小寒(雪が降り寒さがきびしくなってくる頃&寒の入)/せりすなわちさかう(芹乃栄)芹が生長する頃/第六十七侯

2017-01-05 19:41:23 | 空見屋のスマホで絶句Ⅱ
こほろぎの声と写真にをさまりぬ 鴇田智哉 上着きてゐても木の葉のあふれだす (以下も同じ) 南から骨のひらいた傘が来る ひなたなら鹿の形があてはまる たてものに布のかぶさる蝶のひる 砂こすれあふ音のして蝶が増ゆ たてものの消えて見学団が来る ひあたりの枯れて車をあやつる手 うすぐらいバスは鯨を食べにゆく 裏側を人々のゆく枇杷の花 小町ほどに愛されもせず歌がる . . . 本文を読む
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