やしの木一本

朝たまたま、松田聖子の白いパラソルなんか耳にしちゃって
一日鼻歌で「な～ぎさにし・ろ・い・パ～ラソル♪」なんて
歌ってたことはないですか？

ありますね、あなたも確かにありますね。


さて、昔話です。
宝物がまだオムツをしていた頃。
とは言っても、会話が成立するぐらいの年齢時。

私はいつものように宝物を転がして
オムツをかえていました。

ちなみに私はオムツをかえる時
いつも歌をうたっていました。
「オムツかえましょ。オムツかえましょ。
キレイにキレイにかえましょう。
オムツかえましょ。オムツかえましょ。
おしりをキレイにしましょう。
キレイにキレイにしましょう。」

大体これぐらい歌うとおわっています。
子供は寝転がらせるとあばれますから
歌をきかせておとなしくさせていたワケです。

その時、なにげなく

「ま～可愛いオチン○ン。ちっちゃいオチ○○ン」と
言いました。

すると宝物が
「小さないわ！」と怒りました。


いや～オモロイですわ。
なんですのん、それ。

女は灰になるまでと申しますが
男はこないに小さい時からチン○ンが小さい言われたら
傷つくもんなんだすけ？

そんな宝物も、もう小五。

ナニが小さいか標準なのかは
比較対象がないのでわかりませんが
半年ぐらい前からは、ちゃんと体毛まで生えてきやがりました。

本人はそれがつらいらしく
風呂あがりにながめては、嘆きます。

「オレ、こんなんいらんのに。」

そして腰をつきだして、私に状態を見せるのです。



見せていらんって。

しかも最近は歌つきで。

「やしの木、一本。実がふたつぅ～♪」

最初はなんのことかわかりませんでした。
大体いつも、子供の言うことなんて真剣にきいてませんから。


ですがあなた。

これがうつるんです。
つい、口ずさんでしまうんです（涙）



やしの木一本・・・・あわわわわ



オレ、つらい。