正木ゆう子／ビニールシートこれをしも青といふか春
／一木の鳴り出づるかに春の蝉
／ひとすぢのオリーブオイル新緑に
／まつすぐに来る螢火に道ゆづる
／天つ水仰ぎて待てば虹も水
含み水地にも吹きつけ凧合戦／青萄
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有働 亨／夜が明けてまた夜が明けて桜貝
ほんだゆき／抽出しの中にさざなみ桜貝
田中亜美／桜貝耳より冷ゆる白猫と
松本たかし／恋猫やからくれなゐの紐をひき
日光に春を告げる祭り(弥生祭)のシンボルとなる躑躅↗アカヤシオ
道野辺のクリンソウ↗
蟹茹でて父に出漁期の記憶／優空(=青萄)
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生れ来てただの蠅なり貌（かお）洗ふ／青萄
桜はどこにでも咲いているのであり、もういま特別の感慨はないけれど…。
近場でまだ見ていない古い寺に、樹齢６００年の桜があるとかで、明日行ってみようかと思う。
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正木浩一／すれ違ふべき炎天の人遙か
秒針に触るる心やすみれ摘む
芽吹かんとして一山の夜の微熱
永遠の静止のごとく滝懸る
空のかく碧きを枯の兆しとす
妻の手に触れて我がある櫻冷
錐揉みの落花を視つつ麻酔中
冬木の枝しだいに細し終になし
皆のぼる雲取山や揚雲雀／青萄
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今日は散歩コースに小鳥がやって来て、逆光の木を見上げていたら、散歩仲間のおぢさんが来て「シジュウカラだろ」と言うので、「いやシジュウカラと違う」と私🐦
小柄なので「コガラかも」ということで、お互いに良いことにした。実際逆光でほとんど見えないし(笑)ヒガラかもしれない、とは思ったけどもね🐥
おぢさんは「シメを知ってるか？」と聞く。知ってるよ、あの悪役みたいな顔模様のやつだよね😅いや、ぜんぜん悪役 . . . 本文を読む
杉山久子／春寒の旅先に猫追ふことも
春の灯に異国の人として映る
春愁の果てカエサルもラファエロも
青萄／生命線枝分れする春夜かな
自分のカードの住所変更は電話で何とかできたが、ダンナのはカードも手元にないし暗証番号も知らないので…いやいや、そもそも、カード会社への電話が混み合っているらしく全く繋がらないのだ。ただ住所を変更するだけなのに、とんでもな . . . 本文を読む
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