佐々木雪層/堅雪や木を出す音の近くなりぬ

2025-02-22 17:38:11 | 本気ィ頓鬼ィ
      マチビトキタラズの餌台いろいろ またボチボチと再開させていただきます👵         . . . 本文を読む
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鈴木詮子/ふらここのきりこきりこときんぽうげ

2025-02-17 15:32:37 | 本気ィ頓鬼ィ
    寒紅梅もまだまだでしたし 日陰に雪も残っています       加藤望子/鞦韆と雲一ひらと遊ぶなり   菅原独去/ブランコの子に帰らうと犬が啼く     . . . 本文を読む
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春の季語/初午(はつうま) 午祭・初午詣・福参・一の午・二の午・三の午・稲荷講

2025-02-16 17:49:43 | 本気ィ頓鬼ィ
  小さなコブシの芽     百合山羽公/初午の遙かに寒き雲ばかり   前田鶴子/二の午の出店たじろぐ野の疾風   佐野まもる/綿菓子の人気は落ちず一の午   松岡六花女/初午や小さくなりし願いごと     . . . 本文を読む
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三好潤子/佐助の眼突きたる針も納めしや

2025-02-15 18:58:22 | 本気ィ頓鬼ィ
  日当たりのよい一角にホトケノザを見つけた今日の散歩   松本たかし/いつしかに失せゆく針の供養かな   松根東洋城/亡き母の尺(ものさし)古し針供養   . . . 本文を読む
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春の季語/種痘(しゆとう)・植疱瘡(うゑばうそう) 💬天然痘の予防接種のこと

2025-02-14 16:44:08 | 本気ィ頓鬼ィ
  恐ろしいような北風の嵐が過ぎ やっと天気になりました 散歩で見たのは雲   福田蓼汀/いとけなき腕に種痘の華四つ   車谷 弘/種痘の日まだ少女めく母もゐし   福田甲子雄/泣き声のつぎつぎ雪の種痘室     . . . 本文を読む
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京極紀陽/青天に音を消したる雪崩かな

2025-02-13 22:15:05 | 本気ィ頓鬼ィ
      石川桂郎/洗面の水の痛さの遠雪崩   田原玉乃/雪崩あと兎真白く死にゐたり   田中芥子/雪崩です沈みゆく白い軍艦です     . . . 本文を読む
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飯田龍太/霜くすべ三里かなたに信濃口

2025-02-12 18:15:49 | 本気ィ頓鬼ィ
  💬霜くすべ 桑の木に晩霜の被害が出ないよう 養蚕地方では夜っぴて火を焚いて温めたりする仕事 稚い蚕に新鮮な桑の葉を与えねば全滅することになり これは養蚕農家にとって夜の大事な作業だったという   町田勝彦/暗がりに人声のする霜くすべ   佐藤水子/桑園に真夜の月あり霜くすべ   皆川盤水/霜くすべ終へたる父の朝寝かな   . . . 本文を読む
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春の季語/桑解く(くはとく) 桑ほどく

2025-02-11 20:50:53 | 本気ィ頓鬼ィ
  💬桑解くとは…かつては養蚕のあとに桑は藁などでくくり 雪や霜の害を防ぎつつ それを春に解き放ち新芽の発育を助けるのが…桑解く そんな桑畑の情景は春らしく明るい生気に満ち溢れはじめる とて春の季語になっている   西島麦南/桑解けば雪嶺春をかゞやかす   西本一都/道ばたに蚕の神や桑を解く   椎橋清翠/春ひら . . . 本文を読む
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春の季語/春興(しゆんきよう) 春嬉・春遊・春愉し・春の興

2025-02-10 19:25:39 | 本気ィ頓鬼ィ
  以前は荷物を持って歩くということはなかったが 車を運転しなくなって それなりに腕にも筋肉がついてきたのかもしれない? 今日も駅近くのスーパーへ行き それなりの重さの食材をそれなりの距離両手に下げて帰って来れたし(笑) 道端に風の来ないとても日当たりのよい場所があって なんとそこにはオオイヌノフグリが咲いていた 自然って賢いなぁ👵     小杉余子/春 . . . 本文を読む
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百合山羽公/受難節天上にあり朝寝せり

2025-02-09 18:34:32 | 本気ィ頓鬼ィ
  気温は低いが雪は降っていない 今日の午後5時前コンビニ帰りの空 天上に月 俳句ではこんな状況でこう思いこう詠みました…などというタワケた説明はもとより不要であり 毎回これは駄句です としつこくブログに出して言うのもいただけない くどければ謙遜と見せかけ逆に自慢しているとしか思えないのだ 個人的には量より質と考えるモノ 17音のなかに全ては存在している &nbs . . . 本文を読む
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中川宋淵/春寒のくちびる紅き屍かな

2025-02-08 18:16:51 | 本気ィ頓鬼ィ
  のこる実南天 昨夜から吹雪でしたが 今日は強く降ったりやんだりの雪 中天に朧な月も見えますが…なお春寒と余寒は違いますのでね(念のため)👵     久保田万太郎/いそまきのしのびわさびの余寒かな     . . . 本文を読む
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加藤かけい/凍解のふたたび凍てて相つぐ死

2025-02-07 17:46:56 | 本気ィ頓鬼ィ
  風の冷たい今日の午後 散歩途中の民家のミツマタが膨らんでた~     正岡子規/凍解や戸口にしけるさん俵     . . . 本文を読む
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竹本白飛/娶る日の春泥に藁惜しみなく

2025-02-06 18:19:03 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅳ
      佐野良太/春泥や石と思ひし雀とび   春泥や嘘抜かりなき財務省/森 青萄     . . . 本文を読む
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西東三鬼/薄氷の裏を舐めては金魚沈む

2025-02-05 18:29:16 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅳ
  今日見つけた花はペーパーホワイト(白花水仙) 厳しい寒気のなか遠回りした道に     岡井省二/藁しべを引くや着ききし春氷   隠ぺいは美しきかな春氷/森 青萄     . . . 本文を読む
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松村蒼石/うすじろくのべたる小田の二月雪

2025-02-04 19:34:12 | 本気ィ頓鬼ィ
  いよいよ写真も無くなってきたので…この先は写真無し俳句のみになるかもデス👵     高橋 潤/くつぬぎに小鳥籠おく二月かな     . . . 本文を読む
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