
塾に一度も行ったことのない私としては、はなはだもったいない。
今までなんぼつこうてきてると思てんのな。
「お前、姉ちゃんと同じ程度の学校に入ったら
大学進学はナシな。
保育専門学校にいってもらうで。
あそこやったら、学費が安いから。」と闘魂ちゃんに説教してたら
河童姫が勝手に話に入り込み。
「またや・・・お母さん、それ、私にゆうてるんやろ。」
「は?誰がアンタになんかゆうてるかいな。」
「いや。お母さんは私を大学に行かせたくないんや。
お金がもったいないから・・」
・・・処置ナシ。
被害妄想炸裂。
そんなこんなで、河童姫となるべく顔を合わせたくない私。
「お前の門限、6時やったけど、今日から7時まででエエで。」
「え?なんで?なんでそんなことゆうん?
おかしいやん。受験生やのに、今この時期に門限が延びるやなんて
おかしいやん。絶対おかしいやん。」
慌てる河童姫。
私が何か策を練っていると思ってます。
もう付き合いきれまへん。
なにがなんでも、親のスネかじって
ろくでもない学校にいって、ぐーたら遊ぶ気でいるくせに。
まだかなぁ・・・河童王国からのお迎え。
とっくにアンタんとこのお姫様は、大きくなったはりますよぉ。
はよこんと、王国の門をくぐられへんぐらい
大きくなりまっせ、態度も体も。