海女の呪文・特別作品2️⃣ 〈森 青萄〉

2024-11-23 18:19:17 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅳ
    銀木犀   小魚の吹雪のなかにバスを待つ   バンケットルームより来る出世魚   残照や艦の残骸二十五艘   トラック島は?方角を訊く海軍さん   倍暦たまふ海女の定年八十五     . . . 本文を読む
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海女の呪文・特別作品1️⃣ 〈森 青萄〉

2024-11-22 19:38:56 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅳ
  ツバキ科   カジメ林抜けてまつすぐ鮑獲く   海中に火花散らせる熱帯魚   アリューシャンまで海山列のイリュージョン   深海に刺さる沈没艦の魂魄   海女の呪文霊(たま)出せ霊出せ霊出せ     . . . 本文を読む
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榊原鼓天/生意気になりし炭屋の小僧かな

2024-11-21 19:17:33 | 本気ィ頓鬼ィ
  スーパーの駐車場のドウダン紅葉   菖蒲あや/己れまづ地に置き炭屋炭をひく 飯田龍太/炭売女朝かがやきて里に出づ       . . . 本文を読む
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冬の季語/炭斗(すみとり) 炭籠・炭瓢(すみひさご)・鳥府(うふ)・炭櫃(すびつ)・十能・炭箱

2024-11-20 19:54:54 | 野に咲く花はどこへゆく
  農道のイヌナズナ   後藤夜半/炭斗の炭を火箸の選り好み 加倉井秋を/かたはらに炭斗のある安堵感 草間時彦/炭斗や母の手届く置きどころ 富安風生/炭斗に炭足るほかに望なし     . . . 本文を読む
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冬の季語/炭火 跳炭(はねずみ)・走炭(はしりずみ)

2024-11-19 20:12:35 | 野に咲く花はどこへゆく
  10月末の背高泡立草↑この後に刈られ 今のところワタシの写真も払底しています   福島小蕾/炭はぜてうつつにかへる夜の畳 鷲谷七菜子/うらぶれし夜は美しき炭火かな 福本竹峰/貫かん嘘美しく炭火燃ゆ 林 翔/己もの言はねば炭火に呟かる     . . . 本文を読む
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冬の季語/炭(すみ) 炭火・木炭・黒炭・堅炭・軟炭(やはらずみ)・消炭・土竈炭(どがまずみ)・炭屑・炭の香・鞍馬炭・小野炭・佐倉炭・新炭(あらずみ)・旧炭(ひねずみ)・粉炭・炭叱(すみしか)り

2024-11-18 18:59:57 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅳ
    普通電車通過↑仔ゾウの居る公園↓       杉山岳陽/炭燃やしつゝ吾が行方さだまらず 久保田万太郎/小説も下手炭つぐことも下手 山口波津女/炭挽きし汚れ夫には近づけず 旧炭(ひねずみ)の爆ぜるばかりや娘(こ)らの前/青萄       . . . 本文を読む
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斎藤空華/練炭の火の絶壁を風のぼる

2024-11-17 18:26:35 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅳ
    公園の水車       公園もみぢ2️⃣         西東三鬼/練炭の十二黒洞つらぬけり 先生は蟲の真闇へ置きざりに/森 青萄     . . . 本文を読む
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冬の季語/榾(ほた) ほだ・根榾(ねほだ)・榾火(ほたび)・榾明(ほたあかり)・榾の主(ほだのぬし)・榾の宿(ほたのやど)・かくい

2024-11-16 17:49:28 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅳ
    公園もみぢ5枚 1️⃣               上村占魚/ひといろの火のゆらぎをる榾の宿 斎藤空華/大榾の骨ものこさず焚かれけり 村上しゆら/榾足すや馬屋に馬の顔うるみ 小林一茶/おとろへや榾折りかねる膝頭 榾返す業火のなかを裏面たり/森 青萄 &n . . . 本文を読む
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冬の季語/火桶(ひをけ) 桐火桶・火櫃(ひびつ)

2024-11-15 17:16:40 | 野に咲く花はどこへゆく
    午後4時すぎの日光杉並木保護地域 ヌルデの黄葉2枚 ヌルデは他に先駆けて紅葉しますが 全黄葉は珍しいような感じで 下はリュウノウギクでしょうか?↓↓     ここは道が4本と鉄路1本が平行して走っています 行きは階段状の登り降りがある道を 戻りは膝への負担を考えて平坦な杉並木の道を 前日もソコソコ歩いているのでワ . . . 本文を読む
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阿波野青畝/助炭(じよたん)の絵どうやら田舎源氏らし

2024-11-14 18:55:21 | 本気ィ頓鬼ィ
    今日は神社に寄ってみました⛩️ へぇえッ❗️八福神?       灯籠の絵が変わっていてナカナカ面白い↑あっ➰オキツネ様↓純白のサザンカ↓↓         岡本松浜/妻は今日芝居の留守の助炭かな   ✍️ . . . 本文を読む
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村上鬼城/いつも人のうしろに居りて火鉢なし

2024-11-13 18:01:43 | 本気ィ頓鬼ィ
    11月9日に見かけたモノ↑今日は葉っぱをよく見るために行ってみたが…どうも…シラカシらしい 垣根として植えたようだが4m以上になっている 空き地と廃屋の間に 写真4枚 生垣は樫とは思うけれど 飛び出ているのは樫の実のドングリではなく なにか他の植物の実のようである…過去の記憶を探しているが…今は . . . 本文を読む
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冬の季語/行火(あんくわ) ねこ・猫火鉢・電気行火・電気蒲団・電気毛布

2024-11-12 18:29:29 | 本気ィ頓鬼ィ
    サザンカ↑枯れ蓮↓         臼田亞浪/ペンの走り固しとおもひ行火抱く 小杉余子/酔ふほどに行火のあつき雪夜かな 佐藤紅緑/飯時になれば目覚めぬ安火猫   💬行火は安火とも書きます       . . . 本文を読む
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冬の季語/手焙(てあぶり) 手炉(しゆろ)

2024-11-11 18:44:41 | 野に咲く花はどこへゆく
    今日の日光連山午後4時半↑今までの寒さからすると今日辺りはずいぶん温かいと感じるモノ     コシロノセンダングサ↑ニチニチソウ↓散歩コースまではけっこう遠いので ダンナの車に乗せてきてもらった       皆吉爽雨/彫金の花鳥ぬくもる手炉たまふ 宇田零雨/手 . . . 本文を読む
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冬の季語/温石(をんじやく) 塩温石・焼石

2024-11-10 18:38:40 | 本気ィ頓鬼ィ
    紅葉とともに桜の葉散る↑ガマズミの実↓       大型のベゴニアらしき花↓         野村喜舟/温石のたゞ石ころとさめにけり 飯田蛇笏/温石の抱き古びてぞ光りける 木附沢麦青/温石の冷えて重しや坐業了ふ     . . . 本文を読む
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冬の季語/懐炉(くわいろ) 懐炉灰・懐炉焼(かいろやけ)・白金懐炉

2024-11-09 19:17:41 | 本気ィ頓鬼ィ
    今日の農道散歩(ドラッグストアまでわざわざ遠廻り)見えるのは日光連山↑錦木(ニシキギ)の紅い実↓白い紫苑の仲間↓↓         池内たけし/老骨の背中に入るゝ懐炉かな 飯田蛇笏/句をえらみてはちかむ死か銀懐炉 田中午次郎/みぞおちの懐炉があつし川を見る & . . . 本文を読む
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