1978年6月12日の夕方、地方都市仙台を襲ったマグニチュード7.4の大地震は、当時の震度階で最大震度5を記録し、死者27名、負傷者1万962人、住宅の全半壊7,500棟、住宅一部破損は12万5,370棟、沿岸部へは14cmから22cmの津波が襲来した。また、火災発生は8件とされている。宮城県沖地震は戦後初の50万人以上の大都市を襲った都市型震災である。
宮城県沖地震は震源地を海洋とする海溝型地震であり、平均発生間隔は37.1年、最短発生間隔は26.3年、最長発生間隔は42.4年とのことだ。
政府が発表している今後30年以内の発生確率99%はこの周期との関係から高率となっており、いつおきてもおかしくない状況ではないか。
<宮城県 宮城県沖地震に備える>
http://www.pref.miyagi.jp/kikitaisaku/wagayade/choukishin/miyagioki.htm
<仙台市 1978年宮城県沖地震>