家建築構想が姑にばれかかり
あわてふためいた旦那は
姑のご機嫌をとるべく
旅行に連れ出した。
「宝物を連れてゆくぞ。」
「どうぞ。」
「他はどうする?河童姫は?」
「行きたがらないと思いますが」
「きいてみてくれ。」
河童姫にきいてみると、本当は行きたくないとのこと。
「でも、私が行かなかったらおばあちゃんが大変だろうから
やっぱ行くわ。」
「偉いなぁ、お前。
可愛がられたわけでもないのに、なんと優しい。」
「だって可哀想やん。この間真珠もくれたし。
おばあちゃん、頑張ってるやん。」
真珠くれたから、親切にするのか。
なんや、それ。
そこは「千と千尋の・・」のモデルになった温泉地とかで
大満足で帰ってきた旦那。
「露天風呂に行きそびれたんや~。
そやから来週、一緒にいこ!」と旦那。
「いえ。お気遣いなく・・」
「そんなこと言わんと。一緒にいこ。
闘魂ちゃんが試合で行かれへんかったから
あの子も連れて。
家族で行こうや。」
「いや、本人も望んでないと思うので。」
「なんで?
なんでや。あの子もオレの子供やねんから
連れていかなきゃ可哀想やんか。」
「・・・可哀想?」
「そや。」
「連れてゆく方が可哀想かと。」
旦那をみていると、愛人と奥さんに同じ香水をお土産に買ってかえる
おっさんを思い浮かべる。
なんかきしょい。
さて、クラブ活動を引退した闘魂ちゃん
次は運動会の実行委員になった。
とりあえず今度の日曜日は、お友達とラブコンを観に行くらしい。
ま、デートだな。
旦那に勝ち目はない。
あわてふためいた旦那は
姑のご機嫌をとるべく
旅行に連れ出した。
「宝物を連れてゆくぞ。」
「どうぞ。」
「他はどうする?河童姫は?」
「行きたがらないと思いますが」
「きいてみてくれ。」
河童姫にきいてみると、本当は行きたくないとのこと。
「でも、私が行かなかったらおばあちゃんが大変だろうから
やっぱ行くわ。」
「偉いなぁ、お前。
可愛がられたわけでもないのに、なんと優しい。」
「だって可哀想やん。この間真珠もくれたし。
おばあちゃん、頑張ってるやん。」
真珠くれたから、親切にするのか。
なんや、それ。
そこは「千と千尋の・・」のモデルになった温泉地とかで
大満足で帰ってきた旦那。
「露天風呂に行きそびれたんや~。
そやから来週、一緒にいこ!」と旦那。
「いえ。お気遣いなく・・」
「そんなこと言わんと。一緒にいこ。
闘魂ちゃんが試合で行かれへんかったから
あの子も連れて。
家族で行こうや。」
「いや、本人も望んでないと思うので。」
「なんで?
なんでや。あの子もオレの子供やねんから
連れていかなきゃ可哀想やんか。」
「・・・可哀想?」
「そや。」
「連れてゆく方が可哀想かと。」
旦那をみていると、愛人と奥さんに同じ香水をお土産に買ってかえる
おっさんを思い浮かべる。
なんかきしょい。
さて、クラブ活動を引退した闘魂ちゃん
次は運動会の実行委員になった。
とりあえず今度の日曜日は、お友達とラブコンを観に行くらしい。
ま、デートだな。
旦那に勝ち目はない。