
紅葉狩り帰りの寄り道は、ばあさんのリクエストで富岡製糸場へ。
小学校の社会の教科書にも載っている、日本で初めての大規模近代工場です。明治6年に建設、官営から民営になり、わたしが学校で習った頃にも稼働していましたが、昭和62年に操業停止。現在は世界遺産として市が管理しています。
関越道から上越道、富岡ICからは近いです。
富岡駅の無料駐車場に車を停めて、ちょっと歩きます。
群馬のバスはタイヤが8つあるんですね、乗ってみたかったけど時間が合わなくて断念。
富岡製糸場に到着。高校生がたくさん社会見学(修学旅行?)にきてました。
つめ襟の学生服やセーラー服が真面目そう。
チケット購入。料金は施設の維持に使われます。
製糸場は英語で Silk Mill と表記されるんだ。
けっこう広いです。
マスコットキャラクター、お富ちゃんがお出迎え。
おおまかに、繭置き場、製糸場、工員寮などの生活施設、に分かれます。
上写真の繭置き場は、現在は展示館やギャラリー、売店などが入っています。
見てまわるのには、けっこうな時間と体力が必要^^;
ミニシアターで創設に携わったフランス人のポール・ブリューナの映画が見られます。これはなかなか面白くてわかりやすい。
ブリューナと一緒に建設にかかわった尾高淳忠。
新札の肖像で近年とみに有名になった渋沢栄一も事務主任になっています。
工員さんはみな女性。フランス人に生き血を吸われるのも恐れずに全国から集められたとのこと。
明治5年といえば、まだ激動収まらず士族反乱が起きるような時期なので、男性が工場で働くなんてことは考えられなかったのでしょうか。
繭置き場。なんかゾンビがでてきそうな雰囲気。
自動製糸機。夥しい数が並べられています。これを女工さんらが動かしていたそうです。
メカニカルな自動繰糸機は日産製。カルロス・ゴーンもびっくり。
糸操機を動かすのがこのブリューナエンジン。
ブリューナさんが住んでた家がこちら、豪邸です。
女工さんの寮、狭そうです^^;
このほかに医療所もあって、工場内で生活できるようになっています。
と、ひととおりまわって歩き疲れました。2時間近くいたでしょうか。
そろそろ日が傾き始めてきます。横浜に戻りましょう。
[富岡製糸場]
群馬県富岡市富岡1-1
http://www.tomioka-silk.jp/tomioka-silk-mill/
p.s. 全体的にちょっとオーバー。スプラウトはカリウムが少ない、もやしの仲間だからか。
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