黒い海賊
(bsail12.jpg)
(bsail17.jpg)
(ireba03.jpg)
(laugh16.gif)
(ohta03.png)
デンマンさん。。。、どういうわけで 黒い海賊 を取り上げるのですか?
(kato3.gif)
オマエは不満なのォ〜?
オイラは 黒い海賊などには全く興味がありません! これでも、色々とやることがあって忙しいのですよ。。。下らないことでデンマンさんの相手をしている暇はないのです。。。帰らせてもらいます。。。
オイ!。。。、オイ!。。。、オイ!。。。、待てよ!。。。、オマエも喜ぶクラシックの話が出てくるのだよ!
。。。ん? クラシックの話ですかァ〜?
そうだよ。。。オマエは3度の飯よりもクラシックが好きなんだろう!?
そうです。。。クラシックを聴くことができるならば、女も、酒も、ドラッグも、何もいりません。。。それぐらいクラシックが好きなのです。。。うへへへへへ。。。
だからオマエを呼び出したのだよ!
でも、どうして 黒い海賊 なのですか?
だから、 黒い海賊 の映画を観たら、オマエも喜ぶクラシックの曲を弾く女性が出てきたのだよ。。。
マジで。。。?
オマエも、その曲を聴きたいだろう?
もちろんです。。。さっそく、その曲を聴かせてください。。。でも、黒い海賊 の映画というのは、いったいどういう映画なのですか?
実は、バンクーバー市立図書館でDVDを借りて次の映画を観たのだよ。。。
(lib21-07-31.jpg)
■『拡大する』
■『実際のページ』
Black Sails/ブラック・セイルズ
(bsail18.jpg)
『Black Sails/ブラック・セイルズ』はアメリカの歴史ドラマシリーズ。
ニュープロビデンス島を舞台に、ロバート・ルイス・スティーヴンソンの小説「宝島」の前日譚を描く。
放送局はアメリカのStarz。2014年1月18日からYouTubeなどのビデオ配信サービスで配信が開始された。
日本ではHuluで配信されている他、角川書店よりDVDシリーズが発売されている。
プロット
1715年の海賊の黄金時代のカリブ海にて、無法地帯となったニュープロビデンス島ナッソーを舞台にフリント船長と多くの人物の冒険と策謀を描く。
チャールズ・ベイン、ジャック・ラッカム、アン・ボニー、ベンジャミン・ホーニゴールド、ネッド・ロウ、イスラエル・ハンズ、黒髭ことエドワード・ティーチなどの実在の海賊たちが登場する。
シーズン1
フリント船長は500万ドルもの財宝を積んだスペインのガレオン船、ウルカ・デ・リマ号を追い、ついにその手がかりに辿り着く。
しかしその航路を記す日誌の重要な部分をジョン・シルバーが盗み出していた。
シルバーは料理人としてフリント船長のウォルラス号に乗り込むが、娼婦のマックスに秘密を知られることになる。
シルバーとマックスはフリントと敵対する船長、チャールズ・ベインに情報を売ろうとする。
海賊たちの密輸品を流通させるナッソーの女主人エレノア・ガスリーはフリントを支持し、ベインを陥れようと目論む。
シーズン2
フリント率いるウォルラス号の乗組員たちはついにウルカ号の所在を突き止めるが、目前でスペインの艦隊に遭遇し、襲撃は失敗に終わる。
戦闘で島に流れ着いたフリントらは嵐で座礁したウルカ号を発見するものの、戦艦と護衛により近寄ることが出来ない。
エレノアはフリントが財宝を持ち帰ることを信じるが、極悪非道なネッド・ロウ船長の登場と、ベインが砦を占領したことにより窮地に立たされる。
島に生じる混乱の中で、フリントは自らの過去と対峙することになる。
シーズン3
チャールズタウンで多くの犠牲を払ったフリントは自らの力を示すためにイギリスと対立する。
ラッカムとアン、マックスはウルカ号の財宝を管理し、砦を修復して敵の侵攻に備えるが、エレノアが協力する新たなバハマ総督ウッズ・ロジャーズの脅威にさらされる。
島にイギリス海軍が迫る中で伝説的な海賊、“黒髭”エドワード・ティーチが帰還する。
シーズン4
フリント、ティーチ、ラッカムらの海賊たちによる同盟はナッソーに侵攻するが、ロジャーズの反撃によって退けられてしまう。
海賊たちの多くは捕えられ、ロジャーズの配下であるベリンジャーによる厳しい処置を受ける。
フリントとビリーは起死回生を狙うためにプロビデンス島のプランテーションを襲撃する計画を立てる。
一方、浜に打ち上げられたシルバーの前に、かつてティーチの乗組員だったというイスラエル・ハンズが現れる。
デンマンが観たシーズン1は次の8つのエピソードで構成されている。
(bsail16.jpg)
向かって左から、エレノア、マックス、アン、バーロウ夫人
エピソード1
ジョン・シルバーはフリント船長にとって重要な物を隠し持ちながら、彼の船の新しい料理人として乗組員に加わる。
フリントは乗組員からの反逆に直面しており、人望を取り戻すことに苦心する。
フリントはビリー・ボーンズの力を借りて、反乱分子のリーダーであるシングルトンを打倒する。
一方、エレノア・ガスリーはイギリス海軍の海賊に対する取り締まりが強化する中、ニュープロビデンス島の秩序を維持しようと努力する。
エピソード2
ビリーはフリントが嘘の告発によってシングルトンを裁いたことについて苦しむが、ゲイツにそれが乗組員全員の利益になると説得される。
一方、シルバーとマックスはベイン船長と彼の操舵手ジャック・ラッカムにフリントから盗み出したウルカ・デ・リマ号についての情報を売ろうと企む。
エピソード3
ウルカ号を追跡するため、ゲイツはホーニゴールド船長に協力を依頼する。
シルバーとビリーは士気を維持するために、フリント船長に不満を抱いている乗組員たちを炙り出そうとする。
最も適した協力者がベインであることを認めたフリントは彼と契約するが、マックスがベインの乗組員にレイプされたことを知ったエレノアはベインとの取引を全て禁じ、船を取り上げることによってベインに復讐する。
これによってゲイツはレンジャー号の船長となる。
エピソード4
(bsail17.jpg)
向かって左から、ラッカム、シルバー、フリント船長、エレノア
戦いに向けてウォルラス号は傾船修理を行うことになる。
ビリーはモーリーからフリントとバーロウ夫人に関する話を聞き、フリントへの信頼が揺らぐ。
シルバーはビリーの忠誠についてフリントに警告する。
エレノアはウルカ号を攻撃するための武器としてアンドロマケ号の12門の大砲を手に入れようとし、父親に協力を仰ぐ。
一方、船を取り上げられて腐るベインだが、過去の幻影の姿を見る。
エピソード5
ナッソーではラッカムたちが売春宿を乗っ取る。
リチャード・ガスリーは娘の行動を止めるためにプロビデンス島のビジネスから手を引き、島は混乱に陥る。
これによりエレノアに対する暴動が勃発してしまう。
一方ウォルラス号はアンドロマケ号を追跡し拿捕するが、ブライソン船長は船倉に立て籠もってしまう。
エピソード6
アンはマックスを虐待するハムンドと対立し、エレノアはその件でシルバーにある依頼をする。
ビリーはバーロウ夫人の手紙を読み、フリントへの疑いを強める。
アンドロマケ号に収容されたスコットは奴隷たちと反乱を起こす。
一方ベインはある男を訪ねる。
エピソード7
フリントとゲイツは、ビリーの失踪とバーロウ夫人の手紙について話し合う。
シルバーはランドールに泥棒であることを暴露され、苦境に立たされる。
スコットはエレノアの元を離れ、ホーニゴールドの乗組員となる。
ラッカムは売春宿で利益を上げるのに苦労するが、マックスが協力することになる。
ベインは新しい乗組員を得るためにかつて自分を使っていた男と取引をする。
エピソード8
ラッカムはマックスの協力で軌道に乗った売春のビジネスから古い人間を追い出す。
ベインは新しい乗組員を連れてナッソーに舞い戻り、ホーニゴールドの砦を乗っ取る。
ついにウルカ号の追跡が始まるが、目的の場所にウルカ号はいない。
フリントと手を切ることを決意したゲイツは仲間たちを引き上げさせようとするが、フリントはゲイツを殺すことによってこれに対処する。
ウォルラス号はスペイン軍艦の砲撃によって大破する。
出典: 「Black Sails/ブラック・セイルズ」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ずいぶん長く続いたテレビ番組なのですね。。。
2014年から2017年までアメリカで放送されたんだよ。。。僕が観たのは、シーズン1の8つのエピソード。。。
。。。で、クラシックの演奏が出てくるのはどのエピソードなんですか?
エピソード4に出てくる。。。
(bsail32.jpg)
クラヴィコードでヘンリー・パーセルが作曲した《Chaconne (シャコンヌ)》を弾いているのがバーロウ夫人なのだよ。。。
この女も海賊と関係があるのですか?
もちろん。。。実はこの女は、イギリスの由緒ある貴族の奥方だった。。。
(bsail30b.jpg)
1710年代のイギリスではよくあることだけれど、バーロウ夫人は若いイギリス海軍の将校に恋をしてしまった。。。道ならぬ恋だから、当然バレて イギリスにはいられなくなってしまった。。。それで、二人は西インド諸島のニュープロビデンス島に駆け落ちしたというわけだよ。。。彼女の相手の将校が、この映画の主人公の海賊の親玉・フリント船長なんだよ。。。
なるほど~。。。フリント船長ですかァ〜。。。“不倫と船長”ですねぇ〜。。。うへへへへへ。。。
冗談を言ってる場合じゃないのだよ!
。。。で、どういうわけで、この不倫夫人を取り上げる気になったのですか?
だから、映画を観ていたらバーロウ夫人がクラヴィコードの前に座って、バロックの曲を弾いていた。。。字幕を見たら次のように出ていたのだよ。。。
(bsail32.jpg)
(bsail40.gif)
The music you were playing,
この男は、海賊たちの密輸品を流通させるナッソーの女主人エレノア・ガスリーの父親で、この島では大商人で実力者なのだよ。。。この時は実務を娘に任せて、ケガをしたので療養していた。。。バーロウ夫人がこの男の身の回りの世話をしていた。
(bsail41.gif)
that's Purcell's Chaconne if I'm not mistaken.
あなたが弾いていた曲は、もし私の記憶に間違いがなければ、ヘンリー・パーセルが作曲した《Chaconne シャコンヌ》ですね。
(bsail42.gif)
You have an educated year.
音楽に造詣(ぞうけい)が深いのですわね。
(bsail43.gif)
My father employed a tutor for all his children
私の父親は子どもたちのために家庭教師を雇っていたのですよ。
(bsail44.gif)
so that they might learn to appreciate music.
音楽を鑑賞する事ができるようにと期待して…。
実は、このミスター・ガスリーは明らかに貴族の出なんだよ。。。なぜなら、バーロウ夫人の過去を知っている。。。このあとで、そのことを彼女に伝える。。。
ところで、どういうわけでヘンリー・パーセルが作曲した《Chaconne シャコンヌ》に気づいたのですか?
いや。。。僕は、この曲を初めて聴いたのだよ。。。でも、字幕で Purcell という名前を見た時に、オマエがこの作曲家のことで記事を書いていたことを思い出した。
マジで。。。?
オマエが書いた次の文章を思い出して欲しい。。。
3.2 ヘンリー・パーセル
(1659 – 1695)
(purcell02.jpg)
長女が日本語の勉強をしながら、ひとり言を言っている。
それも大声で。黙って聞いていると、次のようなことをしゃべっていた。
(gal767.jpg)
あれえ!安い、という字には女が入っているぅ。
It’s not fair!…、
だけど…、勇ましい、という字には男が入っている。
じゃあいいか。
分かってないんだなあ、と思って説明を始めると、勇ましいというのは、やかましいということだ、と言張ってきかない。
姦(かしま)しいという字には、女が三つも入っているよ、と言って早々とひきあげたが、私は、良い父親であろうか。
家内を含めて、そうした女三人に囲まれて過ごしている私ではあるが、それでも女性(少女)ばかりで途惑う音楽作品がある。
何と、コーラスを別にしても、七人のソプラノ、一人のメッツオ ソプラノと唯一人のバス バリトンによるオペラである。
その作品は、ヘンリー・パーセルの歌劇《ディドーとエネアス》である。
この少女歌劇を第一級のオペラとすることには、私も異論、異存がないが、さて、それを聴く段になると、持て余してしまうのである。
日本も英国も島国である。
後者は、世界を荒らし回ることに成功したが、前者は、結局は、失敗した。
しかし、そんなことは、今、本質的なことではあるまい。
もっと共通しているのは、ある種の感傷癖であろう。
ジョン・ダウランドの《Lachrynae or seven Tears figured in seven passionate Pavans(ジョン・ダウランドが作曲した楽器音楽の集まり)》以来のセンチメンタリズムのことを私は言っているのである。
次女は、第1幕 の<害なす ことは われらが よろこび>>だとか、第3幕の<打ち壊す ことは われらが よろこび>の歌劇の歌詞を読んで笑っていた。
今どき、女学生が感傷的だ、などと言ったなら笑いとばされるであろう。
わが娘たちの世代が、第3幕の<私が地に横たわる時(歌劇「ディドーとエネアス」の17曲目)>を聴いて涙ぐむ、などとは私の想像の彼方である。
ただ、ああいう素材を男子学生が上演しよう、などという発想は、現在に於いても、過去に於いても皆無である(あった)であろう、ということは考えられよう。
雄々しい、という言葉が何か肯定的であり、女々しい、という言葉に否定的な感触があるのは、性差別以外にも理由があるのではないか。
例えば、男っぽい少女には、それなりの魅力があっても、女っぽい男について、何か異様なものを感じるのは、むしろ、我々の感性が健全であるからであろう。
私は、やはり、人類の意識の中で、或いは、古代以来の無意識の中で、男の性を人の標準とする(した)事には、根拠がある(あった)と思わざるを得ない。
これを言うと、私の娘、特に長女は怒る。
パパは二人の娘がありながら、と息巻くのである。
標準は、標準であって、優越性は必ずしも意味しない、というようなことを言ってごまかすが、いまだ不満げな顔をしているのである。
このオペラでは、船乗りの役をソプラノが美しく唱っている。
この作品には、紛失した一曲を含めて、九曲ものダンスが入っている。
それらの短い挿入曲は、学芸会の雰囲気をいやがうえにも盛り立てている。
いわば、高級なお遊戯、とでもいった作品ではあるが、私としては、父兄でもないのにもかかわらず、チェルシーのジョージアス・プリーストの寄宿学校に紛れ込んだような居心地の悪さを感じないわけではない。
言葉を変えて言えば、このオペラは、それほどまでに出演者、演奏家にそって書かれた職人芸としての傑作である、とも言えよう。
蛇足(コーダ):
家内についても何かを書かないと彼女が僻むかもかもしれないので一言:
(miyoshi3.jpg)
僕は、僕の曲をどのように弾いて下さっても構わない。
やっぱり、それは演奏家のなかで自分自身を新めてぶつけるわけだから、それは、僕にとって嬉しいというほかの何ものでもない。
ただね、例えば、三分十五秒にあるフレーズがあるとするでしょう。
それは、やっぱり、始まってから三分十五秒という音楽的な体験を経てきたうえでなければ、絶対に演奏できないフレーズなんだな。
その意味で、ここからここまでを取ってつなぐというやつ、あれは、どうしても、辛いね。
三善晃がレコーディングについて語った言葉である。
その通りであろう。
そして、それは、聴き手にとっても同様である。
愚妻には、これが解らない。
この人は非常に不思議な人で、私が、今は家の中が静かだから音楽を聴こう、として聴き始めると、必ず(草子地:必ずである。)、二回からトコトコと降りてきて皿洗い等をし始めるのである。
そして、音楽が一時中断された後には、どうしてそれが聴き続け難いのか、それを理解できかねるらしいのである。
多分、ソクラテスの奥方に近い人柄の女ではないか、と私は、密かに推察している次第である。
そういえば、ヘンリー・パーセルは、夜、帰宅したときに、奥方の締め出しにあって、それがもとでの肺炎で死亡した、と伝えられている。
男性は、女性よりも繊細である、ということか。
(赤字と緑字はデンマンが強調)
41-42ページ
『間奏曲集―主題なき変奏-作品 2』より
(太田将宏が会費を納めるのを忘れたので、上の記事は削除されました。)
『女3人で姦しい』に掲載。
(2017年12月6日)
デンマンさんはよく覚えていましたねぇ〜。。。
物忘れの激しいオマエと違って、僕の記憶は抜群なんだよ。。。それで、オマエが喜ぶと思って、さっそくバーロウ夫人が弾いていた ヘンリー・パーセルが作曲した《Chaconne シャコンヌ》の曲を探してきたのだよ。。。
なるほどォ〜。。。確かに、バーロウ夫人は、上の曲を弾いていたようでした。。。でも、デンマンさんは《Chaconne シャコンヌ》が曲のタイトルだと思っているようですが、実は、そうではありません?
。。。ん? 《Chaconne シャコンヌ》が曲名でないなら、いったい何なのォ〜?
「ワルツ」のような3拍子の舞曲の一種のことなのです。。。
あれっ。。。そうなのォ〜? それは、知らなかったよ。。。
シャコンヌ
(chaconne2.jpg)
シャコンヌ (仏 chaconne、チャッコーナ 伊 ciaccona、チャコーナ 西 chacona) は、3拍子の舞曲の一種。
バロック時代にはオスティナート・バスによる変奏曲の形式として盛んに用いられた。
オスティナート・バスによる類似の音楽としてパッサカリアがあるが、17世紀後半以降、「シャコンヌ」と「パッサカリア」の呼称はしばしば混同して用いられている。
チャコーナ chacona に関する最古の記録は新大陸のものであり、1598年の Mateo Rosas de Oquende のペルーの出来事を記述した詩で、舞曲の一つとしてその名を挙げられている。
当時のチャコーナは歌を伴う快活な舞曲であり、ギターで伴奏された。
多くの場合性的な含意を伴う踊り、風刺的な歌詞を持っていたようである。
そのために、しばしば公の場でチャコーナを演奏したり踊ったりすることが禁じられたが、爆発的に人気を博して、イベリア半島とイタリア半島であっという間に広まった。
このころのチャコーナの完全な例は残されていないが、セルバンテスなど同時代の文学に記述が現れている。
スペイン及びイタリア、特にナポリではコメディア・デラルテでチャコーナが用いられるようになり、特にアルレッキーノ (伊 arlecchino、アルルカン 仏 arlequin、ハーレクイン 英 harlequin) と強く関連付けて用いられたようだ。
流行
イギリスでは 17世紀後半からシャコンヌが人気を得たが、イタリアやフランスの例を踏襲するのみで、イギリス固有の様式というものは生まれなかった。
イギリスではグラウンド・バスによる変奏曲の伝統があり、大陸でシャコンヌやパッサカリアとされる曲もグラウンドと題されることがあった。
衰退と再生
18世紀後半に入ると、フランスのオペラの流れを汲む劇場作品にシャコンヌと名の付く作品が書かれはしたものの、シャコンヌの流行は急速に衰えていった。
19世紀になると、バロック音楽の「再発見」がおこり、多くの作曲家がバロック時代、とくにヨハン・ゼバスティアン・バッハの作品をモデルにしたり模倣したりして作曲するようになった。
ベートーベンのハ短調の創作主題による32の変奏曲、またブラームスの交響曲第4番の終楽章は、後期バロック時代のシャコンヌ(あるいはパッサカリア)を下敷にかかれている。
20世紀になると、パッサカリア、あるいはシャコンヌと明示的に名前の付けられた作品が多く書かれるようになる。
シャコンヌと名の付く作品はパッサカリアほど多くはないが、ジェルジ・リゲティのハープシコードのための「ハンガリアン・ロック:シャコンヌ Hungarian Rock: Chaconne」(1978)や、ブライアン・ファーニホウの無伴奏ヴァイオリンのための「チャッコーナ風間奏曲 Intermedio alla Ciaccona」などがあげられる。
シャコンヌとパッサカリアの違い
17世紀後半以降両者は混同されていき、差異は曖昧になる。
シルビガーはフレスコバルディの「100のパルティータ」がその後のパッサカリアとシャコンヌの融合の先駆であると評価している。
しかし、フレスコバルディの作品ではチャッコーナからパッサカリアへの曲想の連続的な変化などが見受けられるものの、チャッコーナとパッサカリアの違いは、調性やバス主題の観点から歴然とした区別があった。
出典: 「シャコンヌ」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
バロック時代には変奏曲の形式として盛んに用いられた、と書いてあるように、ヘンリー・パーセルが作曲した《Chaconne シャコンヌ》の曲は他にもあるのです。。。例えば次の曲のように。。。
これはオーケストラによる演奏ですが、ピアノによる古典的な演奏もあります。。。
オマエは、「現実主義者」と自称する愚か者のように、僕のブログに下らないコメントをたくさん書いたけれど、意外にも格調高いクラシックに詳しのだねぇ〜。。。
デンマンさん! あの愚か者と一緒にしないでください。。。
(cry99.jpg+starsxx.gif)
(fool962.png)
デンマンさん!
比較の対象に、こういう
クラシックの場面で
オイラのことを
取り上げないでください。
オイラは、それでなくても
ネットでは悪名高く
なっているのです。
オイラの悪い噂が更に広まったら
泣いても、泣ききれません。
(cry007.gif)
オイラのお嫁さんになる人が
この記事を読んだら
引いてしまいますよ。
■『現実主義者 馬鹿の見本』
(fool932.png)
(leo12.png)
(laugh16.gif)
デンマンさん! この男は偏差値30台のクソ大学を追い出されるようにして卒業したのです。。。オイラは天下の早稲田大学理工学部数学科を優秀な成績で卒業したのですよ。。。この男と一緒にしないでください。。。
でも、オマエも「現実主義者」のように僕のブログに破廉恥で下らないコメントをたくさん書いたじゃないかア!
デンマンさん! いつまでも昔のことを言わないでください。。。せっかく格調高くクラシックの話をしているのだから。。。
じゃあ、これからは僕のブログに下らないコメントを書き込まないように!
分かりました。。。
(laugh16.gif)
【レンゲの独り言】
(manila07.gif)
ですってぇ~。。。
あなたも太田さんや「現実主義者」さんのように、破廉恥で下らないコメントは書かないようにしてくださいねぇ〜。。。
ええっ。。。「そんな事はどうでもいいから、もっと他に楽しい話をしろ!」
あなたは、あたしに そのような命令口調で楽しい話を強要するのですか?
分かりましたわ。。。
デンマンさんは太田さんについて
しばしばコケにした記事を書いて
ネット上にアップしたので、
太田さんは次のサイトで抗議録を公開したのですわァ!
(kogiroku9.png)
■『実際の抗議録』
(デンマン注:しかし太田将宏が上の抗議録を掲載したサイトは消滅してしまいました!)
デンマンさんも上の抗議録を読んで ムキになって反論しています。
■『嘘を書く日記』
太田さんは、これに対しては反論ができないのか、それ以降 無言で通しています。
でも、そのうち 忘れた頃にまたコメントを書き込むかもしれません。。。
あなたは、どう思いますか?
とにかく、ネットには “めちゃキモい”人たちがウヨウヨしています。
太田将宏さんは、まだ良い方ですわ。
中には、まるで得意になって、愚かな事をして遊んでいる オツムの足りない人たちがたくさん居ます。
また、見かけは普通のブログでも、悪徳スパマーが手を変え品を変えて 悪徳サイトへ誘い込もうとしています。
スパムコメントで褒められると、ついついその気になって、
相手のブログへ飛んでゆき、お返しに、あるいはお礼にと思って
読者に登録してしまったりするものですわァ。
どうか スパマーの思う壺にはまらないでくださいね。
悪徳スパマーは悪徳サイトへ誘おうと
てぐすね引いて待っているのですから。。。
悪徳サイトを利用して、
メールアドレスで登録したりすると、
あなたのメールアドレスは第3者や第4者に売られてしまう危険性があります。
あなたは、そのようなスパム・コメントや 成りすましスパマーには
騙されないと思い込んでいるでしょう?
でもねぇ~、もしかすると騙されているかもよ。。。
とにかく気をつけてくださいね。
次回も、さらに面白い話題が続きます。
あなたも、どうか、また記事を読みに戻ってきてください。
では。。。
(hand.gif)
あなたが絶対、
見たいと思っていた
面白くて実にためになるリンク
■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』
■ 『興味深い写真や絵がたくさん載っている世界の神話』
■ 『現在に通じる古代オリエント史の散歩道』
■ 『見て楽しい、読んで面白い 私版・対訳ことわざ辞典』
(30june.jpg)
■ 『センスあるランジェリー』
■ 『あなたもワクワクする新世代のブログ』
■ 『ちょっと心にぐっと来る動物物語』
(godiva05.jpg)
■ 『軽井沢タリアセン夫人 - 小百合物語』
(hooker08.gif)
■ 『悪縁を切れ!』
■ 『心の平穏』
■ 『レモンと孤独な老人』
■ 『乙女の祈りと老人』
■ 『ピアノとお座敷老人』
■ 『孤独で寂しい太田将宏』
■ 『クラシックを愛すれど』
■ 『女性を愛せない老人ボケ』
■ 『ボダとキレた老人』
■ 『母という病』
■ 『日本人は嘘つき』
(satomi02.jpg)
■ 『マジでピッタリ!』
■ 『成りすまし老人』
■ 『バカな大人にならない』
■ 『成りすまし老人の告白』
■ 『だまそうとする老人』
■ 『バカの壁の増設』
■ 『ウソの雪ダルマ』
■ 『知らずの自分史』
■ 『新渡戸稲造と太田将宏』
■ 『ショーペンハウエルと太田将宏』
■ 『ホーキング博士と太田将宏』
■ 『加藤清正と太田将宏』
■ 『老人の性と太田将宏』
■ 『ノブレス・オブリージュと太田将宏』
■ 『世渡りの道と太田将宏』
■ 『フェアプレーと太田将宏』
■ 『ネット恋愛と太田将宏』
■ 『日本語と太田将宏』
■ 『坊主の袈裟と太田将宏』
(hokusai08.jpg)
■ 『葛飾北斎と太田将宏』
■ 『女の性的飢餓感』
■ 『敵に塩を送る』
■ 『虚構とウソ』
■ 『手紙と絶交』
■ 『短気は損気』
■ 『不思議な日本語』
■ 『乙女の祈りだわ』
■ 『自作自演じゃないよ』
■ 『マリリンdeアイドル』
■ 『マリリンに誘われて』
■ 『かい人21面相事件』
■ 『悪名と名声』
■ 『嘘を書く日記』
■ 『増長慢』
■ 『自然に耳を傾ける』
■ 『老人極楽クラブ』
■ 『伯母と叔母』
■ 『民主主義とロックンロール』
■ 『後奏曲集@危険』
■ 『女3人で姦しい』
■ 『クラシック鑑賞 1』
■ 『クラシック鑑賞 2』
■ 『クラシック鑑賞 3』
■ 『クラシック鑑賞 4』
■ 『クラシック鑑賞 5』
■ 『クラシック鑑賞 6』
■ 『クラシック鑑賞 7』
■ 『クラシック鑑賞 8』
■ 『クラシック鑑賞 9』
■ 『クラシック鑑賞 10』
■ 『クラシック鑑賞 11』
■ 『レゲエ@ジャマイカの夜』
■ 『クーラウと現実主義者』
■ 『紐パンミュージック』
■ 『数学と語学』
■ 『ん?ヒルデガルト』
■ 『ヨハン・バッハとアンナ』
■『センスあるランジェリー』
(byebye.gif)