山猿(ましら)美しじりじりと火に近づきぬ/宇多喜代子

2016-08-31 16:58:32 | 空見屋の飛んで575
ホップ開く虹色の雲うち重ね 優空 (兼題・ホップ/一句一遊・水曜日) . . . 本文を読む
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てんちはじめてさむし(天地始粛)第四十一候/暑さが収まってくる頃

2016-08-28 19:25:27 | 空見屋の飛んで575
念力のゆるめば死ぬる大暑かな 村上鬼城 ヤマハギ↑ヤマジノホトトギス↓ トウキョウダルマガエル↑彩雲↓ 夏帽をかぶり直して丘に立つ 青萄 『俳句界』9月号・雑詠/西池冬扇(「ひまわり」主宰)選/佳作 台風のあとは、また暑さが戻りそう?(^^;) . . . 本文を読む
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目のふちの乾きて痒き残暑かな/上村占魚

2016-08-26 20:02:16 | 空見屋の飛んで575
意地を張る今生にふと夏の風邪 青萄 『俳句界』9月号 兼題「今」中西夕紀(「都市」主宰)選/佳作 キレンゲショウマ レンゲショウマ あの時あんな句を作って愉快だったなぁ…とか、俳句は自分自身の思い出を豊かにするために作ればいいようです。 だから入選できてもできなくても、大喜びしたり落胆する必要もなし。俳句の道 . . . 本文を読む
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処暑/わたのはなしべひらく(綿柎開)第四十候/綿の花の萼が開き始める

2016-08-23 09:52:10 | 空見屋の飛んで575
台風は一応過ぎたけれども… 「処暑」とは、暑さが収まる日、ということらしい。 俳句甲子園先生だけが泣いている 優空 (一句一遊・水曜日) キレンゲショウマ . . . 本文を読む
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降られゐて牛おとなしや秋桜/日野草城

2016-08-21 15:19:27 | 空見屋の飛んで575
鵙の贄からから廻る日の闌(た)けて 優空(ポスト/人) タマアジサイ 昨日の散歩、7400歩。糖尿病を抱えながら、仕事の帰りに必ず歩く人と連れになる。 この人はあまり水分を取らないらしいので、仕事中に熱中症になって入院したこともあった。 私は水分を取りすぎるのか、汗が尋常でなく出てくる。水に塩分1パーセント位が良いと聞いたので、ペットボトルの水に少し . . . 本文を読む
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ぬけおちて涼しき一羽千羽鶴/澁谷 道

2016-08-19 21:59:17 | 空見屋の飛んで575
もずのにえ死んではをらぬ影法師 優空 (ポスト/人) 小ぶりながら…シシウド . . . 本文を読む
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ふかききりまとう(蒙霧升降)第三十九候/深い霧が立ち込める頃

2016-08-16 19:32:41 | 空見屋の飛んで575
子を連れて西へ西へと逃げてゆく愚かな母と言うならば言え 俵 万智 子は眠るカンムリワシを見たことを今日一日の勲章として 殺(あや)めずに外に出すこと上達す風呂場の蜘蛛や壁のゲジゲシ 7月8月と俳句も作らず、短歌集ばかり読んでいる私(o^_^o) 俳句は勇ましい、短歌は優しい♪ . . . 本文を読む
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八月の窓の辺にまた象が来る/宇多喜代子

2016-08-14 19:45:16 | 空見屋の飛んで575
濡れ縁のとことん乾く敗戦日 宇多喜代子 キカラスウリ(黄烏瓜)の花↑ . . . 本文を読む
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ひぐらしなく(寒蝉鳴)第三十八候/ひぐらしが鳴き始める

2016-08-12 13:31:33 | 空見屋の飛んで575
耳遠き老いのにぎはひ日の盛 青萄 (関悦史選/地) ※関さんは今月の第19回「俳句甲子園」の審査委員長を拝命されたそうです!!松山の暑さに負けず、どうぞおきばりくださいますように♪ 「この季語は動きませんね」関揺れる 御中虫 サギソウ(鷺草) . . . 本文を読む
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虹舐めて麒麟は脚を畳むなり/中原道夫

2016-08-08 19:23:06 | 空見屋の飛んで575
みかも山でキツネノカミソリが見頃、と新聞に出ていたので、私のキツネノカミソリ定点観測地へ♪ 群生地は下草が刈られず、葛と芒で埋まった状態。それでも、藪から少し逃げ出した群れは、ところどころに咲いていました。 キツネノカミソリ(狐の剃刀) ナツズイセンは終わったはずですが、咲いていた個体に会えてラッキー(*^_^*) 日光・男体山↑ナツズイセン(夏水仙)↓ 敗戦 . . . 本文を読む
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立秋/すずかぜいたる(涼風致)第三十七候/涼風が吹き始める

2016-08-07 12:19:24 | 空見屋の飛んで575
ゆうべの台風どこに居たちょうちょ 風天(=渥美清) 赤とんぼじっとしたまま明日どうする コスモスひょろりふたおやもういない こちらは↑日光金谷ホテルの創業者のお住まいだった所らしい(最近、曜日ごとの有料開園あり) 山内の輪王寺に近く(外山入り口周辺)保養施設多し↓ 五月雨の花蜘蛛なほも翡翠色 青萄 ( . . . 本文を読む
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葡萄種吐くやはらかき捨台詞/中原道夫

2016-08-05 20:36:07 | 空見屋の飛んで575
稲妻や栞を戻す創世記 松浦敬親 殺しの場ふとおもひけり稲妻に 加藤三七子 硝子戸のわが顔と逢ふ稲びかり 福永耕二 人類は弥勒を待たずさみだるる 青萄 (ポスト/人) . . . 本文を読む
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蝶結びほどけば幾千万の蝶/対馬康子

2016-08-04 20:42:34 | 空見屋の飛んで575
夏の果ねごこちのよき棺選(よ)る 優空(はるく) 一句一遊/水曜日 いよいよ暑くなって来ました、これからが溽暑?7日は立秋なのですが‥ヤバいです(^^ゞ . . . 本文を読む
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たいうときどきふる(大雨時行)第三十六候/しばしば大雨が降る頃

2016-08-02 00:05:00 | 空見屋の飛んで575
桐咲くやとほくにをればよいものを 青萄 (杉山久子選/山口新聞俳壇7月) 塩谷↑湯西川↓ こういう所で優等生ぶるわけではないですが、俳句は締切の1日前には、前倒しで送るようにしています。 そしてもうそれは終了で忘れ、次に進みます。これしきで(不思議なことに?)締切の追いつめられ感はゼロなんです、出来はともかくとして(^^;) . . . 本文を読む
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