松村蒼石/うすじろくのべたる小田の二月雪

2025-02-04 19:34:12 | 本気ィ頓鬼ィ
  いよいよ写真も無くなってきたので…この先は写真無し俳句のみになるかもデス👵     高橋 潤/くつぬぎに小鳥籠おく二月かな     . . . 本文を読む
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飯田蛇笏/川波の手がひらひらと寒明くる

2025-02-03 18:06:51 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅳ
  川の工事の看板↑寒明けというも寒の戻りという寒さ…ビン詰めなどの蓋が金輪際あかない🐨   村松ひろし/水といふものを身近かに寒の明け   寒明やしぶとく開かぬ瓶のフタ/森 青萄     . . . 本文を読む
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八木林之助/蕎麦掻や父をひとりにしておきて

2025-02-02 20:41:02 | 本気ィ頓鬼ィ
  雪といっても少し降ったくらい 風もないため散歩には差し支えなかった☺️ 昨日イヤな目に会い(ほぼ自業自得の結果デスガ)…そのせいだけではないけれど急に左腕が上がらなくなった 肩が痛い 買い置きの貼り薬も切れていたため 散歩のついで?に今日はファーマシーへ ここに以前来た時には「父を探しています」という貼り紙があった もう剥がされていて 「逃げた犬を探しています」 . . . 本文を読む
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大須賀乙字/姉と居れば母のするよな蕎麦湯かな

2025-02-01 19:34:14 | 本気ィ頓鬼ィ
    今は切った生蕎麦をゆでた湯を蕎麦湯というが 季語の場合では 蕎麦粉に砂糖を少し入れ熱湯でとかしたもののことを指す       岩谷山梔子/用もなき興もなき夜の蕎麦湯哉   斉藤八郎/愚痴言ひに伯母の来る夜や蕎麦湯など     . . . 本文を読む
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渡辺水巴/うすめても花の匂ひの葛湯かな

2025-01-31 18:41:08 | 本気ィ頓鬼ィ
  遠くに日光連山は見えるけれども…知らない道に出た👵 先日は糝(こながき)のことを書いたのですが ワタシが知っていたのは葛湯のことでした💦こながきとはまた別ですね 他に似ているのに蕎麦湯や蕎麦掻きなどもあるようですね 失礼しました🙇     秋元不死男/生きたれば待つ日またくる葛湯かな   石田あき子/目まひして夫かなします . . . 本文を読む
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宮下翠舟/老残の咽喉にひりりと生姜酒

2025-01-30 17:29:41 | 本気ィ頓鬼ィ
  節分近し😈 生姜とハチミツで生姜湯を作って温もろうかね~🍵 <ひろゆき>が言っていたけれど…自慢や幸せアピールするのは 不幸の裏返しじゃないか?って まぁね実際の日常なんて だいたい皆ショボくて寒いんだよ(笑)     阿部鴻二/生姜酒うつる世相になじまざる     . . . 本文を読む
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西東三鬼/雑炊や猫に孤独といふものなし

2025-01-29 19:12:11 | 本気ィ頓鬼ィ
  雪もよひの空 畠では小さな青い麦が育ってきている 雑炊はかつては糝(こながき)といい 寒い時期の薬喰でもある 昔わりに見たのは➰お椀に片栗粉と砂糖少々を入れ 熱湯を注ぎつつ箸で必死にかき混ぜ ゲル状にトロッとしたのを皆が喜んで食したというモノ 甘味が貴重だった頃のこととて 当時の片栗粉はホンモノの葛粉だったし 雪降る寒い北海道では気安い若い客(よく来る親類など)に出した 思え . . . 本文を読む
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阿波野青畝/膳のあしふらふらとする薬喰

2025-01-28 19:13:01 | 本気ィ頓鬼ィ
    今日は北風に吹かれて農道散歩 アメリカフウロの葉がキレイ 時代が転換期を迎えたこと 意外とオールドメディアは気づいていないのかな? テレビの全盛時代は終ったのに… 聖人君子は竜崎伸也(警察官僚)とか柳沢良則(大学教授)しか居ないらしい👵       村山古郷/ラヂオより浅間火噴くと薬喰   . . . 本文を読む
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西島麦南/寒卵産む鶏孤つ飼はれけり

2025-01-27 18:48:51 | 本気ィ頓鬼ィ
    浅見波泉/寒卵箱にならべて美しや     . . . 本文を読む
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中 拓夫/山国の縦につらなる寒の星

2025-01-25 19:30:27 | 本気ィ頓鬼ィ
  帰りにあまりの空腹のため 急ぎラーメン屋へ🍜🍥 餃子も食べましたけどね👵   山口誓子/寒星(かんせい)はただ天に倚(よ)る海の上     . . . 本文を読む
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臼田亞浪/寒雷や肋骨のごと障子ある

2025-01-24 18:42:36 | 本気ィ頓鬼ィ
  (車内より信号待ちにて)準一等地地上げ後❔(笑)   相生垣瓜人/寒雷の乾びきつたる音すなり     . . . 本文を読む
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幡谷東吾/焼杭の数本すでに雨氷の季

2025-01-23 20:58:09 | 本気ィ頓鬼ィ
  これははて?何の殻だったかな?     佐々木有風/日俘われ雨氷の帽庇深く垂る   深尾正夫/みちのくの出湯溢るる雨氷かな     . . . 本文を読む
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西島麦南/寒凪の落木もろく踏まれけり

2025-01-22 22:09:05 | 本気ィ頓鬼ィ
      川端茅舎/寒凪の夜の濤一つとどろきぬ   佐野まもる/寒凪の渦をゆたかに押しながす       . . . 本文を読む
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平井照敏/寒の雨小鳥またたき去りにけり

2025-01-21 18:49:32 | 本気ィ頓鬼ィ
  今日の午後4時半過ぎ 雨あがりの散歩道   小鳥ども笑はば笑へ大かたの浮世の事はきかぬみみづく (狂歌)大田南畝   原田しずえ/寒の雨山中に艶もどりたる   田村木国/鹿はみな置きたるごとく寒の雨     . . . 本文を読む
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大橋敦子/文楽に二十日正月とて遊ぶ

2025-01-20 17:54:12 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅳ
    新年の季語シリーズは今日の二十日正月で全て終り 次回からは寒中シリーズになります とはいえこれまでの厳寒は今日少し緩みました  先週の木曜日以降ダンナが高熱を出して寝込みましたので ワタシもあまり体調がよろしくなく 寒気と強風で外に出かけることもできず 家では青竹踏みなどしておりました💦(笑)   高浜虚子/ものがたき骨正月の老母かな &nbs . . . 本文を読む
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