春日石疼/蚰蜒(げじ)百足白蟻ですら夏の季語

2020-12-06 16:19:57 | 青萄の第六絶滅期俳句
                  数日前の散歩で鋭い蟲の声を聞いて驚いた。こんな冬日にまだ鳴く蟲が居たのだ。それきりだったから最期の声だったろう。蟲は何の恨みがましいこともなく逝き、静かに風に吹かれるのだ。その点人間は…ささやか過ぎるほどの自慢話ですらどうしても語らず . . . 本文を読む
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