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ツリオヤジのキドニーケアな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

大型揃い、那珂湊のマコガレイ

2015-04-18 13:24:55 | 釣りレポ 2015

ミッションレスの週末、あんな釣りもこんな釣りも行きたい中からチョイスしたのは、常磐マコガレイ。これから7月までシーズンが続きますが、毎月一度は行きたい釣りです。
狙うはもちろん50cmオーバーの巨真子!

と、やってきたのは那珂湊港。
朝日の中を漁船が出漁していきます。
穏やかな海ですが、前夜は北東の雨風に雷まで鳴る荒れ模様だったそうです。

今シーズンの常磐マコガレイには、サムライグリップのFリチャーズ零弐を使ってみます。
亘理でナメタ釣りやって、常磐マコガレイはマガレイよりもナメタに近い釣りが効果あるような気がしました。ソフトなトップでスローに小突くのを試してみます。
スーパー超高感度ロッドの幻舟180PTは気分次第で使い分けます^^;
リールかカルカッタ400F、最近こればっかり使ってますね。

さて、ポイントは行程20分くらいの水深30mちょい、いつものところ。
那珂湊、大洗、さらには日立の船もいますよ。けっこうな数の船団です。

いつものように最初は手数を多くした小突きで誘います。
アルティ&メスティエリのフリオ・キリコさんを意識した誘いですが、単に意識しているだけであれほど手数を入れられるわけはありません。
グラビータ9.81のバイオリンパートで小突きます。

小突きっぱなしで、ノーモア誘い上げの仙台スタイル。
コツンと小さなアタリがきて、バシコン合わせ、しかしスカッと爽やかに軽いです。

ショウサイフグさん。
餌を付け直して小突きます、またアタリ。
またショウサイフグさん^^;

どうも手数の多い小突きはフグに好かれるようなので、リズムを変えよう。
と、思ってると根ガカリ。
根というか、玉石の間に仕掛けが挟まるのはよくある場所なんですが、オモリが噛んでしまったようで、先糸からプッツン。

先糸を結びなおして、仕掛け作り直してとやってると、まわりではマコガレイがポンポーンと食いだした。
いまがチャンス、焦る焦る、船中3枚のマコがあがったところで、修復完了、再び参戦。

リズムはアトールのアラン・ゴッツォさんのように変態、もとい変拍子を交えたバスドラ連発小突きです。

コツッ!と小さいながらも明確なアタリ。
すぐにバシコン合わせで、今度は手ごたえいいですよ。

35cmの小型ながら、本命のマコガレイさん。
一番上針に食ってました、これはリズムあってますね、アラン・ゴッツォ小突きで(^^)。

これから小突きまくりの釣りまくり、と思ったのですが、その後にアタリはパッタリなくなりました^^;
潮が止まってしまったようです、また、昨日の雨風で水色も悪くなったとか。
誰にも当たらなくなり、無線からは茨城弁のボヤキが流れてきます^^;

この後、長い長い沈黙タイムが続きます。
まあ、沈黙したのはマコガレイで、ムシガレイやアイナメはポツーンポツーンと当たってはいましたが。

私は1枚めを上げたあと、9時過ぎまでアタリなし。
こりゃ今日はこれでお仕舞いかな、、、と諦め気分になってると、小突きもだんだん手抜きになります。
座って両手で竿もってちゃらんぽらんに小突いていると、穂先がふっともたれた気がしました。
あれ?と合わせてみると、なんかに引っかかる感触が。
そのまま巻き合わせすると、ゴゴゴン!とマコの引き。

タモに収まったのは40cmオーバーのマコですよ。
で、針を外そうとすると、口の脇に針先が当たっているだけで、すぐにポロリと外れました、危ない危ない。

そっか、この一枚で心のモヤモヤが晴れました。
こんなアタリ出すってことは、こいつら居食いしてますね。
そして、通常の小突きでは反応しない。
この前までも、餌がボロボロになることがあったのですが、フグの仕業ではなくカレイの仕業だ。

よし、小突きのリズムを変えよう!
三拍子のリズムで、2拍めで止めを入れてここでアタリを待つ。
Valzer per domani(明日へのワルツ)小突きでいってみましょう。

コツコツコツと小突き続けると、思惑通り2拍めで穂先がもたれました。
すかさずバシコン合わせ!
合わせた瞬間、まるで根ガカリのような重量感ですよ。
いやぁ~、会心の一撃でしたわ(^^)
引きも強烈、50cmあるかなー?

後検量46cmのマコガレイでした。
船宿によっては50cmと発表しちゃうサイズですよ^^;
これぞ常磐サイズのマコガレイ。まだ4月ですが、身の厚みはかなりのものです。

この、明日へのワルツ釣法がこの日はハマリました。
潮が動かず苦戦している人達を尻目に、私にはアタリ連発、しかも良型ばかり。
マコガレイに三拍子が効果的な場合がある、という事は、以前に針生さんからアドバイスをもらっていたのですが、それがここまでハマったのは初めてのことです。
カレイ釣り、奥が深い、面白い。

バケツもいい感じで埋まってきましたよ。

もうちょっと早くこのリズムを見つけられれば、と思いつつ、沖上がりの時間に。

マコガレイが6枚、ムシガレイ2枚、ショウサイフグが2尾のクーラーです。

マコガレイは上針に3枚、中針に3枚、先針に0でした。
小突きがうまく合ったというのもありますが、先針のアタリを見逃しているのかもしれません。ここらは昨年から続いている課題です。
ちなみにショウサイフグは2尾とも先針でした^^;

船ではナメタガレイ、アイナメ、ウスメバルが混じってました。
ナメタは船で2枚混じってましたね、羨ましかった。

お世話になった源心丸。
明るい女将さんと人あたりの良い船長さんと親切な中乗りさんの船です。

昼ごはん、というか、おやつにいただいたパンとコーヒー。
おいしさ長持ちなので、家に持ち帰っていただきました。

いやしかし、さすが常磐マコというくらいの型揃いでしたよ。
46cmを頭に40cm越が3枚、35-39cmが3枚です。

ムシガレイは20cm強とちょっと小ぶりでした。
40cmを越える大型ムシガレイが混じることもあるのですが、この日は小さいのばかり。
左はウロコをとった状態、右はとる前の状態。

46cmを刺身にしましたが、4月でも縁側はたっぷり。
これから暖かくなるにつれ、身も厚くなり縁側も太くなりますよ。また行こっと。

[那珂湊港 源心丸]
http://www17.plala.or.jp/genshinmal/

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2 コメント

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Unknown (SUEOKA)
2015-04-19 11:09:48
次は、ブラッフォードのベゼルブブか、いっそのことアレアのバルカンビートで!ちゃんと裏拍取るか、最初から16で刻まないと混乱しますが(笑)
返信する
SUEOKAさんゑ (calm)
2015-04-19 11:47:05
ジュリオ・カピオッツォさんの小突きは、カレイが活性高くてやる気マンマンのときには効果的だと思います。
ビル・ブラッフォードさんのポリリズム小突きをマスターすれば2本竿で無敵になると思いますが、私には無理。
返信する

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