
さる方から、あなたはラヲタ(="ラーメンおたく"の意味)という言葉を客観的に用いているが、それはいかがなものか、あなた自身がラヲタなのだから主体的に用いるべきではあるまいか、といったようなご意見を賜りました。
改めて宣言させていただくと、私はラヲタではありません。
ただのラーメン好きのおっさんです。
それは次のことから帰納的に証明できるでしょう。
1. やたらに製麺法にこだわらない
加水率がどうとか、全粒粉がどうとか、切り刃の番手がどうとか、ザル揚げとかテポがどうとか、食べ手よりも作り手のための情報ばかりに気をとられてしまうことはありません。「奴らは料理を食っているんではない、情報を食っているんだ」といったのは美味しんぼの山岡さんでしたっけ?
2. やたらに店主を強調しない
ラーメン店主に対して、知己であることを強調するかのように名まえで読んだり、店主はどこそこ出身とか、どこそこで修行とかの経歴をことさら取り上げたりすることはありません。「彼らは料理を食べているのではないわ、店主の追っかけなのよ」といったのは美味しんぼの栗田さんでしたっけ?
3. やたらに麺語(?)を使わない
「着丼~♪」、「ご対麺~!」、「端正な麺相」といった小洒落た表現を使うことはあまりありません。しかしながら、この手のいわゆる駄作と評される洒落た表現は中年以降のオヤジが好むところであることは否定できるものではありません。
4. やたらにアクロニムを使わない
NYAK(にんにくやさいあぶらからめ)、KKO(かためこいめおおめ)、KK(完食姦淫、もとい完飲)といったたぐいの、ラーメンに特化したアクロニムを使うことはありません。蛇足ながら、一般的にいってアクロニムを好むところは高齢者に共通した特性ではありますが、それは英語に限るものであります。
どうでしょうか。以上の事柄から鑑みて、俺はラヲタではない、たぶんラヲタではないと思う、ラヲタではないんじゃないかな、まあちょっと覚悟はしておけ、といったところです。
p.s. NHK杯決勝を観てて思ったのだけど、藤井聡太はもう相腰掛銀に結論を持ってるのではあるまいか。
今日の昼は、菱和にいってきましたよ(^^)