デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

紙入れ

2024-08-20 02:15:39 | 日本人・日本文化・文学論・日本語
 

紙入れ

 


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デンマンさん。。。 お財布を何処かに落としたのでござ〜ますかァ~?


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いや、最近、財布を落としたことはありません。。。

でも、かつて落としたことがあるのですかァ〜?

あるのですよ。。。僕は未だにケイタイもスマホも持ってないのです。。。

スマホを持ってないと、いろいろと不都合があるでしょう?

そうなのですよ。。。ネットをやっていても、ブログやSNSの会員に登録するときにスマホの番号を入力することがある。。。スマホの番号がオプションになっていれば、登録できるのだけれど、パスワードを忘れた時にスマホに認証番号が送られるようになっていることが多い。。。そんな時には、どうにもならない。。。

それで、どこでお財布を落としたのでござ〜ますかァ〜?

スマホを持ってないから、外に出たら僕は公衆電話を使うしかない。。。その公衆電話のボックスの中に置き忘れたのですよ。。。もう諦めましたね。。。拾い主が絶対に警察に届けることがないと思いました。。。現金を抜き取って、財布はゴミ箱に捨てるだろうと。。。

それで、どうなったのでござ〜ますか?

2,3日したら、警察から電話がかかってきた。。。財布の中にカードと名刺が入っていたから、僕が財布の持ち主かもしれないと思ったのでしょう!

たくさん現金が入っていたのでござ〜ますかァ〜?

僕はたくさんの現金は持ち歩かないのですよ。。。カードがありますから。。。現金は40ドルほどしか入ってなかったので、警察までとりに行き、その40ドルは、拾った人に渡して欲しいと置いてきましたよ。。。現金よりも、カードが戻ってきたのでホッとしました。。。10枚ほどのカードの再発行の手続きを考えると、頭が痛くなりましたからねぇ。。。アメリカ映画を見ると、間違いなく現金を抜き取って財布をダンプスターに捨てるシーンが出てきますからね。。。改めて、親切で善良な人は居るものだと認識を新たにしましたよ。。。

。。。で、今日は財布を落とした人の体験談を集めたので、それを発表するのでござ〜ますかァ〜?

いや。。。実は、つい最近、桂歌丸さんの『紙入れ』という落語を聞いたのですよ。。。

 


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紙入れ

 


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紙入れ(かみいれ)は、古典落語の演目の一つ。
いわゆる「艶笑落語(バレ噺)」であり、原話は安永三年(1775年)の「豆談義」に収録されている「かみいれ」。

 

あらすじ

貸本屋の新吉は出入り先の商家のおかみさんに惚れられ、旦那の留守中に家に来るよう書いた手紙をもらう。

いつも面倒を見てくれる旦那に申し訳なく思いながらいやいや出かけていくと、酒を勧められた上、泊まっていけと誘惑される。

ところが旦那が急に帰ってきたので、慌てた新吉はおかみさんの計らいで裏口から逃げ出す。
もうやめようと決意する新吉だったが紙入れを忘れてきた事に気づく。
新吉はこの紙入れを旦那に見せたことがある上、中にはおかみさんからの手紙が入っている。

紙入れを旦那が見つけたら何もかもおしまいだと新吉は夜逃げを考えるが、まずは様子を探ろうと翌朝再び旦那の家を訪れる。
しかし旦那の様子はいつもと変わらず、元気のない新吉を心配する。

新吉が、実はとある家のおかみさんに惚れられてしまって旦那のいない夜につい…と、紙入れを忘れて逃げてきたことまでを語ると、まさか自分の家のこととは思わない旦那はあれこれと新吉を気遣ってくれる。
おかみさんも「浮気するような抜け目のない女だよ、そんな紙入れが落ちていれば、旦那が気づく前にしまっちゃうよ」と新吉を安堵させる。

旦那も笑いながら「たとえ紙入れに気づいたって、女房を取られるような馬鹿だ、そこまでは気がつかねえだろう」

 

上方でのサゲ

江戸落語では「そこまでは気が付くまいて」でサゲとなるが、上方ではおかみさんが「その阿呆の顔を見てみたいわ」と言うと、旦那が自分の顔を指差して「ここにおるで」。

 

エピソード

1940年(昭和15年)9月20日、警視庁は内容が卑俗的で低級であるとして、紙入れを含む53演目を上演禁止(禁演落語)とした。




出典: 「紙入れ」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



最近では、間男(まおとこ)なんて、あまり使いませんわよねぇ〜。。。



そうです。。。もっぱら不倫と言いますよ。。。

 



間男(まおとこ)

夫がいる女が、夫以外の男と密通すること。(→不倫)。

また、上記の密通の相手となっている男のこと。情夫(→恋人)。




出典: 「間男」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



でも、終戦までは、けっこう使われていたようでござ〜ますわァ〜。。。小説などにはしばしば出てきてます。。。

 



間男 (まおとこ)

夫の有る女の情夫。
類義語: 密男(ひそかおとこ)。

(名詞)
「何ですかい、僕の奥さんが東京で間男でもこしらえていますかい」
「いいえ、あなたの奥さんはたしかじゃけれど……」
「それで、やっと安心した。それじゃ何を気を付けるんですい」
「あなたのはたしか――あなたのはたしかじゃが――」(夏目漱石 『坊っちゃん』)

(サ変動詞) 
夫の有る女が、夫には内密に他の男と性的関係を持つ行為。
私は自分が卑怯だから、すでに自分の女房と名のつくものに、また自分の子供もある女に、お前さんも遠慮なく間男するがいい、そして私とは茶のみ友達の本当の愛人同士でいようじゃないかということは云いきれないのだね。(坂口安吾 『裏切り』)




『まおとこ』
WIKTIONATY


 



桂歌丸さんが落語の本題に入る前の「枕」で川柳で最も多く読まれているのが間男だと言っておられましたけれど、確かに次の川柳はよく知られてますわよねぇ〜。。。

 




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町内で

 

知らぬは亭主

 

ばかりなり



 



確かに、この川柳は有名ですよ。。。ちなみに、ネットサーフィンしていたら、面白い川柳の動画を見つけました。。。参考のために、ここに貼り出します。。。卑弥子さんも楽しんでください。。。

 


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卑弥子さんは、どの川柳が気に入りましたかァ!?



あたくしは次の川柳が気に入りましたわァ〜。。。




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眠れぬ日

 

ひと潮吹いて

 

夢心地



 



なるほどォ〜。。。熟女の卑弥子さんは、寂しさを持て余して ひとりエッチするのですねぇ〜。。。確かに「潮吹き」を体験した熟女は、眠れぬ日はついついムラムラして潮を吹くまで夢中になって快楽に浸り、夢心地で眠りに落ちるのでしょうねぇ〜。。。



デンマンさん、そのようなエロい解説をしないでくださいなァ〜。。。あたくしは顔から火が出るほど恥ずかしいのでござ〜ますわァ〜。。。うふふふふふふ。。。

卑弥子さん、今更カマトトぶって、恥ずかしいなんてぇ わざとらしいですよゥ。。。

失礼しちゃうわァ〜。。。あたくしにだって羞恥心があるのでござ〜ますわァ。。。ところで、デンマンさんはどの川柳が気に入ったのですかァ?

次の川柳ですよ。。。




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またうずく

 

こけしひとつで

 

夢心地



 



なるほどォ〜。。。なるほどォ〜。。。これも あたくしには共感が持てる川柳ですわァ〜。。。



卑弥子さんは、こけしに似た張形(はりがた)も使うのですかァ〜?

そのような 不躾(ぶしつけ)な質問はしないでくださいましなァ〜。。。うふふふふふ。。。

卑弥子さんは、いつまでも独身でいないで、早く結婚すればいいではありませんかア!

あの悪名高い神武君や 風俗に馴染(なじ)んだ工場労働者君のような どうしようもない男と結婚するくらいならば、一人でいた方がよっぽど幸せなのですわよう。。。

 


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『セクハラ止めない神武君』


 




『餃子と現実君と工場労働者』


 



なにも、より好んでダメな男と結婚することはないのですよ。。。



じゃあ、あたくし、デンマンさんのお妾さんになりますわァ〜。。。可愛がってくださるでしょう? うふふふふふふ。。。

あのねぇ〜、ここは公開の場ですよ。。。そんな事を言われたら、僕が困るではありませんかァ〜! 場所を考えてください! 場所を。。。!?


 


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【ジューンの独り言】


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ですってぇ~。。。

卑弥子さんは、今でも純潔を守って独身なのですわァ〜。。。

それでも、まるで乙女のように恥じらうのです。。。

ええっ。。。「そんな事は、どうでもいいから、もっと他に面白い話をしろ!」

あなたは、そのような強い口調で あたくしに ご命令なさるのですかァ~?

分かりましたわァ。。。。

では、あなたもビックリするような

忠臣蔵のとっても古い映画をご覧くださいまし。。。

なんと。。。昭和3年(1928年)制作の『忠臣蔵』ですわよう!

無声映画ですけれど、弁士の方がなかなかうまい説明をしてくださいますわ。。。

つい、引き込まれて観てしまうのですわ。。。

浅野内匠頭がどうしてヘマをしでかしたのか?

そのへんのところが詳しく映像に残っております。

観るだけの値打ちがありますわ。。。

では、どうぞ。。。

 



 

ところで、どうして小百合さんが

「軽井沢タリアセン夫人」と呼ばれるのか?

 


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あなたは ご存知ですかァ?

実は簡単な事なのですわよう。

小百合さんは軽井沢に別荘を持ったのですわ。

小さな頃から軽井沢に住むことが夢だったのですってぇ~。。。

分からない事ではござ~ませんわァ。

そもそも小百合さんが軽井沢に興味を持ったのは、朝吹登水子のエッセーなどを読んだことがきっかけだったとか。。。

現在、朝吹登水子の山荘、睡鳩荘(すいきゅうそう)は軽井沢タリアセンに移築されて公開されています。


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それで、小百合さんは軽井沢タリアセンを訪れては睡鳩荘に足を運んで少女の頃の事を思い出すのが楽しみなんですってよ。

そういう訳で、デンマンさんが小百合さんのことを「軽井沢タリアセン夫人」と呼ぶようになったのですわ。

軽井沢・雲場池の紅葉



軽井沢のイルミネーション



秋の旧軽井沢銀座ぶらり散歩



とにかく、明日もデンマンさんが興味深い記事を書くと思いますわ。
だから、あなたも、お暇なら、また読みに戻ってきてくださいまし。
じゃあねぇ~~。


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メチャ面白い、

ためになる関連記事




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■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』


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■ 『カナダのバーナビーと軽井沢に

別荘を持つことを夢見る小百合さんの物語』


『熟女下着』ジューンさんの熟女下着 June Adams 下着美人
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『センスあるランジェリー』



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ところで、平成の紫式部こと、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。

卑弥子さんの面白い話をもっと読みたい人は
下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。




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『日本のエロい文化』

『女のオナラ』

『紫式部と宮本武蔵』

『頼朝の死の謎』

『パンツと戦争』

『海外美女 新着記事』

『日本語を作った男』

『江戸の敵を長崎で』

『芸術は尻だ』

『尻の芸術』

『左翼的な下着』

『エロい源氏』

『ネット市民は見ている』


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『朝妻船』

『阿修羅を探して』

『羅漢と良寛』

『源氏エロ』

『元寇船』

『ハマガソ』

『歴史ロマン@バンコク』

『平安のキス』

『大久保独裁政権』

『愛情ゲットの呪術』

『源氏物語とおばさん』

『たこつぼ探し』

『光源氏の弟』

『勝負服』

『大伴家持の野心』

『そこが天才の偉いとこか?』


(annasalleh.jpg)

『生パンツカテゴリー』

『大衆文学』

『車中も亦臭し』

『聖徳太子の母親』

『笑える電報』

『忠臣蔵のウソ』

『天照大神@マレーシア』

『エロ@韓国』

『レオタード姿@女子大』

『美人と接吻』

『パンツに下痢』

『阿仏尼』

『楊貴妃@満州』

『ズロースを探して』

『四睡図』


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『キャドバリーチョコ』軽井沢タリアセン夫人の小百合さんが扮するゴディバ夫人 Sayuri
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