この日は所用で上京、その前にランチです。
このところ寄る年波のせいかペシミスティックな気分になることがあり^^;、そんなときは、食べ物や旅行や釣りなどもろもろについて、「これが最後の一回」だとしたら何を選ぶか?と考えることがしばしばあります。
ものによっては悩んで決められないものもありますが、「これが最後の外食」となると、答えは明快でして。
やはりこちらでしょう。
いまや日本国内いたるところに星の数ほどある二郎インスパイアのラーメン店、それらのルーツはこちらです。ラーメン二郎三田本店。
並び方はこちら。
並んでいるときに、自販機で烏龍茶を買っておきます。
社訓を肝に銘じます。
券売機。
ラーメン700円のボタンをポチ。
厨房は助手さん2名と山田拓美総帥の3人体制。
久しぶりに見る山田総帥は、無精髭を伸ばし、かなり老け込んだように見えました。麺上げと盛り付けは助手2人に任せ、総帥は彼らを見守りつつ、お玉でアブラコールにだけ対応しています。
日本のラーメン文化に多大な影響を与えた偉大な調理人、いつまでも元気でいて欲しいと願うばかりです。
そんなこんなで、作業を見守っていると、助手さんからコール合図。
にんにくで!
これぞ、ラーメン二郎三田本店の一杯。
豚塊は2個、ひとつは端豚、脂身と赤身のバランスが絶妙、これぞ三田豚。
茹で具合もちょうどよし、スープの吸い上げも絶妙、オーションフレイヴァー溢れる、これぞ三田麺。
わしわし食べて、ごちそうさま、大満足。
初めて三田の二郎を食べた時と、この日の二郎の味は、全く同じものと感じられました。
これが最後の外食ではないのだけど、これが最後の外食になっても悔いが残らない一品でした。
[ラーメン二郎 三田本店]
東京都港区三田2-16-14
8:30-15:00,17:00-20:00 日曜休
p.s. 明日の叡王戦第五局は見逃せない!
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