蒲原ひろし/雪の上に二月の落葉散らばりて

2018-02-07 18:15:30 | 空見屋のスマホで絶句Ⅱ
   潮騒の残響のごと遠銀河/青萄(blog既掲載句) 〈小熊座2月号/平山北舟先生の句評より〉 銀河は天の川の傍題である。連歌時代には何時も七夕との関係で詠まれていた。天の川の美しさを七夕との連想なしに詠み出したのは俳諧時代になってからだ。近代俳句もこの延長上にある。この句は一読、照井翠の「春の星こんなに人が死んだのか」が思い浮かんだ。銀河を、潮騒の残響のようだと、美し . . . 本文を読む
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