旦那よ、一徹ちゃんになれ

なんでげすな、文化祭ちゅうのはやっぱり楽しいもんなんでっしゃろ。
わて、もう覚えてまへんのや。
ごっつ昔の話ですから。

確か高３の時は、模擬店をやったような。
カレーの入った寸胴鍋かきまぜたな。
結局こがしてしまい、白い目で見られたわ。

舞台にもたった。
最初で最後の舞台でげすな。
あれ？２年の時だったけ？？？

とにかく文化祭というのは楽しいもののようで
河童姫が帰ってきやがりまへん。

最終日は特に遅く、８時半くらいに帰宅。
旦那より遅く帰宅したワケです。

自分が最後だと思い、玄関の鍵をかけたのに
河童姫がまだだと知ると、あわてて鍵を開けに行きました。

帰ってきても「おかえり～」なんて
暖かく迎えてます。

アカンなぁ。。。。
マイナス50点やわ。
そやから子供になめられんねん。

まず、子供の帰りは外で待つ。
玄関を背にして、腕組みして待つ。

「ただいま～」という言葉をききつつ
えりくびをつかむ。
すかさず往復ビンタ。

「お前、今何時やと思とんじゃ。」とどなる。
「こんな時間まで学校やってるワケないやろ！！」と重ねる。

そんな父であって欲しいもんだ。


いつでも私が怒ったあとの、「なだめ」にまわる旦那。
エエなぁ～いつもエエ役で。


うちの父さんは、六時半から外で立ってたで。
就職したあともしばらく、そうしてたで。
私がはじめてバイクに乗った日は、車であとをずっとつけてたで。

お外がまっくらやのに、まだ帰ってこない子供を
寝転んでポテトチップスなんて食べながら待ってて
それで父親がつとまるんかいな。


「お母さん、八時半くらいエエやん。
他の子はもっときっと遅いで。」と闘魂ちゃん。

「あかん！
八時半で許してたら、今度は十時になる。
それに慣れたら次は午前様や。
それに慣れたら次はお泊りや。
あかん、あかん！！」


何年、私の子供をやってるんだ、君達は。
自由が欲しいなら、早く飛びたて。
おのれで稼いで生きてゆけ。