Humdrum++

ツリオヤジのキドニーケアな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

根回りを果敢に攻める興津の寒ビラメ

2012-02-22 17:36:10 | 釣りレポ 2012

本日は2012年初のお暇をいただき平日釣行。
寒ビラメをまだ釣ってないし、食べたかったので行き先はヒラメ釣りに決定。
ブログを読んでいて前から気になっていた庄之助丸に電話すると、二つ返事でOK。
庄之助丸に乗せてもらうのは初めてだったけど、電話で話してとても感じの良い船長さんだったので、楽しみな気分で興津へGo。
5時半集合とのことで、余裕をもって4時半に港へ着くと、なんともう船長さんが来ていて支度してますよ、びっくり。
そして、この日はわたし一人だけだそう。一見さんが一人だけで電話して快く出船してくれるとは、またまたびっくり。
こんな日は釣れなくても満足ですね(^^)

餌屋さんに毎日来てもらう船だと、一人の場合は餌屋の配達ができないからと断られても仕方がないのですが、庄之助丸では余分に仕入れてイワシのストックがあるそうです。
イケスには元気のいいイワシがたくさん、もちろん大事に使いますよ。

船長と出船前に話してて、「やっぱりこの時期はイワシを追っかけるビッグワンが釣りたいな」と希望を言ったら、それでは浅場の大型ポイントを攻めましょう、と出船。

東へ進んで勝浦灯台をまわって部原沖あたりかな、投入の合図がでました。
ここの船長、アナウンスがとても丁寧です。海底の地形、いま流しているところの状態、船の流れ方などをこと細かくアナウンスしてくれます。
この日の釣り客はわたしだけ、それでも手抜き一切なし、感動しました。

最初は横流しで開始。
オモリは80号。
一人だけなので、PE3号を使って底をトレースしながらアタリを待ちます。
アタリの出方、待ち方がエンジン流しとはちょっと違って、最初のアタリはバラしましたが^^;

キロ前後のサイズのヒラメのアタリは活発です。
まずは型をみて一安心。
この場所は根と根の間で溝になっている部分を流しました。船のトモ側はもう根に掛かっているというくらいの根際を流していたとのこと。

次は根に乗る流し方、一気に3m駆け上がります。
底を慎重にトレースしながら、オモリが根に当たる感触を得たところで素早く棚を上げて根の上に道具を乗せます。

いやぁ、これは千鯛丸が白浜沖で流す大ビラメ釣りと一緒ですよ。
ただしこちらは水深15m前後の浅場です。根際には小魚反応がびっしり。
いやが上にも大判への期待が膨らみますが、なかなか大ビラメのアタリはありません。
アタリキター!とドキドキするも、40cmの小型だったり^^;

船長、いろいろ探ってみましょう、と沖目の30mダチへ。ここからエンジン流しです。
ナライが強くて、沖にでるとさすがにウネリがきついです。
捨て糸を伸ばして、根ガカリ覚悟でオモリを底につけて根を飛び越すように釣ると、アタリは来ますが、型はいまひとつ。
はらわたえぐられたり、頭だけ残して齧られたりと、ヒラメじゃないアタリも多いです。

そんなこんなで、一人だけのお客でもきっちり時間までやって沖上がり。
釣果は35-48cmのヒラメが4枚でした。
あまり活性よくなかったみたいで、普段よく混じるマトウやハタなどの外道も今日は無し。

まあ、大型とのめぐり合いは運もあるし、一人だけだったから先に小さいのが食ってきて、その後ろにでかいのがいたりしたかもしれないし(^^)

それよりなにより、根際や根の中を果敢に攻める釣りは面白い。
やっぱりヒラメはこの緊張感が好きですね。
楽しい休日を過ごすことができました、来てよかた。

船長ブログでは大型連発しているし、今シーズンは再訪できるかわからないけど、また是非来たい船宿でした。次はひとつテンヤもいいな。

船は静かな興津港にあります。
この日も午後からひとつテンヤのお客さんが入っている(これまた一人のみ)とのことで、船長はまた沖に出ていきました。
庄之助丸は民宿もやっていて、泊まりで釣りの客も多いそうです。

写真からだとわかりにくいけど、この時期のヒラメは身厚ですよ。

エンガワもたっぷり取れます。
これがまた日本酒と合うのなんの(^^)

お造りは透き通る身、今が旬の寒ビラメです、美味なり!

マイドーターが握った寿司。
見てくれはぼってりしていますが、丁寧に握ってあって味はまずまず。

シーズン中にもう一度くらい行こうかな、、、

[興津港 第5庄之助丸]
http://ameblo.jp/syounmsukemaru/
http://www12.ocn.ne.jp/~akiba/
↓船着場に集合、受付

にほんブログ村 釣りブログ 船釣りへ

コメント (10)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Vina MAIPO Reserva Cabernet... | トップ | 松葉屋飯店 [上総興津] / ... »

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (lucky_dip)
2012-02-22 23:06:37
お見事です!数も宛らこの写真の艶と言うか妙と言うか、ドキドキ・ワクワクしちゃって明日にでも行きたい位です。あれ?。。めずらしく、良く見たらヒラメと言ったらの千鯛丸さんじゃないんですね。
返信する
lacky_dipさんゑ (calm)
2012-02-23 06:43:27
一発でかいのを狙って、船長も気合の操船で根っこの中を流してくれました。緊張感のある釣りで楽しかったんですが、大ビラメは不発。また行きたくなる釣りでした(^^)。

ゆうべはヒラメのエンガワを魚に日本酒飲んで爆睡してまったんです、今日の夜にでも更新します^^;
返信する
Unknown (ヨシケン)
2012-02-23 23:41:56
良いなぁ、楽しそう釣行でしたね。
私はそういう根がキツいポイントでのヒラメ船に乗ったことがないのですが、
竿は普通のヒラメ竿みたいに胴調子の方が良いのでしょうか?
若干先調子の方が頻繁に底を取り直すには良いのかな、なんて思ったりします。
返信する
ヨシケンさんゑ (calm)
2012-02-24 07:28:56
そうですね、ヒラメ竿も平場用、根まわり用などメーカーごとにいろいろな調子がでていますが、こういう船では操作性優先で先にかかった調子(3.5:6.5くらい)が使いやすいです。
前半横流しでしたが、他に人もいないし、仕掛けが吹き上がるほど潮も速くなかったので、底取りは頻繁にやっていました。
返信する
Unknown (ヨシケン)
2012-02-24 18:30:51
calmさん、ありがとうございます。
やはり、ヒラメでもそういう竿の調子が良い場面ってあるんですね。
家族のお許しがでたら、3月に行きたいと思います、外房ヒラメ。
返信する
ヨシケンさんゑ (calm)
2012-02-24 22:04:55
活き餌を食い込ませる釣りなので穂先から穂持ちの柔らかさは必要ですが、あまり胴に掛かる柔らかさはヒラメの場合はかえって邪魔になると思います。

コマセダイのように置き竿で船の揺れを吸収するような釣りではないので、パラボリックに曲がるアクションは必要ないでしょう。私は先調子気味の竿が好みです。

ぜひ大判ヒラメをゲットしてきてください(^^)
返信する
大変参考になりました (白髭爺)
2012-02-24 22:42:45
昨年野毛屋マダイでお会いした者です、久々にブログ拝見させて頂きました

大変判り易く、明日にでも出掛けたくなるような文章、感心いたしました

次回は私も参考にさせて頂き、少しでも判り易いブログ書く所存ですが??
返信する
白髭爺さんゑ (calm)
2012-02-24 23:50:13
こんばんは!その節はどうも。
あれから私も野毛屋はちょくちょく顔を出しているのですが、なかなかお会いできる機会がありませんね(^^)
白髭爺さんのブログで、アカメ船での活躍はいつも拝読させていただいています。

わたしの駄文ブログは褒められるほどのものではないですが、また気が向いたらおいでください。
釣りの話題は少ないですが、、、^^;;
返信する
エンガワ♪ (じん)
2012-02-28 09:56:31
2月3月のはちゃめちゃスケジュールの中いつも妄想にふけれるのが、このブログでふっ(^。^;)
根際のヒラメ釣り(ノ^^)ノ響きだけでも大物が出そうな感じですね(*^^*)
返信する
じんさんゑ (calm)
2012-02-29 07:07:13
忙しそうで大変そうだねー。
早く春がくるといいすね^^;

この後、しっかり大判が上がってるんですよ。シーズン内にまた行きたくなってきたなー,,,^^;
返信する

コメントを投稿

釣りレポ 2012」カテゴリの最新記事