行く寒や鳥啼き魚の目に泪

2024-02-01 18:56:49 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅲ

 

 

 

 

水神の石 

 

 

 

 

 

 

堀井春一郎/寒靄の中まぼろしの蔵王顕つ

 

日比野 尉/寒の靄よごれたる歯で馬笑ふ

 

まな板の上の寒鯉目には泪/森 青萄

 

 

 

 


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1 コメント

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さばく人 (青萄)
2024-02-01 19:31:30
長く厨房の下働きをやっていた人によると…鯉はまな板の上で泪を流す…と言う
芭蕉の魚の目に泪は いくらなんでも虚構だと思っていたが そうでもないらしい
鯉は死ぬと臭みが出るため さばくときは側線器を刺激して失神させ 要するに生きたまま刺身にしているわけだ 何とも極悪の構図である
その人によると 魚をさばく人より何も知らずにのんきに食べている人の方が罪深いと
動物にしても 殺す側の猟師より肉をただ食べている人の方が地獄に落ちる などと言っていた💦宜なるかな
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