雑炊をリゾットと言ってみる 青萄 (きむらけんじ選・人選)100年俳句計画2月号 自由律俳句
雪の中マンサクの花が↑地味に咲いていました。
俳句が、単なる絵空事を述べるだけの文芸であってはいけないのだろう、とわたしは思うのです。
高野ムツオ先生も、事実の裏付けがあってこそ俳句はゆるぎない力を持つ。…確かその様な趣旨のことを以前に書いて . . . 本文を読む
翔のびて白鳥のくび鷺のあし 青萄
「100年俳句計画2月号・雜詠」関悦史選 地選
(選評より)
のびている体の部位だけが描かれていますが、結果として二種類の大型の鳥が飛び交う空が、目出度いような雄大な交通空間になっています。季語は「白鳥(冬)」でしょう。
飛行する白鳥は首を伸ばし脚を畳んでいますが、鷺は逆に首を縮め脚を伸ばしています。それを俳句に…大胆に削 . . . 本文を読む
マフラーの色の冒険なら出来る 山田弘子
借りて来し猫なり恋も付いて来し 中原道夫
恋猫と健康器具のごろごろす 杉山久子
今日は近くの鬼怒川に白鳥が来ているかどうか~確認。
いましたいました♪30羽くらい?昨年は空振り、今年はひさびさのヒットエンドランか(^_^)V
雪道を心配しましたが、ほとんど解けていて日差しは暑いほど。なので白鳥たちも . . . 本文を読む
寒気がやや緩んで来ました。雪道の渋滞や凍結、断水被害に遭われている方々にお見舞い申し上げます。
さて灯油がカラになり、寒くない今のうちに2缶買い足し~
えっ?と思うくらい安くなってましたねーそうそう車のガソリンもです、不気味(・・?
またまた俳句の話で恐縮なんですが(汗)
例えば「障子貼る」という季語兼題、櫂先生によると「和室が減った今、二枚だけ障子を貼った」…こういう発想の句 . . . 本文を読む
ストライド大きく出して冬青空(青萄)
こういう句は↑良い句だから、(単発に)出さないで貯めて置き、まとめ句にて応募するといいよね、なんて師匠に褒めてもらいましたf(^_^)
すごく嬉しい反面、もう応募したくないよ~いちおう気が済んだ今は腹一杯だ~とか言って…そのうち苦しみを忘れてまた、愚行?(笑)
昨年の自句を読み返して気づいたのは、「付きすぎる」という大きな欠点でした。
類想のど真 . . . 本文を読む
鷹もどる修司生誕八十年 青萄
「俳句界」2月号 佐藤麻積選 特選
(選者評)寺山修司は前衛芸術家として多方面にその名を残した。歌集や詩文集もあるが、俳句も例外ではない。1935年生まれで昨年生誕八十年となった。鷹のごとくに強靭に彼が戻って来たらと願うのは作者ばかりではないだろう。
修司
※鷹は冬に渡るもの、戻るはないだろう。…確かに。しかし宮坂静生先生 . . . 本文を読む
ものの怪や寒犬柵にとび当る
青萄(一句一遊・金曜日)
(夏井いつき組長の選評より)
いきなり寒犬が柵に怯えたようにとび当った、と。そこには「ものの怪」がいるのてはないかと、こういう風にこの人が感じとったということになります。
アルジが、帰るやいなや厳寒の玄関先で何か言いよる。
…は?
…はい?
…何?ユズコショウ?
「ディズニーシーだよ!」と睨まれる。
会話がほと . . . 本文を読む
雪が降る頃から水鳥の数がぐんと増えました!
マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オオバン、カワアイサなど。カワセミまで参加して、にぎやかに岸部を飛び回っています。
冬木にはシジュウカラ、オナガ、ツグミが来て雪を払っています♪みんなカワイイ~o(^-^)o
女人禁制冬凪の島動かざる 青萄 (ポスト・人選)
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宇多喜代子先生の昔の話は為になります。
古い仮名遣いなどは、子どもの頃から歌うような調子で覚えたとか。それはお祖母さん、お母さんのくださった貴重なる遺産。
鯨は平仮名で「くじら」ですが…古語では「くぢら」と表記します(^^; 私たちはそれを生活の中で覚えてきたのよ、と宇多先生は教えてくださるんですね♪たとえば以下のような感じ↓
うぢ なんぢ こうぢ なめくぢ . . . 本文を読む
この冬初めての雪と言える雪が、静かに降って…少し積もると逆に温かいと感じ、しばらくは白い浄土のような趣を愛でていました。
本阿弥書店の第30回俳壇賞、まず編集部の予選を通らないと話にもならないはなしで…(笑)
いつき組の樹朋さん(お名前だけ存じてます)が予選通過~さすがですm(__)m
私は受賞作品よりも次点の「この夜を」に、好きな句がありました。
天為の心道嶺美さんの作品「こ . . . 本文を読む
猪鍋の果ててあらはになる荒野 青萄 (2014年・12月末頃)
単発ではなく、30句とか50句に俳句を纏めるということを初めて経験して、いろいろ勉強になりました。
私には結構つらかったです(^^;こんな苦労を俳人と呼ばれる人たちはずーっとやるのか?
で、正直なところ…感想はそんなもんでした…m(__)m
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先日、鹿沼の川上澄生美術館で、版画の年賀状展を見て来ました。
歌留多の俳句を作ったことから、西洋骨牌(かるた)がトランプであること、知りました。
美術館にその西洋骨牌(川上澄生作)の復刻版(コピー)があり、とても面白いので迷わず買いました。
昭和14年制作・木版画「とらむぷ繪」昭和19年私刊(限定20部)を、神田の奥野かるた店がトランプの形で復刻し、発売した模様。製造は任天堂。
それぞ . . . 本文を読む
今日は月一の墓参に。落ち葉がまだふり止まず積もっていて~さらに強風によりお線香の点火にも手間取ったとです(^^;
帰りにラーメン屋で生餃子だけ買う~いつも買うのですが(^^)
写真は塩谷町の佐貫観音(マガイブツ)のあるところ↓
先頃、秘仏開帳がなされた崖っぷち↑を見上げて
鬼怒川改修工事中
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(2014年代表句3句・・自選)
優駿の凪わたる眼や霜の朝
糸遊(いとゆう)のひしめき忽然墓石群
洗ひ猫高きに干して桜餅
オナガガモ↑潜水が得意なカワアイサも2羽来てくれて、見ていると~ほぼ20秒平均潜ってました~♪
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