
三島由紀夫とドナルド・キーンが知りあって70年、というテーマで展示会をやっていると聞き、さっそく行ってみました。
学生の博物館展示の実習のようです。
イベントで講演会やビブリオバトルも開催され、こちらの興味深かったのですが日時が合わず行けませんでした。
そんなこんなで、やってきたのは学習院女子大学。
学習院に女子大なんてあったっけ?聞いたことないな、、と思ったら、学習院短大が1998年に四年制に移行したんですね、知らなんだ。学短が学女になったんだ。
女子大って、おっさんがのこのこ入っていっていいもんなの?と不安でしたが、守衛さんのところで受付して入館証をもらうと、特定エリアは自由に入れます。
展示会があるのは2号館のギャラリー。
展示室内は撮影禁止です。パンフレットもらいました。
このパンフレットが、ほぼ展示内容をカバーしています。
三島由紀夫(平岡公威の頃)が初等科時代、学習院輔仁会に登校した作品や当時の様子が書かれていた内容が興味深かったです。
実習生が書いた、「私の三島作品」も率直な感想が書かれていてよかった。出版社の帯作ってる人にはこういうのを参考にして欲しい。
三島の死後、ドナルド・キーンが書いた三島論の直筆原稿も展示されていて、それを読むとキーンさんの三島へ対する友情と敬意にじわりときました。芸術家と学者の理想的な関係をそこに見ましたよ。
2025年は三島由紀夫生誕100周年、あちこちで展示会や記念ブックフェアなどが開催されると思います。
いま私が知っているのは、日本近代文学館で11月30日から2月8日まで、三島由紀夫生誕100年祭が開かれています。こちらにも年明けに足を運んでみようと思ってます。
[学習院女子大学]
東京都新宿区戸山3-20-1
https://www.gwc.gakushuin.ac.jp/
p.s. 企業献金という名の賄賂、払う方も払う方だ、献金会社の社員は何思う?2000引いて残りなし。
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