正木ゆう子/天啓ののち昏睡のさくらかも

2017-04-13 20:28:58 | 空見屋のスマホで絶句Ⅱ
正木浩一/すれ違ふべき炎天の人遙か      秒針に触るる心やすみれ摘む      芽吹かんとして一山の夜の微熱      永遠の静止のごとく滝懸る      空のかく碧きを枯の兆しとす      妻の手に触れて我がある櫻冷      錐揉みの落花を視つつ麻酔中      冬木の枝しだいに細し終になし   皆のぼる雲取山や揚雲雀/青萄 . . . 本文を読む
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