冬の季語/行火(あんくわ) ねこ・猫火鉢・電気行火・電気蒲団・電気毛布

2024-11-12 18:29:29 | 本気ィ頓鬼ィ
    サザンカ↑枯れ蓮↓         臼田亞浪/ペンの走り固しとおもひ行火抱く 小杉余子/酔ふほどに行火のあつき雪夜かな 佐藤紅緑/飯時になれば目覚めぬ安火猫   💬行火は安火とも書きます       . . . 本文を読む
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冬の季語/手焙(てあぶり) 手炉(しゆろ)

2024-11-11 18:44:41 | 野に咲く花はどこへゆく
    今日の日光連山午後4時半↑今までの寒さからすると今日辺りはずいぶん温かいと感じるモノ     コシロノセンダングサ↑ニチニチソウ↓散歩コースまではけっこう遠いので ダンナの車に乗せてきてもらった       皆吉爽雨/彫金の花鳥ぬくもる手炉たまふ 宇田零雨/手 . . . 本文を読む
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冬の季語/温石(をんじやく) 塩温石・焼石

2024-11-10 18:38:40 | 本気ィ頓鬼ィ
    紅葉とともに桜の葉散る↑ガマズミの実↓       大型のベゴニアらしき花↓         野村喜舟/温石のたゞ石ころとさめにけり 飯田蛇笏/温石の抱き古びてぞ光りける 木附沢麦青/温石の冷えて重しや坐業了ふ     . . . 本文を読む
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冬の季語/懐炉(くわいろ) 懐炉灰・懐炉焼(かいろやけ)・白金懐炉

2024-11-09 19:17:41 | 本気ィ頓鬼ィ
    今日の農道散歩(ドラッグストアまでわざわざ遠廻り)見えるのは日光連山↑錦木(ニシキギ)の紅い実↓白い紫苑の仲間↓↓         池内たけし/老骨の背中に入るゝ懐炉かな 飯田蛇笏/句をえらみてはちかむ死か銀懐炉 田中午次郎/みぞおちの懐炉があつし川を見る & . . . 本文を読む
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松本たかし/渡鳥仰ぎ仰いでよろめきぬ

2024-11-08 18:03:33 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅳ
    例年一番早く黄葉するのは黄金柏(オウゴンガシワ)↑ハナノキの紅葉枯れ進む↓     散歩道の冬菜畠↓真ん中が大根 左が長ネギ 右はいろいろ       石塚友二/渡り鳥消えて欅(けやき)の空残す   菱沼杜門/胸ポケットの老眼鏡や鳥渡る &nbs . . . 本文を読む
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片岡奈王/枝うつりする色鳥に空深し

2024-11-07 19:08:21 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅳ
    今日の散歩 立冬で木枯1号の吹き荒れる中 日光連山2枚     紅葉の下見のつもりだったが…あまり大したことはなく 日はあるがシロヤシオの黄葉↓吹く北風       岩永三女/山一つ買うて色鳥放ち度し   色鳥の群れアマチュア写真家の群れ/森 青萄 &nb . . . 本文を読む
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不破 博/走りたる蔦もて館をなしにけり

2024-11-06 18:03:56 | 本気ィ頓鬼ィ
    今日の散歩の道沿いにサザンカ(山茶花)↑蔦↓         秋元不死男/蔦巻く家へ悲劇の方へ一歩づつ     . . . 本文を読む
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秋の季語/菊 隠君子・星見草・少女草・翁草・かはらよもぎ・鞠花・百夜草・白菊・黄菊・紅菊・一重菊・八重菊・大菊・中菊・小菊・猩猩菊 ・蘇我菊

2024-11-05 17:33:07 | 本気ィ頓鬼ィ
    黄菊↑水を抜かれた暗いダム湖に小ガモ少し↓荒れた民家の庭先にホツホツと竜胆↓↓可憐に咲いている           相馬遷子/菊白し死にゆく人に血を送る   夏目漱石/有る程の菊なげ入れよ棺の中   平井照敏/菊の棺とともに焼か . . . 本文を読む
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秋の季語/秋深し 秋闌ける・秋さぶ・深秋・秋更くる・秋深む

2024-11-04 18:47:19 | 野に咲く花はどこへゆく
    今日午後4時過ぎの那須の山方面↑ヨメナ↓アメリカセンダングサ↓↓         松瀬青々/秋ふかく枯木にまじる鹿の脚   岸 秋渓子/日輪にひゞく風鈴秋深む     . . . 本文を読む
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武田無涯子/わが法衣おしろい花に触れにけり

2024-11-03 18:59:47 | 野に咲く花はどこへゆく
    白粉花(おしろいばな)2枚 道沿いの民家で見かけたツマグロヒョウモン♀(これは頻繁に見る🦋)↓↓         菖蒲あや/おしろいが咲いて子供が育つ露路     . . . 本文を読む
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鎌倉道彦第一句集『伏流水』⭐️二十句選

2024-11-02 17:23:40 | 小熊座新刊句集
    ヤマジノギク?…まさか…他人の空似のノコンギク↑ノコンギクには変異種も多いらしい 野菊という名の菊はないのだが 素人に緻密な判断などできない     鎌倉道彦氏の新刊句集をいただいた 長年陸奥で高校の数学教師をされながら生徒たちに俳句指導し 俳句甲子園に帯同されていたという あの東日本大震災に見 . . . 本文を読む
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秋の季語/大豆(だいづ) みそまめ・新大豆

2024-11-01 19:24:08 | 本気ィ頓鬼ィ
    今日の道端散歩 秋明菊(八重)↑転作畠の大豆↓水田だった場所は殆どが連作障害をさけるために大豆を植えている         平井さち子/海女経て嫗まるきたち居て大豆干す   三橋鷹女/母よ豆摘み了へしかば二重腰(ふたへごし)     . . . 本文を読む
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田中紫江/菰の花先へ先へと水路あり

2024-10-31 17:47:34 | 野に咲く花はどこへゆく
    葦とか葭のような?↑ススキか荻↓ 💬真菰は見たことがないですが その果実は菰米(かつみ)と呼ばれ 救荒植物になったそうです     遅蒔きの蕎麦はまだ白い花盛り↓先に撒いた蕎麦は茎が紅くなり実を付け始めています       岸田稚魚/花真菰眉あげて見ることもな . . . 本文を読む
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秋の季語/皀角子(さいかち) さいかちの実・皀莢(さいかち)・さいかし・鶏栖子・かはらふじのき

2024-10-30 19:27:25 | 野に咲く花はどこへゆく
    茅萱↑ヤマハッカの残り花↓ヤマハッカの種↓↓         鈴木青園/風立ちて皀角子の莢(さや)鳴りいでぬ   今田 拓/墓の字を読む皀角子(さいかち)の風の中     . . . 本文を読む
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秋の季語/玉蜀黍(たうもろこし) 南蛮黍・高麗黍・唐黍(たうきび)

2024-10-29 19:52:17 | 本気ィ頓鬼ィ
    トウモロコシの茎などを粉砕したもの↑家畜の飼料になるのか…北海道ではトウキビと言った     ダム湖は干上がっているが水溜りにコガモなどが来ていて 五位鷺を一羽見た↑四阿そばでキャンプするらしいテント🏕️↓       西東三鬼/貧農の軒たうもろこ . . . 本文を読む
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